【未知への挑戦、業務の奥深く】【22卒】エイツーヘルスケアの冬インターン体験記（理系/臨床開発職）No.18190（千葉大学大学院/男性）（2021/9/24公開）

CRO業界、臨床開発職に興味があったため。この会社に応募する前に1社インターンに参加していたが、職種や業務内容について十分な理解を得ることはできていなかったため、より深い理解を得たいと思い応募しました。

選考課題の内容から見て、動画面接が重視されると判断し、動画面接での正しい振舞い方、発言の仕方をインターネットで調べたり、先輩方に聞いたりした。

動画面接のウェイトが重いと思われ、更に1分で自己PRとインターン志望理由の2つを伝えなければならないため、内容そのものも然程重視されていないと思います。人となりが最も大切かと思います。

会社説明、ビジネスマナー研修、治験実施施設選定体験、座談会

会社説明→ビジネスマナー研修→験実施施設選定体験(グループワーク)→座談会→学生だけで自由に情報交換

ビジネスマナー、CRAがどのように治験実施施設を決定するか、そのプロセス

会社説明、ビジネスマナー研修、治験実施施設選定体験、座談会

1日目にやったこと

なぜビジネスマナーが重視されるのか、特にCRAに求められるマナーについて人事の方から教わった。その後、グループワークで治験実施施設選定を与えられた資料を基に体験し、人事の方に自分たちの結論をプレゼンした。

人事

なし

基本的には人事の方とのやり取りが主になります。座談会のみ、現場社員の方が登場します。グループワークのフィードバックでは、治験実施施設選定時に必要となる受け入れ可能患者数や医師の専門性などについてひとつひとつ整理できており、議論がスムーズに進められていたと評価していただきました。

特別ハードなグループワークではありませんでしたが、強いて言えば治験実施施設選定の際に提示された条件がかなり複雑であり、常に複数の条件を同時に吟味しないと適切な答えを導けなかったところです。指定条件の多さゆえにメンバーによって別の条件について検討を重ねている事態が起き、全員で同じ条件に付いて1つ1つ検討するための認識の統一が重要だったと思います。

グループワークは8名で進めており、積極的に発言する人が多い中2名ほど発言がほとんどない学生もいた。グループワークを通して、発言が少ないと本当に周囲の人に印象を残せないのだなと感じた。また、インターン終了後人事の方の配慮で学生だけで自由に就活の情報交換をできる時間を設けていただき、LINEグループも作りました。

以前参加した他社CROのインターンでは、実際にCRAが取り組む業務を体験することはできませんでした。エイツーヘルスケアのインターンでは、実際にCRAが取り組む業務の中でも特に重要度が高い「治験実施施設選定」という仕事を体験でき、臨床試験を実施する以前にも多くの課題が立ちはだかるということを身をもって体感することができました。

治験実施施設選定の際に実際にどのような条件・基準が求められるのか概要、イメージだけでも掴めておくと、グループワークに取り組みやすくなると感じました。それだけで、議論を始める際にも的を射た発言がしやすくなると思います。

開発職社員の方と座談会がありましたが、社員の方の返答に明確さが欠けていたため、自分の疑問を十分に解消することができなかったからです。また、会社説明の部分もエイツーヘルスケアの強みをアピールする部分の内容が薄く、理解を深めるのは難しかったです。

1回あたりのインターンは少人数なものの、夏から年明けあたりまで何回も行われているため、参加人数が非常に多くなると予想されたため。採用人数も内資最大手のCRO程大きい会社ではないことから数十名程度と考えられ、インターン参加人数から照らし合わせると、本選考の倍率は十分高いものになると考えられたからです。

前述のとおり、企業理解が十分に深められなかったこと、座談会における質疑応答の不完全燃焼によりエイツーヘルスケアで働くイメージをつかむことができなかったからです。また、参加していたメンバーも強い目的意識があった人は少なく、全体として暗めな印象を持つインターンとなってしまった点も理由にあると思います。

インターン参加者には早期選考の案内が年明けすぐに来ます。ただ、書類選考などは通常通り行われますし、1次選考免除といった特典もないので、単純に選考時期が早くなるのみです。

製薬企業の研究職、開発職を第一希望として据えていました。研究室で学んでいる技術や知識を生かして新薬を「創る」側の立場として働きたいと考えていたからです。ただ、自身の職種適性は研究室生活から開発職の方が向いているとうっすら感じており、製薬企業のみならずCRO業界も就職活動の対象になってくると考えていました。

座談会や説明会で十分な企業イメージを得ることができなかったため、イメージの変化は大きくは起こりませんでした。現場社員の方の質疑応答に対する返答のあいまいさがあったこともあり、CRAとして一緒に活動していくうえで自分が納得しながら働けるかどうかは疑問が残ってしまいました。一方、人事の方は非常に丁寧で学生一人一人の性格や行動の把握に努められており、フォローアップ面談もしていただけるなど、就活生を「育てる」という意識を強く持たれた方々だなと感じました。