【金融の理系活躍、保険提案革新】【17卒】大同生命保険の冬インターン体験記（アクチュアリーコース）No.273（京都大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

アクチュアリーという職業に興味があった。生命保険は金融の中でも内向きであるので理系でも活躍の場があるのではとおもったから。

IR情報を読んだ。大同生命がどのターゲットに保険を売っているかを学んだ。また、無理やり自分の人生の経験から生命保険に興味を持った動機づけを考えた。

エントリーシート → 最終面接

学生一人一人が志望動機を3分以内でプレゼンするという形式で行われた。質疑応答も学生が行い、質問内容やその切り返し、質問の積極性、ESの論理性を見て合否を判断していた。

会計事務所でアルバイトをしたきっかけは？

朝から夜まで働けることと、事業内容に興味を持ったからです。いままで高専で理系一辺倒の生活だったので、たくさんバイトに入れてかつ簿記のことを学べるので、このバイトをやってみようと思いました。

普段はどんな勉強や研究をされているのですか？

あちらに見える高速道路のような橋など大きな構造物を扱う学部です。最近は構造物の劣化が新聞などで言われていますが、その対策として、公共事業費を安くする工法を開発しています。

会社に必要な保障額の算定、架空の企業に商品提案、統計の観点から保険会社拡大のための新商品開発

前半にやったこと

1日目は財務諸表をみて会社に必要な保障額の算定を行い、グループでプレゼンした。2日目は実際にお客様の属性が書かれた紙を渡されて、保険商品の提案を行い、グループでプレゼンした。3日目は実際に業者の性格診断テストを受けて性格診断を行った。

後半にやったこと

4日目は東京本社でアクチュアリーの説明を受け、商品開発のワークを行い、グループでプレゼンした。5日目は職員との座談会であった。

人事3人

なし

会社の属性から毎月多額の保険料を支払うのは難しそうだと感じ、安い保険を勧めたほうがいいと発表したが、人事の人はもしものときにそなえられるから高額なものも提案したほうがいいと言っていて、金融営業のプレースタイルを知った。

課題がなかなか難しかったので、結論を出すまでにとても頭を使った。また、即興で難しい内容の発表をする必要があるので頭の中の整理が大変であった。性格診断の際に5人に自己評価シートを書いてもらう必要があり、めんどくさかった。

アクチュアリーとはなんぞやということから、アクチュアリーのやりがいや人柄などを学ぶことができた。また、生命保険の営業方法ならびに機械で診断された自分の性格を学ぶことができた。

とくにありません。会社の基本から働き方まで教えていただけます。欲を言えば個人向けの保険を売っている会社のインターンに行っているとより違いがわかるかもしれない。

部署の中に入らせていただけなかったのであまりイメージできなかった。ただ、アクチュアリーは毎日ビルの中で計算、営業は毎日外回りで営業ということくらいはイメージできた。

保険会社は基本的にあまり頭で考えず体力勝負なところがあると感じた。また、営業は自分大好きな人が多いと感じた。アクチュアリーは頭が非常に良いかつずっと机に向かっていても苦痛でない人でないと務まらないと感じた。以上3点から

アクチュアリーはリスクの管理だけ行い人と折衝することが多いと思っていたが、実際は四半期決算に向けて財務諸表をつくることと数理的な計算という地味な作業が主だと分かったから。また資格試験を入社前にほぼ終わらせている人が多く、未経験だと追いつくのに時間がかかりそうだと感じた。

インターン参加者のみのシークレットセミナーがあり、そこから社員との少人数懇談会につながる。また、ESの内容を先駆けて教えてもらえる。

とくにありません。たぶん全員だと思いますが、勝手にプレエントリーが行われ、いろいろなイベント情報が配信されるようになります。

基本的には土木エンジニア志望であったが、もともと数学が好きだったこともあり、金融やSIer等も考えるようになった。金融の中でも保険に興味があり、損保は社風が合わなさそうだったので、生保が気になっていた。

金融機関での数理職はギャンブルの胴元のようなもので新しい商品を考えたりするものだと思っていたが、実際は地味な計算や営業の小間使いであることがわかったので、理系が活躍できる会社のほうが楽しそうだなと感じた。