【電力未来戦略】【20卒】中国電力の冬インターン体験記（理系/技術系）No.8231（広島大学大学院/男性）（2020/1/24公開）

中国電力の夏季のインターンシップに参加しており、その参加者には冬季のインターンシップの案内が送られてきたため参加した。開催場所が夏のような中国地方の発電所ではなく広島市内の本社だったので参加しやすかったという点もあった。

この冬季インターンシップに関しては選考は一切なく応募のみだった。なのでとりわけ対策・準備・勉強などはせずに参加した。

各事業本部業務説明、各事業本部先輩社員との意見交換、施設見学（中央給電指令所）、グループ討議

1日目にやったこと

全体で業務概要の説明を受けた後、業務内容ごとに先輩社員との意見交換が行われて自分が興味のある業務の社員の方のところへ自由に移動して話を聞いた。その後本社内の中央給電指令所への施設見学を行った後に、少人数のグループに分かれて人事の方との意見交換を行った。最後にグループ討議を行い皆の前で発表した。

人事、技術系の社員もいたが肩書は不明

なし

自分たちのグループの発表にはほかのグループにはない個性的な意見があり、そこを人事や社員の方からは評価された。具体的には、今後電気自動車が主流となっていく中で街中に電気スタンドを中国電力が積極的に作ってそこで電気を売り、さらに自宅の電気を中国電力から購入している消費者には電気スタンドでの電気を割り引くといったサービスを行って顧客を獲得していくといった戦略の独自性を評価された。

最後のグループ討議のテーマが「中国電力が今後どのようなことに取り組んでいけばよいか」というもので、個人で個性的なアイデアを出すこととグループでその意見をうまくまとめて発表する作業が大変だった。また、グループで話し合いをしている際に何人もの人事や技術系の社員の方が近づいて内容を聞いたりメモを取っていたのでやりづらかった。

冬季インターンシップでは、社員の方や人事の方と少人数のグループごとに話す機会が多かった。そのため、夏季のインターンシップでは聞くことのできなかったことをその機会にすべて聞けたので参加して良かったと思う。このインターンシップに参加したことで中国電力の企業研究がさらに進んだ。

夏季インターンシップから数か月たっていたので、夏季インターンシップで知ったことを振り返っていれば当日の説明がより理解できたと思う。

大学時代に自分と同じ化学系を専攻されていた社員の方のお話を聞くことができ、化学専攻出身の配属先や発電所での業務内容（火力と原子力の仕事の違い）、発電所から本社に行ける可能性などを聞くことができたので自分がどのように働いていくかはある程度想像できた。

やはり化学専攻の採用の枠が狭すぎるから。さらに、このインターンシップでお話しさせていただいた化学系出身の社員の方は難関国立大学から入社されており、地方国公立大学のとりわけ優秀でもない自分では狭き門を潜り抜けることはできないだろうなと感じてしまった。

本選考は受けるつもりはないものの夏季インターンシップでは聞けなかったことを聞けて少しだけ志望度は上がった。具体的には、自分が将来希望していた広島本社での勤務の可能性が化学専攻出身者であってもあることを知ることができたので、そこはいいなと思った。

参加者が多かったから。1日間のインターンシップが2回ありどちらか都合のいい日程に参加可能とのことだったが、1日当たり30人程度の学生が参加していたのでこれは特に有利にはならないと感じた。また、人事からも特に本選考に有利になることは無いと伝えられた。

夏季インターンシップの後に複数の化学メーカーのインターンシップに参加し、やはり自分は化学メーカーで研究開発職として働きたいと感じていた。ただ、地元の広島で働きたいという気持ちもわずかながらあった。そのため、そこまで志望度は高くないものの新たな発見等があるかもしれないと思い、中国電力の冬季のインターンシップにも参加した。

このインターンシップによって、化学メーカーの研究開発職を一番やりたい仕事としてその先の就活を進めていこうと決心した。やはり化学系出身の方でも化学に携われるとは限らないとこのインターンシップでも言われたので、だったらやはり確実に化学に携われる化学メーカーが自分に合っていると感じた。実際の本選考でも化学メーカー以外の企業にはエントリーしなかった。