【損保業界の挑戦者】【19卒】三井住友海上火災保険の夏インターン体験記（文系/MSインターンシップ Premium）No.2327（早稲田大学/男性）（2018/4/10公開）

損害保険業界に関しての見聞を深めるにあたって、３メガ損保と呼ばれる業界のリーディングカンパニーのワーク形式のインターンシップに参加することが有用であると考えた。選考フローもそこまで大変でなかったことも理由の一つ。

ESが一次選考で二次選考はグループディスカッションであったが、ESは自身のこれまでの活動から損害保険業界に興味をもったことの動機を具体的に記入し、社会人に添削してもらった。グループディスカッションについては、事前情報で抽象的な議題が出させるということだったので、業界知識を増やしたりというよりも、当時のメンツを見て、どのような立ち回りが適切か考えて選考にあたった。２つに対立する形のディスカッションだったが、妥協点を探る方向に全体をリードした。

損害保険の業務内容(損害サービス、営業)、今後の社会の変化に対して新たな損害保険を開発・提案せよ

前半にやったこと

損害保険のビジネスモデルや、営業や損害サービスの具体的なケーススタディ、その内容のプレゼンが毎日午前と午後に一回ずつあった。グループワークとプレゼンを毎日繰り返す形であった。

後半にやったこと

４日目の午後に最終日のプレゼン内容が発表され、社会の変化に対して新たな損害保険のニーズを分析し、どういった変化を予想しそれにたいしてどのような損害保険を提案するのか、五日目にほかのグループに対して発表した。１６チームが４ブロックに分けられ、各ブロックの予選を通過したグループが最終日の午後に全体の前でプレゼンの決勝戦を行った。

人事部の社員、内定者

なし

プレゼンの資料は見やすいことは前提であり、内容に説得力をもたせるようなデータや図表を考えなさいとフィードバックを受けた。そのほかには損害保険に関わるステークホルダー全ての気持ちを考慮し、妥協点を探し続けるのが重要であると言われたのが印象に残った。

最終日の発表に向けての準備が、定時では終わらず、どのチームも会場の近くの飲食店で終電近くまで作業をしていた。五日間毎日違う内定者がメンターとしてチームにつくため、色々な人の話を聞くことができた。毎日チームの中で席がしてされるため、チームの学生はみんな仲良くなり、その後の就職活動でも助け合っている。

損害保険のビジネスモデルを基礎から学ぶことができたのはもちろん、三井住友海上らしさといったものを司会の人事部の社員からだけではなく、営業部の社員や代理店担当、損害サービス部門など幅広い部署の社員から感じ取ることができたのはインターンシップならではだと感じた。

業界地図のようなものを事前に見て、三井住友海上が業界でどのような立ち位置にいるか、またグループ会社であるので他の子会社の情報を集めておくとよいかもしれない。

働き方改革により会社の体制がかなり変わったと年次の高い社員から聞き、今まで以上に社員のことを考える会社になったと知り、損害保険で人々の挑戦を支えたいという気持ちと、自身の生活を豊かにしたいという気持ちが両立できると感じた。異動がほぼ確実にあるというのが人によってはネックかもしれない。

インターンシップでは参加学生が多く、年に３回ほど同じないようのものを開催されていることから、直接採用には有利に働くことはないと感じた。ただ、本選考においては面接の志望動機の補強にはなるであろうし、競合他社ではなく三井住友海上に就職したいという意思の補強材料にはなる。

グループワークの中で、毎回のプレゼンのフィードバックが丁寧にされており、学生の成長を考えてくれていると感じた。損害保険に業務に関しては、新たな技術革新に挑戦する人のリスクを代替することで、世界の進歩に大きく貢献できるというスケールの大きさにやりがいを感じた。

参加学生が多く、特に選考に有利になることはないと断言された。参加者限定のプレミアムインターンシップが開催されたが、相当倍率が高く、ほとんどの学生は参加できなかったようだ。

金融系と漠然と考えており、多くの業種とかかわることができる仕事を探していた。このインターンシップで初めて損害保険の企業を見たが、その業務内容の幅広さや関わる業界の多様さ、三井住友海上の待遇とワークライフバランスの良さを感じ、志望度が上がった。インターンシップ後は損害保険の社会貢献性を感じ、業界の他の企業も見るようになった。

損害保険業界は多くのほかの業界と関わることができ多くのことを学ぶことができると感じたが、他の業界でも同じ特長をもつ業界を探した。いまでは損害保険のほかにデベロッパー業界も考えている。理由としては多くの業界のプロとともに仕事を進めるということや、街づくりという仕事の社会貢献性の高さに魅力を感じたからだ。