- Q. 志望動機
- A.
株式会社KADOKAWA KEY‐PROCESSの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒株式会社KADOKAWA KEY‐PROCESSのレポート
公開日:2018年9月11日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 宣伝職
投稿者
選考フロー
企業研究
企業研究で行ったこと→説明会参加。とても事業領域が広い会社なので、説明会で聞いた内容やパンフレットは最後まで役に立ちました。
具体的に調べておいて役に立ったこと→事業領域。広すぎるので具体的に調べる必要あり。会社が今後何をしようとしているのかという部分(特にエンタメ業界は流れが速いので)もカドカワ関連のニュース等から読み取る必要があります。また、カドカワがどの地域に展開していて、どこには展開していないのかなど、事業展望についても理解すると良いと思います。
もっと調べておけば良かったこと→出版業界について(ゲーム、映画業界として見ており、出版分野の志望はしていなかった)。
有益だった情報源→パンフレット、みんしゅう、就活会議の速報(かなり詳しく面接内容が載っています)
志望動機
幅広いコンテンツを広く展開できる御社に強く魅力を感じたからです。私はこれまで、ゲームや映画、本、アニメやコミックなど幅広いエンタテインメントに触れてきました。そのような点から、エンタテインメント業界への就職を希望しておりますが、映画業界やゲーム業界といったように、ひとつの業界に絞ることで、自分自身の可能性を狭めたくないという強い思いがありました。しかし御社は、ひとつのコンテンツを新たなエンタテインメントへと発展させていくメディアミックスのビジネスを展開しているからこそ、自分自身の可能性を狭めることなく、将来性や可能性のある様々なビジネスに、自ら挑戦していけるはずだと考えたために志望いたしました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 若手の宣伝・営業
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
集団面接であったので、質問に対してきちんと答えられるかを見られていた。あとはエンタメ業界への幅広い興味を持っているかも見られているようだった。また、「営業・宣伝」志望でも、そこから部署が枝分かれしていく(採用サイト、パンフレットを見れば載っています)ので、自分が行きたいと思う部署を1次面接の時から考えて言えるようにしておく必要があると思います。「営業がやりたい」と曖昧に答えていた就活生は落ちていました。
面接の雰囲気
優しそうな男性。「メディアミックスが~」などカドカワに関連した話をするたび、「そんなわざわざ調べて下さって…」と謙遜するなど腰の低い方だった。しかし質問が鋭く、幅広い分野に関する質問を投げかけてきた。
1次面接で聞かれた質問と回答
営業・宣伝職志望の中でも、具体的に何がやりたいのか。志望する部署などはあるか?
営業・マーケティングの中でも、宣伝部に興味があります。正直どのコンテンツに携わりたいかに関して、先程述べたように様々なエンタメに愛着があるからこそ、一つのものに絞ることは出来ません。しかし、これまでゲームや映画に触れてきた中で、消費者に触れてもらえない、あるいは消費者が見つけることができないエンタメ作品が多く存在することを知り、作り手と受け手間のズレにもどかしく感じる機会が多くありました。その経験から、人によって「作られた」コンテンツを背負うことで、人に「届け、触れてもらう」というエンタメの宣伝業務に強い興味を抱きました。作品を介して人と人を繋げる「架け橋」になることで、多くの人が笑顔になれるような環境を作りたいです。
宣伝部を志望する上で、どのような視点が大切だと思う?
二つ考えられます。一つ目に、「常に人の目線に立って考えること」が必要になってくると考えます。コンテンツのプロモーションは、消費者が作品に対して抱く印象を良くも悪くも簡単に変える力を持っていると考えております。その点で、多くの人の思いが込められたコンテンツの「一生」をも決め兼ねないとも思っております。だからこそ、制作に携わる人から消費者まで、全ての人の目線に寄り添ってコンテンツを広く展開していく姿勢が必要であると考えました。二つ目に、「今世の中では何が起こっているのか」を理解することが大切になって来ると考えます。情報の魅力をそのままかつ素早く発信しなければならないプロモーションだからこそ、今世の中では何が流行っていて、生まれているのかといった情勢を把握し、それに合ったプロモーション展開を考えることが必要になって来ると考えます。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 中堅宣伝(2次)、年次高めの営業(3次)
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
プレゼンに関して厳しく突っ込まれはしましたが、それでも詰まらないようにしっかりと受け答えを行いました(面接自体の雰囲気は和やかです)。その点が評価されたのだと思います。2次3次はかなり面接時間も短く、かつ志望理由や強みといった普通の質問はほぼされませんでした。そのため、いかにプレゼンに関した質問で自分自身をアピールできるかが重要になって来ると思います。
面接の雰囲気
広い部屋で1:1だったので初めは緊張した。私が受けた時は1次面接(集団)→2次(好きなものをプレゼン+プレゼンに関連した軽い面接)→3次(新しい企画のプレゼン+プレゼンに関連した軽い面接)→最終面接だったが、プレゼン中は特に緊張した(プレゼンは一方的に話す感じになるので、面接官がこちらに興味を持っているのか読み取れず不安だった)が、その後はカジュアルな感じで面接が進んで行ったので、特に心配する必要はないと思う。総括して面接官は皆優しかったし、人事の方の対応もとても良かった。
2次面接で聞かれた質問と回答
ゲーム雑誌が好きなようだが、何を読むのか。なぜそれが面白いのか。(2次)
好きなゲーム制作者のコラムが多く載っているために、『電撃PlayStation』をかなりの頻度で購入しています。面白さとして、読者の投稿欄やゲームの攻略内容だけではなく、ゲームに関わる開発者と言った作り手へのインタビューやコラムが多く載っている点が、他のゲーム雑誌とは違い良いと思っております。
※2次は「自分が好きなもの」に関するプレゼンで、私はゲームを題材にしました。雰囲気はカジュアルでしたが、質問は矢継ぎ早に飛んできました。なので淡々と答える必要があると思います。質問も、こちらの回答やプレゼンの内容から展開していくもので、悪く言えば対策不可能だと思います。その分、プレゼン内容をしっかり煮詰めていけばいいと思います。良く見せようと知識の浅いものを扱うよりも、純粋に自分が好きなコンテンツのプレゼンをすればいいと思います。
カドカワってどんな会社だと思う?(3次)
幅広いコンテンツを展開している会社だと思います。その点で、マンガから映画、コミックスやゲームなど、幅広いエンタテインメントを子供から大人まで、国籍問わずに多くの人の心に直接届けることができるのがカドカワだと思っております。そして、扱うコンテンツが多いからこそ、挑戦できる土台も広く整っているため、今後さらに展開し続けていけるはずだとも思っております。
※3次は「カドカワの新規事業企画」についてのプレゼンでした。カドカワをテーマとしたテーマパークを開くというプレゼンをしたのですが、マンガや映画、アニメなど幅広いコンテンツを詰め込みすぎた点が少し悪かったようで、上記の質問をされました。3次も2次と同様にプレゼンをし、その後プレゼンに関する質問をされるという流れであったため、対策等は不可能だと思います。ただ、3次はかなりプレゼン内容を練っていかないと厳しく突っ込まれると思います。私自身もそうでしたし、他の就活生の話を聞いてもそのようでした。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生5 面接官9
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
分からないが、雰囲気だと思う。一人当たりの回答時間がとても短いため、いかに短い時間内で自分自身の雰囲気を出せるか、会社と合うかどうかを汲んでくださったのかなと感じた。人数も多いため、圧倒されないことが大切だと思う。
面接の雰囲気
学生側も面接官側も人数が多く、かなり緊張感がありました。一人当たりの発言回数もとても少なかったです。
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代、何に力を入れたのか。
アルバイトに力を入れました。喫茶店激戦区にてアルバイト先のカフェは知名度の低さに悩んでおりました。そこで、店を通じて多くの人を笑顔にしたいという想いから「店を改善し知名度を上げよう」という目標を掲げ、ウェブサイトに記事を投稿したり、勤務地近くの出版社や印刷所と交渉し、フリーペーパーやコースターを作成、配布するなど、様々な企画を自ら提案・実行しました。その結果、1年目は6万円だった1日の売上も、今では13万円までほど伸び、メディアの取材も国内外問わず受けるような大人気店に成長させることができました。この経験から、人の日常を彩り、笑顔になれるようなキッカケを提供することのやりがいや楽しさを学びました。
自分自身の長所と短所は?
私の長所は、何事にもまず挑戦してみるところです。アルバイトでの知名度向上のための広報活動や所属しているゼミの広報リーダーなど、「やってみたい」と決めたことには率先して挑戦致しました。このように、今までやったことがないことや結果がどうなるか分からないことでも、常にチャレンジ精神を持って取り組みました。一方で、私の短所は、挑戦しすぎたために躓いたり、悩んでしまうことが多々あるところです。行動していく上で「本当にこの進め方で良いのか」、「失敗しないだろうか」と不安になることがあります。その際には一度立ち止まり、冷静になって物事を見返し、周囲の人と協力したり、丁寧に解決策を考えて進めていくことで対処いたしました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定連絡をいただき、そのまま辞退してしまったので分かりません。ですが就活していた中で一番に感じの良い企業でした。申し訳ない気持ちで一杯です。
内定に必要なことは何だと思うか
エンタテインメント業界を中心に就活してきましたが、共通して言えることとして、その企業のファンやオタクであることを前面に押し出しては駄目だと思います。エンタテインメント業界はこちらも含めて2社から内定をいただきましたが、(悪い言い方ですが)どちらとも私自身そこまで思い入れの無い企業でした。一方で、どうしても行きたかったエンタメ会社は面接中に熱が入ったせいか落ちてしまったし、適度な距離感が大切なのだと思います。ファンであることが悪なのではないし、ファンとして培った知識は入社後必ず役に立つと思うので、就活期間中だけは「ファンとして何がしたいか」ではなく、「ファンや会社のためにビジネスとして何をしたいか」を強くアピールしていけばいいと思います。
また、カドカワは事業領域は広いといっても、その中で自分が特にやりたいことを意識し、それを面接で話すことができれば大丈夫だと思います。その分企業研究をしっかりと行うことが内定に繋がると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定が出る人→様々なエンタテインメントに興味を持っている人。自分の考えを言葉で伝えることができる人。(営業・宣伝に限り)コンテンツを背負い、作り手と受け手を繋げるという責任を自覚できる人。
内定が出ない人→受け手、ファンのままでいる人。
面接中は繰り返し「縁の下の力持ちとして作り手と受け手を繋げる架け橋になりたい」と言っていました。ビジネスとしてエンタテインメントに関わる上で、そのような意識を持った人が好まれているのだと思います。「カドカワのコンテンツが好きで、それを広めたい」という志望理由も良いとは思いますが、志望者のほとんどが同じくそのような理由だと思います。なので、「ファンだから関わりたい」のではなく、「ファンのために関わりたい」という違う立場で考えてみると良いのだと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
企業研究がとても大事。特にそれが3次の「カドカワの新規事業企画」プレゼンに関わってきます。また、説明会は冬のインターンシップにエントリーしている人から優先的に案内されるので、インターンに行く気が無くてもエントリーして、マイページのIDを発行しておいた方が良いと思います。あとはあくまで出版会社であるということ。辞退理由にも繋がってしまいますが、若手はほとんど編集職に就くということを仄めかされたため、私は辞退してしまいました(ゲームか映画に関わりたかったため)。
内定後、社員や人事からのフォロー
辞退したため不明。しかし、(これも何度も書きますが)とても感じのいい人事の方&面接官の方ばかりでした。学生のことを大切にしてくれていました。
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KADOKAWA KEY‐PROCESSの 会社情報
会社名 | 株式会社KADOKAWA KEY‐PROCESS |
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フリガナ | カドカワキープロセス |
設立日 | 1954年4月 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 4,330人 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 伊藤正人 |
本社所在地 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目13番3号 |
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