【未来を提案、損保の可能性】【20卒】三井住友海上火災保険の夏インターン体験記（文系/総合職）No.2446（慶應義塾大学/男性）（2018/4/11公開）

もともとは選考慣れのため、Webテ目的でESを出した。もともと、金融（特に証券、銀行）に興味があり、他の金融もみてみようという理由でいろいろ出していた。参加を決意したのは、日程的にたまたま空きがあったから、東京海上のインターンに落ちたから。

特に準備はしていない。SPI、GD共によほどの失敗がない限り合格する模様。（学歴で切っている可能性はある）

最終日のプレゼン課題は「損保の未来を保険商品の提案を含め、考えよ」である。

前半にやったこと

【1日目】
アイスブレイク（自己紹介、チーム名ぎめ）の後、損害保険の成り立ちや三井住友海上の歴史、強みなどを学ぶ講義がある。午後は、レゴを用いてロボットを組み立てるゲームを行い、意思疎通の仕方、チームプレイの大切さ等の基礎知識を学ぶ。

【2日目】
実際の保険やMSIのサービスをもとに、架空の企業を対象とした、リスクの洗い出し、保険提案を班で行い、他の班に発表する。
その後、人事部の社員から模範解答、解説がもらえる。

【3日目】
午前は損害サポートワークということで、班ごとに架空の事故案件の過失割合を算出する。
流れは2日目と同様。
午後は内々定者をお客様に見立て、班で営業ロールプレイを行う。
設定として、初めから上手くいく班はなく、ワークを進めながら、徐々にコツを体感させるというシステムである。

後半にやったこと

【4日目】
午前は、実際の営業社員（代理店営業、法人営業と様々）をお客様に見立て、保険の営業を行う。その後、社員の方から営業の解説やフィードバックがもらえ、実際の営業の難しさを体感できる。最後に社員1人につき15分～20分の質問タイムが3回（15分×1、20分×2）あり、自由に会話ができる。
午後は、新しい損害保険を企画し社員の前でプレゼンする最終課題のワーク時間となる。
発表は模造紙を用いるが、実際記入できるのは5日目のみなので、それにむけ準備する。

【5日目】
1.5時間ほど最終課題の準備時間があるが、その後は発表を行う。
午前は、予選ということで4チームが集まり発表する。
予選・決勝とも1位が社員の話し合いにより決定され、決勝進出チームにはお菓子の景品が与えられる。

人事部

お菓子

全日程とも、プログラムが終了する17時以降は、1時間を目処に任意で会場に残り、各班についている内々定者から1:1で1日のフィードバックをもらうことができる。
内々定者は、かなり多くのフィードバックをしてくれるので、ありがたい。

特にない。ただし、最終日の前日は最終プレゼンに向けて夜まで作業した。
特になかった理由は、現場の社員は半日を除き登場せず、人事の方も2～3人しかいないため、内定者（計25人ほど）と接する機会が多いからだ。したがって、実際の業務についてなど堅いことは聞かず、就活についてのアドバイスなど雑談で済んでいたからである。

インターンに参加することで、「一般的な仕事における必要な能力、マナー」「金融業界の概観と損害保険会社の役割、事業領域の理解」「チームで仕事をする力」が自然と身につくプログラムであると思う。反対に、損保の業務については、本当に概観でしか学べないため、それを深く学びたい人は、このインターンに参加をした上で、次の職場受け入れ型インターンに参加する必要があると思う。

特にないが、しいて言えば、グループワーク耐性。3年生になるまで、ゼミ活動等もないことがおおく、あまり慣れていないかもしれないので。

交流が少なかったからわからない、というのが大きい。
人事の社員とは、プレゼンテーションの際にフィードバックを貰える程度の交流であったし、営業の社員とは、20分弱しか話していないため。
ただ、全体的な印象として、ガツガツしていないというのがあり、私の目指す社会人像とは違った。

かなり人物本位の採用をしているように感じたから。これは、インターンを通じ、内々定者の方と多く接したことから感じた。実際、同じ大学の先輩もいたのでいろいろとお話を聞けたが、かなり適当に就活していたが決まったと話しており、そこまでハードルは高くないと感じた。

志望度がは上がった。主な理由は、損害保険の社会的意義を知ることができ、興味を持てたからだ。また、インターン自体の構成や演出がうまく、MSIに対するイメージは間違いなく良くなると思う。ただし、個人的には社員1人1人の能力があまり高くない印象を受け、MSIの将来性には疑問を持った。

実際に参加後の優遇は特に受けていなし、そのような話も誰からも聞いてない。ただ、このインターンに参加することで、次のインターンに参加できるので、そういった意味での有利になる、ならないはある。

私は、金融業界にもともと興味があったが、どちらかというとセルサイド側への興味であったので、保険は興味がなかった。また、職種で考えており、特にこの企業がいいな、などということはなく、漠然としたものであった。
いわゆる、とりあえず外資！投資銀行！コンサル！といった学生であったと言える。しかし、まずは業界を知ることが大切だと考えていたため、このインターンに応募した。

就職活動にまだ本腰を入れていない時期の選考、インターンであり、就職活動を始める第一歩として考えてみると、得られるものは多かったといえる。
私の場合、企業の雰囲気にあうかどうかと言うのを知れた一番良い機会だったといえる。というのも、インターンを参加し、やはり企業にはカラーが有るということがしっかりわかったからだ。