
23卒 本選考ES
技術系開発職
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
大腸菌ゲノムの遺伝子を傷つけずに、その働きを抑制する遺伝子工学ツールの構築に取組んでいます。大腸菌は幅広い分野で実験材料としてよく使われており、特定の遺伝子の働きを抑制・促進させることで、その遺伝子の機能解析が行われてきました。大腸菌では解析対象の遺伝子を直接破壊する方法が使われ、この方法では生存に必須な遺伝子の破壊不可、遺伝子の働きの部分的な抑制効果の観察不可、オフターゲット効果による非特異的な影響などの問題があります。そこで私は、上述の三つの問題点を解決するような方法を構築しています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私の強みは問題提起力と行動力です。千葉大学国際学生会という学生団体で、留学生の日本語学習支援と生活支援などのボランティア活動に取り組んできました。ボランティア活動中、留学生と日本人学生間の交流の少なさに気づき、その原因を探りました。両方の学生に聞き取りを行ったところ、落ち着いてゆっくり会話できる機会の少ないことが分かり、その解決策として食事交流会を企画しました。まず学生会のメンバーに協力して貰い、留学生向けの授業でのプレゼンテーションや大学の掲示板と周囲の学生らへの宣伝を手伝って頂きました。また、大学にも食事交流会の趣旨と計画を説明し、学内施設の貸切りと予算の申請も行いました。その結果、落ち着いて気軽に会話できる交流会を立ち上げることができ、60人規模の交流会となりました。この経験から身に付けた問題提起力と行動力を活かし、貴社で活躍していきたいです。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
学会発表に向けて大学院での研究・実験を成功させたことです。私は大腸菌のゲノムの遺伝子を傷付けず、その働きを抑制する遺伝子工学ツールの構築に取り組んでおります。学会に向けて研究を進める中、一つの変異体が作れず実験が行き詰まったことがありました。理論上では実験方法に問題はなく、先生・研究室メンバーとディスカッションしても原因は不明でした。まず実験方法に問題がないかを確認するため、前任者の実験ノートを確認し、かつ類似する実験を行っている他の研究室を訪ね、実験手法の比較を行いました。また、類似する実験を行った論文を17本読み、論文著者に問い合わせしてその条件をパターン化しました。さらに、それら条件をもって先生・研究室メンバーとディスカッションし、3つの条件に絞って実験に取り組みました。その結果、目的の変異体が作製でき、実験が成功して最終的には学会でも研究発表をすることができました。 続きを読む