18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 埼玉大学大学院 | 女性
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Q.
研究内容(全角300文字以内)
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A.
酵素とは、生物が持つ金属錯体であり、ある物質を別の物質に変換する性質を示します。その一つとして、酸素と反応して一酸化炭素を生成する酵素があります。一酸化炭素は低濃度では血管拡張作用を有するため、この酵素は高血圧や脳梗塞の治療薬として期待されます。一方で、一酸化炭素は高濃度では人体に有害であることが知られています。したがって、この酵素を医薬材料として応用するためには、一酸化炭素生成量の制御、すなわち、その反応活性の制御が求められます。そこで私は、その酵素のモデル錯体を合成し、その反応活性を制御することを目的として研究を行っています。 続きを読む
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Q.
院生の方:貴方の研究活動は、貴方の研究領域にどのような進歩をもたらしましたか? またその進歩のために、貴方はどのような形で貢献しましたか? (全角200文字以内)
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A.
私が注目している酵素反応は、その反応機構の解明を目的として研究が行われており、基礎研究の範疇を抜け出していませんでした。本研究で私は、反応副生成物に注目することで新規医薬材料としての応用の道を切り開きました。また、その応用に向けた課題を見出し、その課題解決に成功しました。さらに、課題解決に向けた研究の中で、本酵素の反応活性に関する知見を世界で初めて獲得しました。これは学術的にも興味深い知見です。 続きを読む
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Q.
貴方が過去、努力して達成したと思うことは何ですか? (研究についてでも、それ以外でも構いません。貴方の取った行動が判るようにお書きください。) (全角300文字以内)
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A.
指導教授に国際学会への参加を認めてさせたことです。私は目的物の興味深い性質を新たに見出したとき、この発見をいち早く世界に発表する必要があると考え、国際学会への参加を目標に掲げました。そこで、必要なデータを揃え、研究意義や今後の展望についてまとめました。また、研究室の先輩に添削して頂きながら、英語で研究概要を書き進めました。そして、まとめた研究成果と作成した研究概要を指導教授に見せに行き、プレゼンテーションを行いました。その結果、良い研究成果を出したことと意欲が高いことを指導教授に認めてもらい、今年の7月に開催される国際学会に参加することが決定しました。 続きを読む
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Q.
貴方が今までに直面した一番大きな困難は何ですか? その困難をどのように乗り越え、その経験は貴方の現在にどのように影響していますか? (全角300文字以内)
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A.
自分の研究成果と同じ内容の論文を先に発表されたことです。研究目的に独創性が欠けていたこと、研究のスピードが遅かったことが原因であると考えています。そのとき、私は落ち込んでいても何も変わらないと考え、この困難を「目的物の新たな可能性を拓くチャンス」と捉えるよう心掛けました。そして、目的物を別の視点から見ることで、新たな研究目的を見出すことを目指しました。そのために、関連研究の論文を読み漁り、研究室の先輩や他研究室の教授と議論を行うなど、何か着想はないか探し歩きました。その結果、目的物の反応副生成物が医療分野に応用できることを見出し、新規治療薬として期待できる機能性材料の開発に成功しました。 続きを読む
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Q.
応募理由をご記入ください。(全角200文字以内)
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A.
研究を通じて、今よりも一歩先の技術や製品を世界に提供し続けるためには、常に変化し成長し続けなければならないと考えるようになりました。そのため、世の中の変化に迅速に対応し、常に新たな技術開発に挑戦し続ける貴社の姿勢に大きく惹かれました。世界的に高い技術力を有しながらも、さらなる技術の変革を目指す貴社ならば、「常に変化し成長し続けたい」という私の希望を叶えることができると考え、志望致しました。 続きを読む
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Q.
希望する仕事についてご記入ください。(全角200文字以内)
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A.
私は、高機能材料の営業技術として働きたいと考えています。私は高機能性金属錯体の研究を通じて、無機化学、有機合成、光化学、物性評価など様々な分野の技術や知識を幅広く学びました。一方で私は社交的な性格であり、人と深く関わることに喜びを感じます。そこで、お客様と密に関わりながら、高機能材料の魅力を技術的な部分からも伝える仕事において、私の知識と性格を活かせるのではないかと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたの長所をご記入ください。(全角100文字以内)
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A.
<長所:目標達成のために主体的に行動する>この長所は、自ら方針を考え研究を進めてきたことで培われました。最近では、自らの研究成果の論文を発表するという目標を掲げ、論文執筆に取り組んでいます。 続きを読む
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Q.
あなたの短所をご記入ください。(全角100文字以内)
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A.
<短所:計画性にかける>猪突猛進なタイプであるため、計画性にかけます。この短所を自覚し、一日の終わりに翌日のTO DOリストを作成することを心掛けています。 続きを読む
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Q.
趣味をご記入ください。(全角50文字以内)
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A.
趣味:書道(週に一度教室に通っています)、オセロや麻雀(主に父と戦っています) 続きを読む
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Q.
活動実績もしくは座右の銘のどちらかを選択の上、設問に回答してください。 ・「座右の銘」を選択された方は、あなたが感銘を受けた、もしくは心に留めている座右の銘を教えてください。また、その理由もご記入ください。(全角100文字以内)
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A.
『栄枯盛衰』です。時代・人・物は常に移り変わっていくものであることを毎日の生活において感じており、私自身も常に変化し続けなければ成長できないと考えているためです。 続きを読む