【21卒】キャリアフィールドの冬インターン体験記（文系/総合職）No.10614（明治大学/女性）（2020/7/17公開）

ニュースで耳にすることはあっても実際の保育業界の現状を知らなかったので、今の保育業界の危機的状況を社長の口から直接聞くことができたのは大きかった。仮にこの会社に就職しなくても、社会人として知っておくべきことがたくさんあった。社会人としての意識や行動のノウハウについても教えてくれる。

高頻度で意見を求められるので、保育業界の現状を調べ、問題点や疑問点など自分の考えをしっかりと作っておくべき。

まず一つには社員数が少なすぎること。ワークライフバランスを重視する自分にとっては、この人数で自分のプライベートがしっかりと保障されるとは思えなかった。また自分一人で行わなければならない仕事が多い印象で、いくら先輩のサポートがあるとはいえ、自分の行動力やアイデア力がかなり大きなウエイトを占める。

特に専門知識が問われるわけではなく、教育業界を変えたいという強い意志があれば社員の方からそれなりのフィードバックをいただける。その代わり、保育業界に関する知識やどのような事業をやってみたいかという具体的な施策を自分の中で持っておくべきだと思う。

どちらかというと上がった。ほとんどの仕事を自分一人でやらなければならない、または少数精鋭である分、求められる仕事はかなりハイレベルだと思うが、その分成長の幅は大きいと感じた。既存の教育業界を根本から変えるコンテンツを作ることは面白そうだと思った。

小さな会社であるから、説明会だけでも参加することで興味があることを示せば印象には十分に残る。その後のインターンやグループディスカッションなどに参加することも需要だと思う。

今後のインターンや選考についての案内と参加意思表示があり、人事の方から何度かメールでやり取りを行った。

IT企業を中心にエンタメ業界や教育業界を見ていた。具体的にはエンジニアや大学職員、事務職など。IT企業は数も多く事業内容も多岐にわたるので、転職しやすいことからITは多くの数を見ていた。IT系でも、教育やエンタメにかかわれるものを探して、最終的には自分の興味のある分野に携われることを目標としていた。

現在の保育業界が抱える諸問題が思っているよりもかなり深刻であることが身に染みて感じた。これから親になる立場として他人事ではない分野であることを感じ、今後社会人として働く際に大いに改善の余地がある業界だと思った。また、極端に人数の少ない会社を知ることで、今まで気にしていなかった社員数を少し視野に入れて考えるきっかけにもなった。