
23卒 本選考ES
記者部門
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Q.
記者をめざすきっかけや、記者になりたい理由は何ですか。(400文字以内)
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A.
高校で所属していた硬式野球部の先輩に女子部員のAさんがいた。規定で公式戦には出場できないが、最後の大会で助監督としてベンチ入り。貴社から取材を受け、紙面にも掲載された。その紙面を見たAさんが「報われた気がする」と心から喜んでいたことが印象的だった。文章や写真がこんなにも人の心を動かすのかと感じたこの経験が、記者を目指すきっかけである。そして、大学ではスポーツ新聞サークルに所属した。知名度の高い部の主力選手だけでなく、マイナースポーツの部に所属する選手や、「裏方」であるマネジャーや学生コーチに積極的に取材。彼、彼女らの競技にかける思いは有名選手と同等かそれ以上に感じられ、この人たちの声を届けなければ、と取材者としての責任も感じた。人から話を聞き、伝えることの楽しさとやりがいを知った。新聞記者を目指す一番の理由はその楽しさと、責任を持って社会に影響を与えることができるというやりがいである。 続きを読む
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Q.
朝日新聞社で働きたい理由は何ですか。(200文字以内)
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A.
「読者とともに考え、ともにより良い社会をつくる」という報道姿勢に魅力を感じ、貴社でこそ自分の志が達成できると考えたたからだ。中立の立場から確かな情報を提供し、問題を提起する中で、読者に思考と行動を促す報道を志向しているように感じられる。私が記者として取り組みたい「データジャーナリズムを通じて社会を動かす」ことも、貴社のデジタル機動報道部でなら達成できると考え、志望している。 続きを読む
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Q.
あなたのアピールポイントを教えてください(この数年で力を入れたことなど)。(400文字以内)
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A.
私の強みは、優れた客観性で現状を分析し、変化を恐れずに必要な行動を起こせることだ。所属するスポーツ新聞サークルでその強みを発揮した。私が主に取材していた○○は、大学スポーツの中でも注目度が高く、貴社を含む多くの一般メディアも結果を報じる。そこで、他社と比べた際の自分たちの弱みを客観的に分析した。結論付けたのは、「速報性」と「写真の質」だった。前者は、動きやすいという学生の特徴を生かして、試合終了後5分以内に速報の記事をアップすることで解消を図った。後者は、サークル内で寄付金を募ってプロ並みの機材をレンタルし、克服した。さらに、自分たちならではの強みは継続すべきだと感じ、他にはない詳細な戦評記事や選手個人の特集は例年通り行った。弱みを補い、強みを伸ばすことで、サークルの存在意義を高められたのでは、と感じている。以上に裏付けられる「客観視できる力」や「行動に移す力」が私の強みだ。 続きを読む
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Q.
2021年1月以降に朝日新聞や朝日新聞デジタルで掲載された記事、写真・映像で、評価するものをあげて、その理由を教えてください。(300文字以内)
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A.
岸田首相の所信表明演説を分析した「『分配』12回『成長』15回…所信表明の特徴を『見える化』で分析」(2021年10月8日)を評価する。現代の報道の役割を体現している記事だと感じた。演説を詳細に分析し、使われた名詞と形容詞の回数をカウントしている記事であるが、近年問題とされることもある「意図ある切り抜き」はなく極めて中立である。首相が発した言葉の回数という客観的な事実から首相の考えを伝えており、国政の今後を占う所信表明演説を報じるのにふさわしいと感じた。また、ワードクラウドを用いてデータをビジュアル化している点も読者の理解を助け、コミュニケーションを促すという点で評価できると考える。 続きを読む
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Q.
これまでの人生でどんな困難に直面しましたか。また、それをどうやって乗り越えましたか。(300文字以内)
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A.
予備校アルバイトの生徒募集リーダーとしての、「○○」への挑戦だ。「どうせやるなら」と高い目標を掲げ、9、12月末に中間目標も設定した。しかし、去年の真似をしているだけで9月末の目標が達成できず、「このままではだめだ」と一念発起。駅前でのチラシ配りやポスティング、DMの送付など量が重要な仕事を誰よりも率先して行うことで、スタッフ全体に生徒募集への意識を波及させた。その結果チラシの配布量やポスティング量は前年比1.8倍に。12月末の目標を達成し、迎えた3月末。○○となり目標を達成できた。この経験から、チームを動かし成果を出すことの難しさと楽しさを学んだ。 続きを読む
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Q.
あなた自身の好きなところと、好きでないところは何ですか。(300文字以内)
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A.
好奇心が旺盛で、様々なことに対して果敢に挑戦できる点が好きだ。予備校のアルバイトではRPAが導入され始めたが、上司である校舎長らは「面倒だ」と、積極的とは言えなかった。そこで、マニュアルを作成し共有。多くの人がその便利さに気づき仕事も効率化された。RPAに関する事前知識はなくマニュアル作成も一からだったため、多くの時間を要したが、トレンドとなりつつあるRPAにかかわれるという気持ちから楽しんでチャレンジできた。一方で、「自分でできることはすべて自分でやりたい」と独りよがりになってしまう点は好きではない。サークル、アルバイトでのリーダー経験でその弱みを痛感し、周りを頼ることの大切さを学んだ。 続きを読む