【五感で学ぶ鮮魚の世界】【23卒】いなげやの夏インターン体験記（文系/「地域のお役立ち業のいなげや」商人道Aコース）No.28010（非公開/女性）（2022/6/20公開）

７月に行われたマイナビの仕事研究＆インターンシップEXPOで説明会を行っており、小売業界に少々興味があったため説明を聞いた。そこでインターンシップのお知らせをしており、実体験でスーパーの裏側を知れるプログラムに興味を持ち参加を決意した。

このインターンシップは先着順であったので特に準備はしなかった。参加者が１０名と限られており、参加したい思いが強かったため、毎日マイナビでこの会社の予約画面を確認していた。

先着順であったので重視されることは特になかったが、このインターンシップの予約を確定は人事担当からの確認電話に応答できたらであったため、気を抜かずに過ごしていた。

会社説明、店舗見学、鮮魚の加工体験

１日目：オリエンテーション→会社説明→休憩→店舗視察→セミナー・試食
２日目：セミナー→休憩→鮮魚の加工体験実習・試食

鮮魚の加工の仕方、五感の使い方

青果・店舗マネジメント全般＋鮮魚の就業実務体験

1日目にやったこと

会社説明を行ったのち、店舗見学をした。店舗の裏側の鮮魚、惣菜を作るエリアに入って見学した。そののちは、果物を食べて糖度を予想し、実際はどのくらいかを糖度計で確認することを繰り返し行った。

2日目にやったこと

鮮魚を担当する社員の方から、いなげやの鮮魚の歴史を聞いた。鮮魚を加工する体験をした。あじをさばく練習をひたすら行うほか、マグロを解凍する作業も体験した。自分で加工した魚は持ち帰ることができた。

なし

人事担当の方１名が主に話しをして下さった。その方は学生に対して一人ひとり向き合って下さり、都度学生にコメントを求めフィードバックする繰り返しをしていた。２日間で１０名の学生がセミナーを通して、五感で感じたことで、「話し方が上達していて素晴らしい」と一人ひとりにコメントしていて好印象であった。

鮮魚の加工することが大変であった。魚をさばく体験で初めてであり、社員の方が丁寧に教えてくれたが、それでも頭で理解できず苦戦した。一対一で何度も教えてもらい、きれいにさばけたときは達成感があった鮮魚の加工体験を２、３時間行い、立ちっぱなしでアジをさばくこと、鮮魚のエリアを掃除するなど体力をかなり消耗した。

１日目の前半は２名一組でクイズに答える時間が多かったので、そこで他大学の方と関われた。学びは特になかった。

五感で感じる事の大切さを学べた。人は何でも食べ物を美味しいで表現するが、もう少し具体的に表す事が大切であると人事の方からお話しされた。実際に果物を複数試食して、「みずみずしい」「酸っぱい」など五感で感じ表現することの特訓をして、ボキャブラリーが増えたのでよかった。総じて論理的思考力を上げる体験であった。

初対面の方と話すことに慣れてたら良いと思った。人事の方と気軽に話したり、他大学の方とコミュニケーションをもっと取りたいと思ったからである。

店舗見学や鮮魚の加工体験など実務に近い経験ができたため、自分が働いている想像ができた。いなげやには初めて訪れたが、他のスーパーと比べて提供している商品が多いほか、弁当も美味しいかったため（休憩時間に弁当を頂いた）、スーパーで働くとしたらいなげやがいいなと思えた。

まだこの時期は小売業界に少々興味があっただけで選考をうけるかは迷っていた。社風に自分は合うと感じたが、食に対して興味があるわけでもなく、スーパーで働きたい思いが強いわけでもなかったので、選考を受けたとしても志望度の低さを見抜かれ落とされると思った。

志望度は上がった。実体験ができるインターンプログラムであったので、自分が将来いなげやで働いている想像がついた。もし次セミナー等開かれるのであれば参加して、社員の方とさらに交流を深めてたいと思った。しかし、まだ志望業界がきまっていない時期であったので、選考まで進むかまでは考えれなかった。

人事担当の方に顔を覚えてもらえたので有利になると思った。選考に進んだ際は、「インターンシップに参加してた学生だから志望度が高いのでは」と思わせることができると思ったから。

参加前は小売業界に興味があった。お客様と接してお仕事をしたいと思っていたからである。このインターンシップに参加して、小売りの中でもスーパーも視野に入れたいと思った。小売業界は収入が低く労働管理も徹底されてないイメージであったが、いなげやは上場企業であり、それなりの制度が整っていたため、小売業界へのマイナスなイメージが少しなくなった。

スーパーは大学卒で行くのは惜しいと思っていたが、仕事内容などを見ると自分の成長に繋がるものも多く、悪くないと思った。また、いなげやは長く働くための環境が整っており、良いと思った。しかし、将来スーパーでずっと働くのは転職にも不利だと思い、他の志望する選考に落ちたら考えたいと感じた。面接練習として選考する可能性がある企業とした。