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DIC株式会社 報酬UP

【18卒】DICの技術職(研究開発)の面接の質問がわかる本選考体験記 No.2537(埼玉大学大学院/女性)(2017/12/6公開)

DIC株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2018卒DIC株式会社のレポート

公開日:2017年12月6日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職(研究開発)

投稿者

大学
  • 埼玉大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • DIC
  • 日鉄ケミカル&マテリアル
  • TANAKAホールディングス
入社予定

選考フロー

企業研究

企業研究で行ったこと:学内説明会、OG訪問、会社説明会、内定した先輩のES。説明会から、DICは常に何か新しいことに挑戦しようとしている企業だという印象を受けた。そのため、入社後やりたいことについて聞かれた場合に、「XXという製品に携わりたい」などではなく、「XXという技術を活かして、XXという製品を作りたい」など新しいことに挑戦したいという姿勢をみせようと思った。そのような回答をするために、DICがもつ技術と製品をかなり細かく知りたかったので、企業HPの製品紹介の部分を読み込んだ。また、DICはグローバルをおしている会社なので、海外志向については必ず質問される。なので、海外のどこに展開しているか、そこで何をしているかは必ず知っておくべき。

志望動機

私は、様々な色に光る機能性金属錯体の研究がきっかけとなり、「色」を取り扱う仕事に興味を持っています。そのため、インキ・有機顔料において世界トップシェアを誇る貴社に大きく惹かれました。また、貴社は、全社員から新しい研究テーマの募集を行うなど、常に新しい可能性を探索し続け、その結果幅広い事業展開を行っています。この環境は、幅広い知識を身につけ、それを融合させることで新しい技術を生みだしたいと考えている私にとって非常に魅力的です。貴社に入社後は、これまで培った光学的知識を活かしたファインケミカル事業で研究開発を行いながら、常に技術を何か別の分野に応用できないか考え、貴社の事業領域を拡大させたいです。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

筆記試験 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

筆記試験対策で行ったこと

英語と一般常識については、SPIとTOEICの勉強程度しか行っておらず、この筆記試験のための対策は特にしていない。

筆記試験の内容・科目

英語と一般常識(両方ともDICオリジナル)が一時間程度行われる。その後、「DICに入社して何か新しい製品を生み出すとしたら何か」というテストが一時間程度ある。これは、DICがどのような技術を知らないとかけないため、企業研究していることが必須。また、発想力も問われる。

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
40代くらいの技術職の方
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

会話が成り立つことなどの基本的なことはもちろんとして、新しいことに常に挑戦したいと考えている点、何事にも積極的に挑戦している点を評価されたと感じました。

面接の雰囲気

第一印象は怖かったが、話すと和やかな雰囲気だった。質問は、提出した短い履歴書に基づいて行われ、性格面などについて気になったことをフランクに聞いてくる。会話のキャッチボールが成り立つか見ているように感じた。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究以外で頑張ったことは何ですか

研究以外で頑張ったことは、映画館でのアルバイトです。その中で私は「新しい仕事を積極的に覚えること」に注力してきました。その理由は、①社員の方とアルバイトとの仕事量の差を減らしたいと考えたため、②新しいことが出来るようになると自分が楽しいためです。新たな仕事を任されるためには、まず社員の方に自分を信頼してもらう必要があると考えました。そして、社員の方の予想より一歩先をいく仕事をし、悪い事実もすぐに報告するよう心掛けました。また、社員の方に積極的に話しかけ、自分ができる仕事はないか常に考えました。その結果、納品書管理や週ごとの売上報告、舞台挨拶のお伝いといった仕事を任せてもらえるようになりました。

自分を突き動かす情熱の源は何ですか?

自分を突き動かす情熱の源は、「自己成長」です。例えば、研究において、私は自分の研究成果を国際学会で発表することを目指しました。この理由は、海外での発表を経験することで研究者として大きく成長できると考えたためです。そこで、必要なデータを揃え、研究意義や今後の展望についてまとめました。また、研究室の先輩に添削して頂きながら、英語で研究概要を書き進めました。そして、まとめた研究成果と作成した研究概要を指導教授に見せに行きました。その結果、良い研究成果を出したことと意欲が高いことを指導教授に認めてもらい、今年の7月に開催される国際学会に参加することが決定しました。この経験を通じて、根拠と熱意のある行動は周りを巻き込むことができ、その結果目標を実現できることを学びました。

2次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
部長クラスの技術職2人、部長クラスの人事1人
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究のプレゼンテーションがわかりやすかった点。文系の人でもわかるように説明することを心掛けて発表した。また、発表の態度も「慣れているね」と言われたので、堂々としていた点も評価されたと思う。

面接の雰囲気

人事の方はとてもやさしい雰囲気だが、技術職の人は少し怖そうな第一印象を受ける。技術面接なので、技術的なところを深く掘り下げられる。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたの研究テーマについて分かりやすく教えてください。

私は、「酵素のモデル錯体の合成と反応活性制御」をテーマに研究を行っています。酵素とは、生物が持つ金属錯体であり、ある物質を別の物質に変換する性質を示します。その一つとして、酸素と反応して一酸化炭素(CO)を生成する酵素があります。COは低濃度では血管拡張作用を有するため、この酵素は高血圧や脳梗塞の治療薬として期待されます。一方で、COは高濃度では人体に有害であることが知られています。したがって、この酵素を医薬材料として応用するためには、CO生成量の制御、すなわち、その反応活性の制御が求められます。そこで私は、酵素のモデル錯体を合成し、その反応活性の制御を目指しました。その結果、置換基を導入することにより、容易に反応活性を制御することに成功しました。また、この結果から、反応活性に影響を与えている因子の一つを見出し、世界初の知見を得ることに成功しました。

学生時代において、直面した最大のピンチ(窮地)は何でしたか?それをどのように乗り越えましたか?

学生時代において直面した最大のピンチは。「自分の研究成果と同様の論文が発表され、それまでの研究目的を失ったこと」です。そのとき私は、このピンチを「目的化合物の新たな可能性を切り拓くチャンス」として、前向きに捉えるよう心掛けました。そして、目的化合物を別の視点から注目することで、新たな研究目的を見出そうとしました。そのために、関連する研究の論文や本などを読み漁り、研究室の先輩やOB、他研究室の教授と進んでディスカッションを行うなど、何か新たな発想はないか探し歩きました。その結果、目的化合物の有する特性が医療分野に応用できることを見出し、新規治療薬としての発展が期待される機能性材料の開発に成功しました。

最終面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官4
面接時間
20分
面接官の肩書
役員(技術2人、人事2人)
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

何事にも正直に一生懸命に話した姿勢が評価されたように感じた。また、新しいことに挑戦したいということに一貫性があったこともよかったのだろうと思う。

面接の雰囲気

面接官は皆さん温和な印象だった。最終面接だったので、学生が緊張しているだろうとのことで、それをほぐすような雑談があった。

最終面接で聞かれた質問と回答

他社の選考状況と内定が出たらDICにきてくれるか

他社の選考状況については正直にお話した。その時、内定している企業が一社、最終面接が一社あったのでそれをつたえた。内定している企業よりは、DICに行きたい、けれども、最終面接を控えている企業(情報機器系)については、どちらもいい点があるので迷っていると言った。DICは化学系で自分の知識を直結させられるが、もう一社の方であれば新しい知識が得られ、新しいことに挑戦できるという長所があり、双方が良い点があるので迷っていると伝えた。また、もう一社が受かっていた場合どうするか、と聞かれたが、もう一社の最終面接を受けて、いくつか疑問に思う点を質問し、その回答を踏まえて吟味したうえで、どちらに入社するか決定したいと伝えた。

どういう軸で企業選びをしているか

私は、「常に新しいことに挑戦しているか」「将来営業職につけるか」「グローバルな展開をしているか」という三点を軸に企業選びをしています。「常に新しいことに挑戦しているか」を軸の一つにしている理由は、自分の研究において論文を先に出されてしまった経験を通じて、これが非常に重要だと痛感したためです。また、「将来営業職につけるか」という点については、私が人と関わるのが好きで、何事もやってみないとわからないと感じており、技術職でなく営業職などにも挑戦してみたいと考えているためです。最後に、「グローバルな展開をしているか」を重要視しているのは、工業のボーダーレス化が進む現代において戦う相手は世界ではないと生き残れないと感じているためです。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定をいただいた後、推薦状の提出を求められた。また、なるべく早く入社意思を確定させるように迫られた。他の企業の面接があったので、電話で何度も入社意志決定の期限を延ばして頂いた。

内定に必要なことは何だと思いますか?

人柄など研究以外の面:DICは、さまざまな個性をもつ人を求めています。なので、自己分析を念入りにして、自分のうりはなにか、一貫した強みをもっておくべきだと思います。また、その強みを、具体的にDICに入社したらどういったところに活かせるかまで、落とし込むことが必要です。研究面:10分間の技術面接が肝です。10分もあるので、普段発表慣れしているかなどがでてくると思います。そして、そういった点から、普段真面目にやっているかを見ている気がします。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

明るく楽しそうに話す内定者が多いです。それから、ほぼ全員が研究に対して真面目に、自分の考えをもって取り組んできていると思います。英語力はない人も多いが、それをカバーできるだけの社交性がある人しかいないと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

冬の1デイインターンに参加すると、選考が1~2週間程度早まる。選考が早いとおそらく内定が出やすい傾向があると思うので、インターンには絶対参加するべきだと思う。ただ、選考がはやいと、内定が出てからは推薦状の提出と入社意志の確定をすぐ求められるので、他社の選考を続けたい場合はそれに対応する交渉力や精神力が必要です。

入社を決めたポイント

入社を決めたポイントを教えてください。

  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

日鉄ケミカル&マテリアル株式会社

迷った会社と比較してDIC株式会社に入社を決めた理由

いちばんの理由は、面接やOG訪問などで出会う社員さんがみなさん魅力的であり、一緒に働きたいと思ったから。あとは、給料や待遇、福利厚生が良く、経済面でも安定できそうだった。また、勤務地も関東圏内の可能性が高いとのことで、関東で勤務したい自分にとっては最適だった。あとは、事業内容の展開の広さも魅力的だった。はば広い事業内容を展開しているため、事業に安定感があり、将来つぶれたりする可能性が低いとかんじた。

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DICの 会社情報

基本データ
会社名 DIC株式会社
フリガナ ディーアイシー
資本金 300万円
決算月 12月
代表者 日下雅章
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目7番20号

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