
23卒 インターンES
CRA職
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Q.
最近のニュースで問題だと感じたことについてひとつ挙げ、ご自身の考えた策を簡潔に述べてください。
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A.
私が問題に感じたニュースは、今年ノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎さんが日本国籍ではなくアメリカ国籍だということだ。調べてみると、2008年にノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎さん、2014年にノーベル物理学賞を受賞された中村修二さんもアメリカ国籍であり、これは珍しいケースではないことがわかった。優れた日本の研究者が国籍を変えて海外で研究していることの背景には、日本の研究環境の悪さがあり、私はこれが問題だと感じている。高い研究技術力が国外に流れてしまうことは日本の科学技術の衰退につながるからである。私はこの改善策として、アカデミアでの研究費を支援することや研究者のポストを増やすこと、オープンイノベーションで企業と大学が連携を進めていくことを考えた。特に企業との連携が大切だと考えており、機器や設備を共有することで、研究環境の改善を図ることができる。また、アカデミアの優れた研究を企業が商品や医薬品として人々に届けることができれば、研究技術力の高さが広まり、支援も増えていくはずである。人々の健康で豊かな生活のためには大学や研究機関での研究は欠かせないものであるため、このような取り組みにより研究環境を向上させ、日本の科学技術を発展させていくことが重要だと私は考えている。 続きを読む
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Q.
新しい環境や意図しない状況変化にうまく適応した経験があれば教えてください。
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A.
大学〇年生の頃に〇か月間アメリカで留学した経験である。私は語学とダンスのスキルアップのために単身で渡米し、現地の語学学校とダンススタジオに通い、ホームステイを経験した。言語の壁がある上に、アメリカでは日本のように全てを丁寧に説明してもらえることがあまりなく、初めは苦労した。そこで言語も文化も異なる環境に適応し、多くのことを学ぶために、「自らコミュニケーションをとること」を常に意識した。ホームステイ先や語学学校では、ホストファミリーや留学生に積極的に声をかけ、会話を楽しむことで、英語力を向上させた。また、ダンススタジオのレッスンはレベルが高い上にスピードが早く、ついていくのに苦労したが、わからない振付は先生に積極的に質問をすることで乗り越えていった。これらの経験において、スキルアップや自己成長のためには、受動的になるのではなく、自分から発信することが大切だと学んだ。この経験を生かして、現在では研究室に在籍するウクライナ人の先生と積極的に英語でコミュニケーションをとることで、自分とは異なる文化や価値観について学んでいる。今後も主体的に周囲とコミュニケーションをとることを心掛け、様々な環境に適応していきたい。 続きを読む