【研究熱心、的確な志望理由】【21卒】ウエスタンデジタル合同会社のプロセスエンジニア（量産）の最終面接詳細 体験記No.9235（京都大学大学院/男性）（2020/7/14公開）

・研究にまじめに取り組んでいることが伝わるよう、研究紹介のスライドをわかりやすくまとめながらも平易になりすぎないようにした点。
・志望理由が的確だった点

事前に準備したスライドで5分程度で研究紹介。その後基本的に技術系の方だけが質問する。温厚な方であったが研究に関する質問は鋭く、細かい点まで深堀された。

なぜ開発ではなく量産のプロセスエンジニアを志望するか

量産のプロセスエンジニアを志望する理由は3つあります。一つ目はより製品に近いことから、製品に与える影響が大きいため、自分の成果が目に見えることでモチベーションが上がると考えたためです。もう一つは、コストや生産性を考えた研究を行うことから、ビジネス的な視点を養えると考えたためです。そのため、社会と企業どちらの発展に大きく貢献できる職種であると感じました。そして最後に、私の研究内容が生かせると考えたためです。特に成膜プロセスにおいて、薄膜評価技術である透過電子顕微鏡や原子間力顕微鏡、Ｘ線回折測定などの技術によって貢献できると考えています。以上の3つの理由から量産のプロセスエンジニアを志望いたしました。

何か質問はありますか

・技術的な質問があります。私はコンピューターのメインメモリへの応用を想定した材料開発を行っていますが、サンディスクの事業であるフラッシュメモリは補助記憶装置への応用がメジャーな印象を受けます。フラッシュメモリのような量産が進んでいる大容量の不揮発性メモリをメインメモリに応用できれば非常に画期的な発明だと日ごろから感じているのですが、そのようなことがなされていない理由は何かあるのでしょうか。
・御社では日ごろからアメリカ本社やキオクシアさんとのやり取りが多くあると伺いましたが、量産では具体的にどのような内容のやり取りをするのでしょうか。また、それらのやり取りを行う上で大変なことや気を付けていることなどがあれば教えてください。