【木の質感×地域特色、創造的な保育】【17卒】ライクキッズの本選考体験記 No.2311（奈良女子大学大学院/）（2017/6/13公開）

新しい保育サービスを考えなさい

自分の意見をはっきりと述べられているか、また他者の意見を聞く力を持っているかどうかを見ていたように思う。

どういった経験をしてきて、どんな考えを持っている人物なのかを見極められていると感じました。主に個人の経験についての質問が多かったです。また、挨拶や話すときの表情など、振舞いについても評価されているように感じました。面接官の方々が帰り際、エレベーターの前までお見送りをしてくださり、とても丁寧に対応してくださいました。面接が終わっても、学生に対する評価は終わっていないので気を抜かないことが重要です。

面接官の方が、私の発現に対して優しく相槌を打って下さった。きちんと聞いてくれているという安心感があり、私自身も発言しやすかった。

アルバイト経験の中で、弊社に入社したら活かせると思うことを教えてください。

私は、3年間ケーキ屋でアルバイトをしていました。その中で、お客さまの好みを把握し、適切な提案をする能力を身に付けたと思っています。チョコレートのケーキが好きというお客様の中でも、濃厚な味のものが好きなのか、それとも少し軽めの味が好きなのかで好みは異なります。そういった細かい点についても尋ね、お勧めするケーキを紹介してきました。御社に入社した際、その地域毎に必要とされる保育園のスタイルは異なると考えます。地域毎の特色を把握し、それに見合った保育園の開設に尽力したいと思います。

アルバイト経験以外で頑張ったことを教えてください。

奈良県主催の学生提案事業コンペへの応募です。読みやすい企画書づくりや、プレゼン技術の向上はもちろん意識しましたが、何よりも、事業の対象地である村の現状を私自身が深く知ることが大切だと考え、そのために、何度も村に足を運び村の人々と交流をしました。そのようにして自分の足で手に入れた住民の生の声や、自分で実感したことを企画に生かし、結果としてコンペでは優秀賞を頂き、事業化が決定いたしました。今現在は、事業実施に向けての準備を研究室の皆を取りまとめながら頑張っております。

入社した後の具体的なビジョンをどれほど持っているのか、について評価していると感じました。現代社会の保育事情をきちんと勉強しているか、適切な知識を持っているのかどうかに関する質問が多かったように感じる。自分の意見を臆することなく言う度胸を持って、最終面接を望めるように、練習は何度も行うと良いと思います。

しっかりと私の履歴書を読んだ上で、質問をしてくださいました。丁寧に対応してくださった印象を受けました。

弊社では何をしたいのか。

今はまだ、事業として展開していない海外での事業に着手したいと考えています。日本は少子化が進行していますが、東南アジアなどの新興国では子どもの数はますます増加しています。今後そのような国々において、保育施設が必要とされてくると考え、私は海外での保育施設開設をしたいと思います。そのためにも、まずは日本国内の保育施設を充実させ、子育て環境の整備を実現させます。そして日本で得たノウハウを、海外展開の際に活用したいと考えています。

大学では何を研究しているのか。

学校内の子どもの活動観察を通じて、地域資源が教育プログラムや子どもの成長にいかなる役割を果たしているかについて考察する研究です。背景として、近年は少子化により学校が統廃合されることで学区が広がり、学校と地域の地縁的なつながりが希薄化している傾向にあります。そこで地域と学校の連携を促進するために、授業内外における、地域資源の活用・交流の様子に着目し、学校・地域・子ども、三項の関係性を明らかにしました。