【21卒】象印マホービンの営業職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.10278（慶應義塾大学/女性）（2020/7/17公開）

志望動機、自己PR、働く上で大切にしたいこと

象印が企業としてどこに力を入れているか、何を大事にしているかをしっかり盛り込む。企業説明会でキーワードだと思ったものを入れた。

笑顔で受け答えしたこと。
集団面接なので、前に話した人と内容がかぶらないようにすること、前の人の話す長さによって自分もコンパクトにしたり、長めに話すなど調節したことが工夫点。

非常に和やか
学生の緊張をほぐすようなアイスブレイクを最初に行ってくれた。
笑いも起こるし、面接官同士も仲がよく、お互いにツッコミ合っているシーンもあった。

学生時代に頑張ったことを教えてください。

私が力を入れたことはアルバイトです。大学入学後、スポーツクラブの受付、ホテルの飲食店、歯科助手を経験してきました。中でも３年間続けたスポーツクラブの受付に一番注力しました。そこで新人研修を担当することになりました。スポーツクラブでのアルバイト経験がなかった私は不安や緊張を感じている新人の気持ちに寄り添った研修がしたいと考えていました。そこで、分からないことや不安なことをすぐに聞いてもらえるように、新人とのコミュニケーションを大事にし、言葉や指導方法など一度考えてから教えるように心掛けました。また、私の研修からだけでなく、他に人たちの仕事から学ぶこと、円滑に作業するために一緒に働く人たちの動きを見ながら自分の振る舞いを考えることの大切さを伝えました。そして接客業であるため、全てマニュアル通りではなく、会員の声やニーズに寄り添った対応ができるよう臨機応変さが重要であることを伝えました。
研修を終える頃には、新人は周りを見ながら学び、行動することが出来るようになりました。また、通常３ヶ月で新人研修修了テストを受験・合格するところ、２ヶ月でテスト合格となりました。

どこで象印を知りましたか。

私が御社を知ったのは、製品を使い始めた時です。私は大学進学のタイミングで一人暮らしを始めました。当初は高価な家電は買えず安いもので揃えていました。私は食べることが好きで、美味しい炊き立ての白米が食べたかったのですが、安価な他社製品で炊くお米が口に合わず、母親にお願いして買ってもらった炊飯器が御社の「圧力IH」でした。保温機能が素晴らしく、お米の硬さも調節でき、一人暮らしにはもってこいの商品でした。また、帰省時によくよく見てみると、祖母の家で使っている炊飯器も「極め炊き」で御社の製品でした。気づいていないところで御社製品に囲まれていました。また、実家から持ってきた水筒も何毛なく使っていましたが、それも御社の水筒でした。

笑顔で受け答えをしたこと
なかなか面接で聞かれないことを聞かれた気がしたが、慌てずにしっかりと答えられたこと

非常に和やか
笑いも起こる
本来なら3人の学生と3人の面接官だが、学生が1人キャンセルしたため急遽学生2人になった

アルバイトで稼いだお金はどのように使いますか。

私は旅行に使います。大学入学してすぐにアルバイトを初めて、夏休みなどの長期休みを利用して、北海道・東北・近畿・中国・四国・九州・沖縄と日本国内はほとんど旅行することができました。今まで訪れた中で一番印象的だったのは北海道です。食べ物も美味しく土地も広大で、また方言や建物から異国に感じました。私は旅行することで、今までみることがなかった景色や価値観に触れる経験を通してより視野を広く持ちたいと考えています。また、その土地の名産や観光から、新しい知識を得るころが好きです。今後はさらにお金を貯めて、海外旅行にも挑戦してみたいと考えています。海外では北海道以上に異文化を肌で感じられると思うので、非常に楽しみです。

尊敬する人は誰ですか。

私は尊敬しているのは母親です。私には弟がいるのですが、私と弟を育てながら家事全般をこなし、フルパートで仕事をしています。私は将来結婚し、子供ができても仕事を続けたいと考えています。今こそ育児と仕事の両立が企業努力化していますが、図と前からそれをこなしていた母親がかっこいいと思っています。また、母親は周りをみることに長けており、私が何か困っていると空かさず手を差し伸べてくれます。先回りして準備してくれている時もあります。こういった能力は社会人でも母親でも、周りと協力しことを進める上では欠かせない力だと思っています。そんな姿を間近でみていた私にとって母親は偉大で一番に尊敬する人物です。いつか私も母親のようになれるように努力したいと思っています。

対策は必要ないですと伝えられていた上に、企業オリジナルなので対策のしようがない。試験の結果は特に選考に関係が無く、性格診断のみ最終面接ではみられる。内定後に結果を返却してくれるそう。

国数英理社＋適正テスト

第一志望かと聞かれてキッパリ第一ですと答えられたこと。
他社の選考状況も嘘偽りなく答えたこと。
緊張していたが笑顔を忘れなかったこと。

非常に和やかで笑いも起こる
人事部長もいらっしゃるが、メインでしゃべることはない
面接官も私も野球が趣味ということで野球の話題で相当盛り上がった

就職活動の軸を教えて下さい。

私の就職活動の軸は、「食」にまつわるものであるか、企業や製品ブランドが確立されているか、女性が働きやすい環境か、という３つポイントがあります。私は食べることも料理することも好きなので、食べることの楽しさや素晴らしさを伝えることができる業界に身をおきたいと考えています。また、働く上でプライドややりがいを持って働きたいと思っているので、辛いことやしんどい時にまた「頑張ろう」と思わせてくれるのは企業や製品ブランドが確立されており、待っててくださるお客様がいることだと思うので、そこの重要視しています。最後に、私はいつの企業に長く勤めたいと思っているので、様々なライフイベントがあっても勤続できる環境が整っているか、という点を意識しています。

あなたにとって働くとはなんですか。

私にとって「働くこと」は、「社会貢献」と「自己成長」をすることと考えています。私は今まで自己実現のために時間と労力を費やしてきました。多くの人やもの、サービスに支えられてきましたが、自分が他人のために何かしたり提供したことはほとんど無かったように思います。社会に出て働くということは、自分が今度は誰かのために物やサービス、生活基盤を支えるということであると考えています。同時に社会に出ると困難や理不尽に悩まされることもあると思いますが、それを乗り越え、自身がひと回り成長することで社会に貢献できる価値をより大きくすることができるのではないだろうかと思っています。どうすることで相手や顧客をしあわせにすることが出来るのかということを考えて仕事に向き合っていきたいです。

１週間以内に返答が欲しいと言われました。他社もあるので、少し待って欲しいと伝えましたが、期日（１週間後）までに２回ほど電話で他社の選考状況を聞かれた。

象印は完全に人柄重視です。どのような考え方をするのか、どう生きてきたのかをしっかりみられます。また、関西色も強く、しっかり自分の意見を言えないと落とされます。なぜ象印かということも重要ですがそれ以上に聞かれたことに対して即興で受け答えできる臨機応変さがポイントだと思われます。
また、象印の社風に合うかもみているそうです。象印は3年以内の離職率が非常に低いです。象印の長くいてくれる人材か、すぐにやめたりしないかも見ているように感じました。

自分が話している最中も周りに気遣えるかが違いだと思います。最終面接までの２回の面接は集団です。決められた時間の中でいかに「自分だけが話さずにアピールできるか」です。質問に対し簡潔に話つつ、ユーモアを盛り込めたら尚良いです。

冬のインターンに参加すると早期選考に参加することができますが、早期であるため内定後の行動もスピーディさが求められます。私は第一志望の企業から内定をいただき、象印は辞退しましたが、他社の選考を待ってはくれないので、要注意。