【未来を拓くCEの挑戦】【23卒】富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの冬インターン体験記（理系/CE職/冬季2Daysインターンシップ）No.22648（非公開/非公開）（2022/4/19公開）

技術職でありながら、お客様と接する機会が多い仕事ということでカスタマーエンジニアに興味を持った。複合機などの修理作業を行うため、複合機の知識に加え、ネットワークの実践的な知識を得ることができると思い、参加を決意した。

インターンシップでは複合機のメンテナンス体験や、お客様のお困り事をヒアリングし、それに合ったサービスを提案するという、主に2点が体験できるとホームページに記載されていた。それぞれに関して、自分が学びたい事や知りたい事、なぜそのように考えるに至ったかをESや面接で表現できればいいと思う。

ESの提出の後、簡単な面接があり、インターンシップに参加する動機を聞かれたので面接官が納得できるようなアピールができればいいと思う。

実機を使用したトラブルシューティング体験/お客様への提案を行うグループワーク

1日目に実機を使用したトラブルシューティング体験を行い、2日目にお客様への提案を行うグループワークを行った。

CEは修理を行うだけでなく、お客様先のお困りごとを見つけ、次のビジネスへとつなげる役割を持つ。

CEの働き方を体感する/実機を使用したトラブルシューティング体験/お客様への提案体験

1日目にやったこと

午前に会社概要の説明、複合機やネットワークの基礎勉強を行う。午後は、現場社員が複合機に故障となるタネを仕込み、原因を究明しながら復旧するトラブルシューティング体験を行う。

2日目にやったこと

午前にお客様の困り事を聞き込み調査し、適したソリューションを提案する体験を行う。午後には、午前に行った内容をグループで資料にまとめ、発表を行う。その後、現場社員に対し、仕事についてQ＆Aを行う時間が設けられた。

カスタマーエンジニアの現場社員

なし

5名で1グループとなり、1グループに1人メンターの社員がついてくれた。グループで作業する際や話し合いなどを通して、各参加者に対して貢献度や積極性など複数の観点について点数でフィードバックしてもらうことができた。

お客様の困りごとを表面化することが難しいと感じた。例えば、「何かお困り事はありますか？」と聞くことは簡単だが、信頼関係が築けていない状態では聞くことができないかもしれない。そこで、CEならではの、客先に入り込む性質を利用し、視覚的に困りごとのヒントを得ることで、そこから具体的な話を引き出す、ということを実際にインターンシップでも体験し、難しいと感じた。

最初にグループで目標を設定する時間が設けられた。そこで全員が意見を出しあえるように気を配ろうと決めた結果、2日間通して有意義にグループワークを進めることができた。

インターンシップに参加する前は、複合機などの修理をただ行うというイメージを持っていた。しかし、それだけではなくCEは修理等でお客様先に伺うことが多いことを利用し、客先の課題点を発見し、それを解決するためのソリューションの提供に結びつけるための最初のステップの役割も持っているということを知ることができた。

技術的なことを含め、必要になる知識は全てインターンシップ中に教えてくれるため、特に準備するべきことはないと思う。

配属と同時に、決められた範囲が自分の担当するエリアとなり、そのエリア内で修理要請が出た場合に出向くということであった。回数として1日5～7回ほどと聞き、エンジニアでありながら外に多く出て作業を行うということである程度イメージすることができた。

インターンへの参加学生の能力を見たところ、ネットワークに詳しい人はあまりおらず、技術的な面をふまえたアピールが可能なことから優位に選考を進められると感じた。その他にもソリューションの提案など、別の観点でも技術的な知見を活かして働けると考えた。

複合機のトラブルシューティングに関して、エラーの内容から故障個所を特定し、問題を解決するという一種の謎解き感覚で取り組むことができ、楽しいと感じた。また、お客様の役に立てる仕事をしたいという私の就活の軸を満たすことができる職種だと判断できたので志望度は高くなった。

インターンシップ参加者は早めに本選考にエントリーができたと思われる。本選考ではESやWebテストの後、面接が行われる流れとなった。その際、インターンシップの経験をふまえて面接で志望動機を語る事は有効であると感じる。

IT系の企業の中でも、私自身が専攻しているネットワークの技術を活かせる企業を志望していた。そのため、通信インフラ系の企業を多く見ていたが、お客様とも接する機会の多いエンジニアにも興味を持っていた。そのような条件を満たす企業を探した結果、この企業のインターンシップを見つけ、CEに興味を持つ経緯となった。

インターンでサポートしてくださった現場社員の方がとても優しく、仕事内容も充実している印象を受けたので良いイメージを持てた。インターン参加前は、お客様と接する機会の多いエンジニアに関して興味を持っていたが、インターンを通じてお客様と接することのが難しさを実感し、それよりも技術でお客様に貢献することの方を大事にしようと思いなおし、就活の軸を変えた。