【21卒】住友林業アーキテクノの夏インターン体験記（理系/業務プレ体験）No.10815（滋賀県立大学/男性）（2020/7/22公開）

参加して学べたことはあまりなかった。インターンシップの内容は平凡なモノで、説明も多く、退屈だと感じる場面が多かったからだ。強いて言うなら、社内の部署を一つ一つ見学できたので、会社の雰囲気を掴めることができたことだ。あと、女性の社員が多いのが印象的だった。

企業の説明が多かったため、この程度の内容のインターンシップなら事前の準備や勉強は対して必要では無いなと感じた。

この企業で働いている自分は想像できなかった。なぜなら私が目指していたのは建築業界の中でも設計職であったからだ。しかしこの企業は敷地の調査や部材の積算など全て細かく分かれており、毎日流れ作業の繰り返しをすることになるのでは無いかと感じたからだ。設計を目指している方にはこの企業はお勧めしません。

私が本当に目指している企業の業務内容では無いので、志望動機などで詰まってしまうかもしれないと予想できたから。しかし、私は学生プロジェクトで木を使った実施設計を行っていたので、木造住宅を扱う住友林業アーキテクノでは有利に働くのではないかと感じた。

志望度が下がった理由は私の想像していた業務が行われていなかったからだ。いわゆる住宅設計と言われる業務はほとんど行われておらず、住友林業本社から流れてくる製図業務をこなすだけの仕事内容に感じたからだ。さらに自分自身のキャリアアップも望めないように感じた。

このインターンシップのほとんどが説明だったため自分のスキルや会社の本質的な理解ができなかったからだ。ただし、このインターンシップに参加すると早期選考に進めるので、その点は有利かも知れない。

このインターンシップに参加すると早期選考を受けることができるようになる。具体的に社員の方とコミュニケーションをとることはない。

私はもとから建築業界に興味があり、大学も建築学科を専攻している。建築を学んでいく上で自分の想像したものが実現する設計の魅力に惹かれ、就職する際には設計職につきたいと思うようになった。特に設計職の中でも人の生活に一番身近な住宅の設計がやりたいと思うようになり、住宅設計を行っている住友林業グループは志望企業の一つだった。

このインターンシップ参加後も変わらず建築業界、とくに住宅設計の職種が第一志望だった。インターンシップの内容があまりにも平凡かつ退屈だったため、大した影響がなかったのかなと感じている。この企業は、自分が小さな歯車の一個にしかなれない業務だと理解したので、自分の目指している職種とは異なる、という結論に至ったのも志望業界の変更に影響がなかった理由の一つだと考えた。