18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 埼玉大学大学院 | 女性
- Q. あなたの研究テーマの概要を教えてください。
-
A.
私は、酵素のモデル錯体を用いた新規治療薬の開発を目指して研究を行っています。酵素とは、生物が持つ金属錯体であり、ある物質を別の物質に変換する性質を示します。その1つとして、酸素と反応して一酸化炭素(CO)を生成する酵素があります。COは体内で抗がん活性を有するため、この酵素は新規抗がん剤として期待されます。一方で、COは高濃度では免疫不全を起こすことが知られています。したがって、この酵素を医薬材料として応用するためには、CO生成量の制御、すなわち、その反応活性の制御が求められます。そこで私は、酵素のモデル錯体を合成し、その反応活性の制御を目指しました。その結果、置換基を導入することにより、容易に反応活性を制御することに成功しました。また、この結果から考察を深めることで、酵素の分子骨格が反応活性に与えている影響を解明し、学術的にも興味深い知見を世界で初めて獲得しました。 続きを読む
- Q. あなたの長所、短所をそれぞれ一言で教えてください。100文字以下
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A.
私の長所は、目標達成のために主体的に行動するところです。これは、自ら方針を考え研究を進めてきたことで培われました。短所は、行動力があるぶん、計画性や慎重性に欠けるところです。 続きを読む