1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】最初に「今日はどのように来ましたか?」と質問され、答えたら「大変でしたね」と一言だけ話した。あとは普通の面接。【他人に負けない一番の強みについて教えてください。】私の強みは、常により良い方向に向かう気持ちです。バレーボールのサークル活動を行っていました。大学生になってから所属したチームには、自分よりもうまい人がたくさんいました。チームに入ってからは、失敗をすることを恐れ、失敗をしないようにすることを主に考えていました。技術は少ししかうまくことができず、周りと比べてとても追いついているとは思えませんでした。このままではうまくなれないと思いやり方、考え方を変えることにしました。そして、自分から質問をしに行く、見て盗むなどをして新しいことに取り組むようにしました。また、新しいことを取り組む際には失敗はよくあるので、失敗を恐れない、同じ失敗を繰り返さないことを考えるようになりました。始めてからすぐに上達することはありませんが、続けることで少しずつ確実にうまくなることができました。最終的に、チームメイトにも認められる実力を付けることができました。貴社においても、この向上心を忘れずに勤めていきたいと考えています。【あなたが力を入れている学問領域は何ですか。】振動工学です。「平面に付着した半球液滴の非線形振動特性について」というテーマで研究を行っています。現在、国際宇宙ステーションにおいて、半導体や新たな医薬品の開発につながる実験が行われています。その際、液体には表面張力が重力に比べて大きく作用することで球状になります。その液滴が支持部からの振動を受けることで、開発や実験に悪影響を及ぼす可能性が考えられます。振動をなくすことは難しいため、液体における振動の影響の少ない条件で実験を行うことで、実験の精度向上につながると考えています。以上から、本研究では液滴の動的挙動について研究を行っています。実験にて、半球の水滴の固有振動数と周波数応答曲線を体積、加振の振幅を変えながら調べました。同時にその様子をビデオカメラにて撮影し確認した。結果は水滴が蒸発していくことと初期形状のわずかな違いにより変わります。そのため、固有振動数の時間変化を調べ、形状が変わらない程度の小さな加振を行い、基準を定めました。そうすると結果が安定し、共振時の液面の形状や液面での回転現象を確認することができました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】相手に伝わるように、簡潔にまとめて話すことを心掛けました。その点が評価されたのではないかと思います。
続きを読む