【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事部長【面接の雰囲気】東京支社で行った。社長室のような重厚な雰囲気も相まって、面接官の印象は堅い人。ただ、話が進んでいくにつれ、フランクな口調で話しかけてくれたり、時折笑いも起こった。ESに沿って、アナウンサーとしての素質を確かめているように感じた。【自己PRを30秒でお願いします。/なぜアナウンサーを志望するのですか。/他局の進捗を教えてください。/なぜ落ちてしまったのだと思いますか。アナウンスの練習は、具体的にどんなことをしてきましたか。】野球場に足を運び、選手の練習風景や紅白戦を実況し、練習しています。私には野球を本気でプレーした経験がないため、ルールや用語が曖昧なところがあります。弱点を補うためにも、実際に球場の雰囲気を感じ、自分で感じたことを言葉にしてみるのが一番だと思い、今でも行っています。雨が降り、練習や試合が中止になってしまった場合は、インターネットで過去の中継を観て、無音の状態で一人で喋る練習もしています。そこで気付くのは、思ったことを瞬時に言葉にする難しさと、球場を広い目で見ることの大切さです。野球は、プレーとプレーの間が長いため、その間隔を喋りでつなげなければなりません。特にラジオの場合は、アナウンサーが喋る行為をストップさせてしまうと、聴取者は不思議に感じてしまいます。何が起こったのかを目で確認できない人たちのためにも、思ったことを言葉にする瞬発力を身に付ける必要があると思い、出来る限り自分で練習するようにしています。【キックボクシングの魅力は何ですか。/何が一番の醍醐味ですか。/キックボクシングで一番辛かったことは何ですか。】私よりも10cm身長が高く、10㎏以上体重の重い選手とスパーリングをしたことです。猪の突進の如く重いパンチが顎を捉えると、たちまち衝撃が頭に伝わり、脳を揺らします。何が起こったのか分からないこの状況でも、スパーリング中なので当然次の技が私を襲います。こうして立てなくなるくらい追い込まれた経験が、私を強くしました。悔しさが痛みを上回り、何度も涙を流しましたが、規定通り3分3ラウンドを戦い、満身創痍で帰ったことは一生忘れません。たとえ相手が怖くても、相手の方が有利でも、逃げずに向き合うことで、味わったことのない達成感を味わうことが出来ます。同時に、こうした相手と戦わないと学べない自分の弱点も知りました。「苦しいこと」は何かを掴む最高の機会であるということを学びました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】一次面接ですが、内容は盛りだくさんでした。東北放送に関する質問と言うよりも、私のパーソナルな部分に関する質問がかなり多かったので、過去の経験や感じたことなどから私の分析をしているようでした。辛かった経験やアナウンスの練習に関する質問に回答した際、深くうなずいたり、話が広がったりしたので、上手く伝わったのだと思い安心しました。
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