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株式会社松浦機械製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社松浦機械製作所のレポート
公開日:2019年7月23日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
基本中の基本ですが、なぜマツウラに入社したいかはしっかりと固めておく必要があります。他県には工作機械メーカーが数多く存在し、その中でなぜここを選んだのか、その動機やきっかけは必ずといていいほど問われます。同業他社の研究は必須でしょう。そのために、1Dayインターンシップでもよいので参加しておくとよいです。なぜかというと、工場見学だけでなく、先輩社員と懇談会も実施してくれるからです。さらに、入社後に必要な力(リテラルシンキングなど)や就活の軸を考えさせてくれる内容の講習も開いてくれるからです。加えて、インターン参加者のみに来る選考案内も存在するので、インターンシップに参加することは損がないと思います。
志望動機
松浦機械製作所のもつ、顧客・社員との信頼関係を大切にする風土に強く惹かれたことがこの会社に入りたいと思った動機です。松浦機械製作所は顧客と向き合い、1つのチームとしてモノづくりに取り組むことで独創的な発展を続けてきました。また、学生時代に「誰かのために尽力する」ことにやりがいを覚え、顧客に合わせた企画からアフターサービスまで欠かさず行う松浦機械製作所であれば、その思いをやりがいにできると思いました。自分の強みである吹奏楽部での活動を通して培った「確かな信頼関係を築く力」と研究を通して培った「多角的な思考力」を最大限に活かし、信頼と実力を兼ね備えたエンジニアとして活躍することができると考えました。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
学力調査に関してはほとんど対策を行わなくても解けるレベルであった。しかし、時事問題だけは調査しておく必要がある。作文は書く内容を考えておかないと時間が足りないと感じた。
筆記試験の内容・科目
①学力調査 50分
漢字の読み書き (漢検準1級程度)、時事、世界の首都と通貨、英語 (中学レベルの並び替え)
数学(二次不等式、リテラルシンキング、場合の数)
②作文 60分 A4 1枚分 「松浦で就きたい職種とその職種に必要な資質・スキル」
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生3 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部/技術本部/経営企画部
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の方々はこちらの話しやすい雰囲気作りや話題の振り方をしてくれます。なので、自分の考えを整理して伝えることができれば十分と感じました。人間性を前に出すことが重要だと考えます。
面接の雰囲気
1人ずつ順番に聞かれる。雰囲気は非常に和やかで、笑いがたくさん起こっていた。どんな人が来ているのかを見ていると感じた。
1次面接で聞かれた質問と回答
この会社に興味を持ったきっかけはなんですか。
最初にこの会社に興味を持ったのは短期インターンシップです。会社の説明会だけではなく、就活を進める上で大切なこと(例えば、自身の人生の軸を考えることや将来設計についてのアドバイスなど)も教示していただいたことが強く印象に残りました。さらに、入社後に必要になる力(例えば、リテラルシンキングとは何か、仕事をする上のモチベーションの作り方など)も教えていただきました。これらのような「就活生に必要なこと」を親身に教示していた事が、顧客の本当のニーズにしっかりと応えるという精神を感じました。そういった精神を実際に感じた企業はほかになく、他者のインターンシップに参加し、比較するたびに貴社への興味が強くなっていきました。
大学生活を通じて得たことや学んだことを教えてください。
私は研究活動を通じて多角的に物事をとらえ、思考する力を得ました。私の研究は7人の協力者と約4時間かけて行う大規模な実験が必要なうえ、高い計測データ精度が求められるものでした。最初こそデータ精度は低かったのですが、失敗した実験データを多角的に捉えることで、実験装置の設計の甘さや準備プロセスにおける人的ミス、データ処理方法の間違いを発見することができました。それらを修正することでデータ精度が向上し、ばらつきを10分の1にまで抑えることができました。さらに、その高精度なデータを用いて執筆した論文が高く評価され、国際学会への参加にまで繋がりました。この経験から、多角的に物事をとらえ、思考する力を得ることができました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部部長/技術本部2名/社長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
なぜ松浦を選んだのかはしっかりと確認されます。どういう点で興味を持ったのか、入社してどういったことがしたいかを確実に答えられたので、その点が評価されたと感じました。
面接の雰囲気
雰囲気は非常に和やかで、笑いも起こっていた。人事部や技術部の方々もいたが、実質は社長との面談だと感じた。
最終面接で聞かれた質問と回答
自分のアピールポイント
「確かな信頼関係を築く力」です。私は吹奏楽部に所属し、低音の要であるチューバを担当しました。低音楽器は楽団の土台・大黒柱のような役割を果たす、無くてはならない存在です。その役割を果たすためには、部員から信頼される必要があると考え、2つのことをしました。ひとつは「相互理解を深めること」です。個人練習だけでなく、積極的に声をかけ、いろんな楽器と一緒に練習することで、技術的・人物的に相互理解を深めました。もうひとつは「実力をつける」ことです。1日2時間の個人練習を毎日行い、半年継続することで実力をつけました。以上の結果、低音をまとめるパートリーダー、300人が参加する演奏会の打ち上げの主催を任されるほどに信頼を得ることができました。
技術者として必要な能力は?
私が考える技術者に必要な能力は広い視野・客観性です。ひとつの問題を解決するためには、ひとつの視点から問題を観測するだけでは最適な解決策を提供することはできません。最善策を提供するためにも、広い視野を持って多角的にものごとをとらえ、客観的に評価することが重要と考えます。さらに、自分ひとりの視野では見えない死角が必ず存在します。そういった自身の死角を補うために、時には他人に頼る力も必要だと考えます。こうした力を備えていれば、ひとつの失敗から多くの解決策や改善策を生み出すことができ、困難を切り抜けることができます。こういった理由で、技術者には広い視野・客観性・ときには他人に頼る力が必要だと考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後は手渡しで内定承諾書をいただきます。その後1週間以内に判断する必要があり、他社の選考を待ってくれることはありません。
内定に必要なことは何だと思うか
福井という工業地の少ない地方で独自の技術を発展させ続けている企業だからなのか、就活生の独自性(周りに合わせ過ぎていないか)を重点的に見ていると感じました。面接や作文でも正解を求めているわけではなく、自身の考えを自分の言葉で相手に伝えることが重要です。なので、就活のための面接参考書などに記載されている答えを丸暗記するなどは全く意味がありません。これはどの企業の選考でも言えることですが、しっかりと企業研究をし、自分の考えを持って挑みましょう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の考えを持っており、それを伝えることができる人物が内定を得られると感じる。実際に周りで内定を得た人々は自分の意見をしっかりと持っており、主張できる人間が多いと感じた。極度に緊張してしまい、自分の言葉を失ってしまった人たちは落選してしまっていた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接はどんな人が来ているのかを見ている、と人事の方がおっしゃっていた。なので、落ちることはほとんどないと感じた。選考を病欠する場合、日程を延期することはできるが、推薦状の提出を求められる、他社の選考を待ってくれないなど、融通の利かない部分が多いので注意。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後に人事の方から電話があり、今の心状況について(ほかの選考はどうか、周りの就活状況は、など)お話した。
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松浦機械製作所の 会社情報
会社名 | 株式会社松浦機械製作所 |
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フリガナ | マツウラキカイセイサクショ |
設立日 | 1935年8月 |
資本金 | 9000万円 |
従業員数 | 316人 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 松浦勝俊 |
本社所在地 | 〒910-0138 福井県福井市東森田4丁目201番地 |
電話番号 | 0776-56-8100 |
URL | https://www.matsuura.co.jp/ |
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