21卒 インターンES
総合職(編集)
21卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
「KADOKAWA」で思いつくコンテンツ名を教えてください。
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A.
ダ・ヴィンチ,『天気の子』『未来のミライ』『バケモノの子』など映像作品の原作小説,ユージニア 続きを読む
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Q.
あなたの心に残っている、深く刺さった、揺さぶられたエンタテインメントのジャンルとタイトルをできるだけ多く記入してください。
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A.
映画・ルミエール兄弟のシネマトグラフ、カッコーの巣の上で、ライフ・イズ・ビューティフル,ニュー・シネマ・パラダイス,最高の人生の見つけ方,ショーシャンクの空に,十二人の怒れる男、羊たちの沈黙,グリーンマイル,いまを生きる,タイタニック,キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン,あん、october sky、千と千尋の神隠し、もののけ姫、火垂るの墓、the imitation game、サマー・ウォーズ,十階のモスキート / 演劇・ゲゲゲの先生へ、キャッツ、ウィキッド、リトル・マーメイド,テラ(F/T18) / 音楽・back street boys、lady gaga、松任谷由実、大江千里、秦基博,earth wind & the fire、ワンオク、海外ドラマgleeで使用された洋楽全般、千と千尋の神隠しのサントラ(特にdragon boyと六番目の駅)/書籍・夢水清志郎シリーズ、中庭の出来事、ユージニア、六番目の小夜子、麦の海に沈む果実、三月は深き紅の淵を、舟を編む、OUT、本を読む人のための書体入門、記憶に残るブック&マガジン、All Small Things、あかるい箱、こっそりどこかに、人魚の眠る家、カンブリア宮殿 就職ガイド、格闘する者に○、インシテミル、ジョゼと虎と魚たち、殺人出産、罪の声、妊婦アート論、注文の多い注文書、砂漠 / 雑誌・POPEYE、&Premium,BRUTUS,ダ・ヴィンチ,ディズニーファン,CanCam,JJ,25ans,illustration,美術手帖,アイデア / アニメ・ディズニーの蒸気船ウィリー、名探偵コナン / マンガ・坂本ですが?,鬼灯の冷徹、名探偵コナン、聲の形,荒川アンダーザブリッジ,聖☆おにいさん,中村工房,王様ゲーム/ゲーム・人狼オンライン,ツムツム,マリオカート,2048 続きを読む
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Q.
文芸編集者に興味を持ったきっかけ、なりたい動機を教えてください。
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A.
まず,好きな作家の一番近くでコンテンツが生み出される過程の助産婦的役割を担いたいと考えた。何故なら,自身が文芸から受けた恩恵は計り知れず,現代社会において軽視されがちな人間ならではの想像力を社会の人々に幅広く問う立場に身を置き,クリエイターを支えたいからだ。次に,箕輪厚介氏の講演会に参加し,編集行為の汎用性・応用性の高さに気がつき,編集者として情報氾濫社会の交通整理役の役目を体現したいと考えた。 続きを読む
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Q.
文芸編集者になったら実現したい企画を2つあげてください。特定の作家にこんな内容の作品を執筆させたい、あるいは新たなジャンル創出やシリーズの起ち上げなどできるだけ具体的に提案してください。
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A.
1,旅や街歩き,アルコール摂取が大好きな恩田陸さんに,いしいしんじ氏による「その場小説」を踏襲した即興執筆をしてもらう。リアルイベントを起点とし,後日に書籍やMOOKが作成される流れ。不特定多数が集まる交通機関やバー,本屋,ZINE制作及び交換ができるスタンド(F/T等と連携する)で開催し,そこでの人々の交流を元にした半空想小説を作る。後日談として参加者とのトーク会を行い,ZINEとして配布。 2,菊地浩平氏と恩田陸さんによるコラボ作で,ドールハウスでの恋がテーマ。バチェラーやテラハを観ながら友人同士でする会話が基軸となるイメージ。その内容を「紙のラジオ」(ananの連載)のような構成に落とし込む。菊地氏の人形学の知見を元に恩田さんが「見る・見られる」の多重構造化したキャラ関係を描く。ドールハウスの住人,家の住人,読者が3層構造を成し,随所で社会問題にも言及するリアリティ溢れるフィクション。 続きを読む
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Q.
過去1年以内にプライベートで読んだ書籍のタイトルとその感想(大学の課題等は除く)について5冊教えてください。
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A.
麦の海に沈む果実 まるで不思議の国のアリスとハリーポッターが融合したような学園物語。しかし,その世界は日の当たる社会から隔離された無機質なシェルターに過ぎず,大きな歪みを伴っている。性や死,記憶を超越した校長・生徒が校内で交わす言葉は,意味深なものばかり。全てが靄に包まれている。謎解きをしている筈なのに,いつの間にか読者の脳内も黒い紅茶で洗脳されている…ような感覚に陥ること間違いなし! 本を読む人のための書体入門 これは本を読まない人にこそ,手に取ってもらいたい一冊だ。多くの人は,文字は認知し理解するための情報媒体だと考えているだろう。しかし,「フォントを記憶で味わう」と言い換えれば大分印象が変わるかもしれない。書体を目にした時の感覚や思い出に敏感になることで,本との新たな出会いや楽しみ方が広がるはず。これでみんなも書体敏感肌(2019年1月 BRUTUS 危険な読書 特集より引用)。私は精興社書体が好き。 表現したい人のためのマンガ入門 しりあがりさんがこんなにも論理的で明快な文章を書かれる方だとは…!! しりあがりファンやマンガ好きでなくとも,素直に興奮できる珍しい新書。表現者である自身のスタンスの客観分析に加え,コンテンツビジネスの在り方にまで言及した盛沢山の内容だ。クリエイターワールドの奥深さや,時たま感じるであろう歯痒さを追体験できる意味でも,メディアやコンテンツ産業に将来身を置きたいと考えている学生諸君は必読の一冊だ。 ねほりんぱほりん ニンゲンだもの フォントや段組み,配色がやけに良い雰囲気だと感じ,奥付を見ると,案の定寄藤文平氏のBD。ひとまずそこで小躍りした。本家の番組を見ていたおかげで,MCとゲストの対話文を脳内でビジュアル化しやすく,同じコンテンツを映像と文章で二度楽しむスタイルもいいもんだなと感じた。巻末の番組秘話から学んだのは,やはり人々が面白いと感じ,心を動かされる作品の背面は大人達の壮絶な苦労と汗で塗り固められているということ。 夢幻花 スポーツ,原子力,植物学…様々な分野が交錯して織り成されるストーリー展開は,我々の興味の幅を格段に広げてくれる。多数の伏線を丁寧に回収しながらも,犯罪者に対して単なる悪者という烙印を押さず,人間性が丁寧に描写されている点にも感服した。作中では読む際に詰まる箇所が一部あったものの,最終場面の「負の遺産」と個々の人間の運命に関する伊庭孝美の言葉は,社会そのものを反映しているように感じられた。 続きを読む