【発想力を試す新提案】【20卒】損害保険ジャパンの冬インターン体験記（文系/総合職）No.6888（慶應義塾大学/男性）（2019/7/25公開）

夏のインターンに参加した人のみが応募可能なインターンだった。このインターンに参加することができれば、6月以前に人事の方などとお会いする機会も生まれるというように聞いていたので、参加して人事の方との接点を増やしたかった。

夏と同様エントリーシートのみでの選考だった。漠然としつつも、知識や発想力が必要だった。そのため学校の保険に詳しい教授に、講義の後に話を聞くなどした。

新規事業の提案

1日目にやったこと

まずはじめに事前に目を通して置くように言われていた新中期経営計画の中に出てくる用語（society5.0や具体的な経営計画）についての解説や、新規事業立案の方法などに付いて講義があった。最後の方にプレゼンに向けた準備が始まった。

2日目にやったこと

1日目の続きとしてワークを行った。途中3回ほど人事の方や、プレゼンの審査員からフィードバックを得る機会があった。内容はかなり丁寧で、考え方やこうした方がいいんじゃないかという例なども提案してもらった。

3日目にやったこと

全体のワークの進行状況があまり進んでいなかったようで、急遽3時間ほどワークの時間が追加された。その後発表を行い、結果発表。各班への講評や、気をつけるべきポイントなどを伺った。

人事部採用責任者、システム？新規事業立案系社員

ワイヤレススピーカーか何かだった。

時間がない中でも自分たちなりに詰め切って発表に挑んだつもりだったが、フィードバックでもう少し具体的に話して欲しかったと言われた。実際に新規事業立案に携わっている方からのものだったので、その厳しさを感じた。

ワーク中3度ほど白紙になった。金額設定や、新規事業として適切かなど、かなり細部までフィードバックで詰められるので、その日の始まる前にも終わった後にも集まってワークをしていた。またプレゼン後の社員からの質問も鋭いものが多かったので、発表の準備だけでなく、その対策も重要で、時間的にかなりタイトだった。

何度挫けても最後までやり抜く根性のようなものがいちばん身についたと思う。また、AIなどの技術的なものに頼りすぎてしまえば、アイデアとしての新鮮味がなくなってしまうため、むしろ話題となっているものを使わない、という選択肢を選ぶことができた。また会社の厳しさも学べたし、社員ともよく交流することができた。

すでに会社で行なっている事業や活動と、自分たちのアイデアが重なってしまうことがよくあったので、あらかじめサイトなどを確認しておけばよかった。

泥臭くやりきる、という企業イメージが、何度白紙に戻っても最終日の発表をやりきったことが一致した。何度か他のインターンでプレゼンを経験し、スキルはある程度身についていたので、実際に会社で働いてみた、というイメージの強いインターンだったと思う。革新的なアイデアが優勝するというよりも、紆余曲折を経て達成できた班が評価されていた気がした。

上述したような泥臭さややりきることの重要性が、自分の性格に一致しているように感じたため。また社員と話していてもあまり違和感がなく、面接で自分を出すことが出来れば、企業側にもおなじように思ってもらえると感じた。また業界知識などもある程度付いていたので、面接にも自信があった。

自分の雰囲気と社風があっているように感じたため。またインターン中や、それに基づく参加後のフォローなど、積極的に企業から接触する機会を設けてくださり、それにより会社のことを考える時間を多く取ることができた。また比較的年次が上の方でも気さくに話しやすかった。

何も参加していない学生には、基本的には人事面談やリクルーターなどは付いていないようだったため。そこでの評価があるかは不明だが、会社のことや面接で気をつけることなどは他の学生よりもしることが出来ると思う。

夏の段階から損害保険業界を志望していた。そのため業界上位4社や、ダイレクト型の企業も志望していた。他にも金融業界が中心であったが、やはり夏のインターンに参加するなどし、企業理解がより進んだ企業への志望度が高かった。損害保険、証券、生命保険、銀行の順で志望度が高かった。どの業界も大手を上から3社ほど受けていた。

損害保険業への志望度が改めて上がった。業界理解も進んでおり、非常に魅力的に感じるようになったので、今後就職活動を進め、魅力的に思える業界が出てきたとしても、この業界を選ばなければ、多少なりとも後悔が残るように感じていた。ある意味他の業界の企業への選考対策などに少し身が入らなくなってしまうほどに、志望度に大きな差ができた。