【子どもの未来を支える】【17卒】ＪＰホールディングスの本選考体験記 No.2310（奈良女子大学大学院/）（2017/6/13公開）

企業理念をしっかり理解しているかということを特に重視しているように感じた。保育業界は今急成長の業界なので、流行りにのってエントリーしている学生とそうでない学生を見極めているように感じた。自分なりの解釈と、意見を一次面接のときから持っておくことが何より重要なことだと思う。あとは、学生らしい明るさを持ってハキハキと答えるのが大切と思う。

面接官の方が、雑談から面接を始めてくださり緊張感が少し薄らいだ。私が答えていると、頷いてくださったり、すごいねと感想を述べてくださり、終始和やかに面接は終えた。

学生生活で頑張ったことを教えてください。

県の学生事業コンペに応募し、賞をいただき、アイディアが事業化したことです。研究室のメンバーで、事業コンペに応募することになり、私はチームリーダーを担当しました。企画を進めるためのミーティングを行なったのですが、授業や就活などでなかなか全員が集まれる時間がありませんでした。そこで私は、皆の個性に合わせた作業を振り分けることで、全員で集まれなくても企画を進められるようにしました。例えば、イラストが得意な学生には企画書につけるイラスト案を依頼しました。このようにして全員で協力し合った結果、コンペの企画内容はとても濃いものになり、賞をいただくことができました。

どうして保育業界なんですか。

保育業界で邁進し、日本の保育環境の充実に努めることは日本の社会全体の助けになると思ったからです。より良い保育園を提供することで、その中で生活する子どもたちはもちろん、お父さんお母さんの助けにもなります。働きに出たくても、子どもたちを預ける保育園が不足し働きに出られないお母さんは近年非常に多いです。このようなお母さん方の悩みを、少しでも減らし、女性が働きやすい社会にしていくことがこれからの日本社会には必要なことと思います。

どんな質問にも動じずに応えられるか、芯のあるしっかりした人間かを見られているように感じました。どうして？と理由を問われることが多く、論理的に自分の中で解釈をしておかないと答えにつまってしまうと思います。面接前に自問自答を繰り返して行い、対策を練っておくことが良いと思います。私自身もそのようにして準備をしました。

厳しい内容の質問は投げられたが、決して意地の悪い質問ではなく、理論的に質問をしてくださったから圧迫とは感じなかった。

うちでどんなことをやりたいか。

私は、海外展開に携わりたいと思っています。昨年、大学院の研究でタイに行く機会がありました。そこでタイの子どもたちの様子を見たのですが、子どもの教育や保育の地域格差が日本よりも深刻で衝撃を感じまました。JPホールディングスは、海外展開を考えているとお聞きしました。入社をしたら海外事業で、特に東南アジアの国々の保育環境の整備に携わりたいと思っています。そのためにも、まずは日本の保育環境の整備に邁進し、ノウハウを養いたいと思っています。

苦労したことはありますか。

私が苦労をしたことは、大学受験での浪人経験です。現役のときに、大学に落ちてしまい1年間の浪人生活を送りました。初めはただただ辛く苦しいだけでしたが、徐々に周りで応援してくれるお父さんお母さん、そして友人の存在に感謝するようになりました。大学に行けること自体がとてもありがたく、そしてそのチャンスをもう一度与えてもらえる自分の恵まれた環境に気付くことができました。それ以来、どんな物事もひとつ見方を変えると良い面があるのだと思うようになりました。

やりたいことが人と被っていないか、よくある話ではないか、というその人なオリジナリティを見ているように感じました。やりたいことは何かを、開口一番に聞かれたので、最終面接では会社のこれからを担う人材に相応しいかどうかを見ていると思います。会社のこれからと、学生のオリジナリティがマッチしていると良い評価をいただけると思います。

基本的に社長とたわいもない話を楽しく話すような雰囲気だった。全く圧迫ではなく、楽しい会話というようなイメージ。

うちで何がやりたいの？

まずは日本での保育園の充実に向けて、ノウハウなどを身につけたあとは、海外展開に携わりたいと思っています。昨年タイに行った際に、タイの教育・保育環境の地域格差の酷さに驚きました。御社では海外展開をこれからの展開のひとつに挙げており、私もその分野で貢献したいと思います。（と答えると、社長が好感触を示し、珍しいねと話し出しました。基本的に海外展開に携わりたいという社員は少なく、入社したらすぐにでもいけると思うよ。と声をかけてくださいました）

どうして◯◯大に行ったの？

そこの大学でしか学べない学問があり、地元からは離れていますがそちらに進学しました。学生も皆勉強熱心で、とても良い環境です。（と答えると、社長が私の大学がある県で行われているトライアスロンに、この間参加してきたと話してくださいました。基本的に私が話す量よりも社長が話してくださる量のほうが多かったです。面接というよりも、本当に会話という雰囲気でした。緊張して面接に臨みましたが、楽しい気分で面接を終えることができました。）