【19卒】ニトリの冬インターン体験記（理系/商品開発合宿）No.2748（2018/4/9公開）

ペルソナ（ターゲット人物）を設定してから、「この人の役に立てる商品をつくる」という流れが商品開発の一種のやり方ということを初めて学んだ。また、いかに顧客にニーズを正確に汲み取れるかが大事になってくるため顧客接点のあるメーカーは商品開発力も高いということも学ぶことができた。

個人的にはプレゼン発表で優勝したかった思いが強かったため、もっとお客様に「これは買いたい」と思ってもらえるアイデアを準備しておけばよかったと思った。

今回のスペシャル合宿では商品開発のほんの一部のことしかレクチャーされなかったが、それだけでも十分商品開発に関する知識を習得することができた。またニトリ自体はジョブローテーションが盛んに成される企業であるため、商品開発以外の他部署の役割なども教えてもらえたことから、広く企業理解を進めることができた。

インターンの参加学生を見る限り、第一志望がニトリであると言い切れる人はほんのわずかであり、それを人事部の方も認知した上でスペシャル合宿への招待をしていた。そのことから小売業界や家具メーカーに興味がある学生だけを採用するわけではないと感じた。

志望度が上がらなかった理由としては家具に関する商品開発自体に魅力を感じられなかったことが大きいところである。ものづくり自体への興味は薄れていないが、「家具を通して人々の暮らしに貢献したい」という思いはなかなか生まれなかった。ただ、社員の方はみなさん非常に優しく、一緒に働きたいと思える方ばかりだった。

インターンシップ参加者のみの早期選考の案内がメールにて通知された。また、リクルーター面談を何度も行っている学生に関しては高確率で最終面接まで進められるということも教えていただいた。

インターンシップ参加者のほとんどは、その後早期選考の案内及びそれに伴って事前のリクルーター面談の案内のメールが送られてきた。

もともと人々の健康にプラスの影響を与えられる仕事に就きたいという思いがあり、食品や小売、製薬、医療、生保など幅広い業界を見ていた。また食品や製薬業界への志望度が特に高かったため、これらの業界に関しては誰もが知っているような大手企業しか見ていなかった。実際にインターンに参加した企業は交通費や宿泊費の補助をしてもらえるところに絞った。

ジャンルは違えども、商品開発をしたい気持ちは強いということを改めて確かめることができた、良いインターンシップだったと思う。そして、ニトリのように家具づくりを通して人々の役に立てる仕事ではなく、興味が非常にある食品の商品開発を通して人々の健康に役に立てるような人間になりたいと決意することができた。そのため志望企業を一気に絞ることができた。