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【19卒】大阪市の総合職事務系の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6099(大阪大学/男性)(2019/2/15公開)

大阪市の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2019卒大阪市のレポート

公開日:2019年2月15日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職事務系

投稿者

選考フロー

企業研究

夏季1dayインターンシップ。
この会社は民営化して間もなく、自分がESを提出する段階ではまだ公営企業であった。
そのため他企業の企業研究で使っていた、有価証券報告書やアニュアルレポート、中期経営計画などが使えず、志望動機を執筆する際、非常に苦労した。
そんな中で「鉄道業界の中でも貴社が第一志望です。」と主張するために役立ったのが夏季インターンシップである。
このインターンシップはわずか1日間でありながらプログラムが盛りだくさんで、社員と話す機会も多く、文字通り「他社にはない大阪メトロの強み・特長」を見つけることができた。
これは数少ないインターンシップ参加者のみが手に入れられるものであり、他学生と比べても志望動機で差をつけることができたのではないかと感じる。

志望動機

私は夏季インターンシップに参加し、貴社の『現場を大切にする姿勢』に共感して、今回応募いたしました。
私は中学時代からゴールキーパーを務めています。
そこから学んだことは、『ゴールキーパーのことだけ知っていても意味がない。攻撃・守備とチーム全体を理解してはじめて、チームを最後尾から支えられる』ことです。
これは仕事にも応用できます。
『総合職はそれぞれの現場を把握してはじめて、会社全体を支えることができる。』
このように私は考えます。
そんな私にとって、駅構内や駅の裏側に加え、車庫見学まで経験することができた貴社の『現場に根差した総合職』インターンシップはとても印象深いものでした。
入社後は積極的に現場へと触れることで、現場で働く社員はもちろん、お客さまの求めるニーズにも直接触れていきたいと思います。
そして『現場のリアル』を知り尽くしたうえで、私は大阪を土台から支えられるようになります。

エントリーシート 通過

実施時期
2018年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

校内外での諸活動/志望動機/学生時代に乗り越えた困難

ES対策で行ったこと

夏季インターンシップで得た経験をおさらいし、「他鉄道各社と比べた大阪メトロの強み」を意識しながら、ESを書き上げた。

WEBテスト 通過

実施時期
2018年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

インターンシップの選考で、すでにWebテストは慣れていたので特段対策はしなかった。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断
玉手箱に似た形式のテストセンター受験。

筆記試験 通過

実施時期
2018年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

筆記試験のために対策したことは特にない。
また結果論ではあるが、一般的な企業研究さえしていれば特段対策は必要なかったと感じる。

筆記試験の内容・科目

60分間の小論文試験。
「今後大阪市高速電気軌道がめざすべき姿・行うべき施策を述べよ」という一般的なテーマ。

1次面接 通過

実施時期
2018年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
ベテラン社員2名(詳細は不明)
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

この会社は「大阪の大動脈」であるという自負から、沿線民の採用を好む傾向があると感じる。
その中で沿線民でない自分がなぜ大阪メトロを志望するのか、という点を論理的に話すことができた点が合格につながったと思う。

面接の雰囲気

とても和やかな雰囲気。
いかにも優しそうな大阪のおっちゃん、的な面接官が気さくに質問を投げかけてくる。
こちらの回答に対しても丁寧なリアクションをしてくれた。

1次面接で聞かれた質問と回答

(阪急沿線に住んでいることに対して)なぜ阪急さんじゃなくて、うちを志望するの?

正直に申し上げますと、阪急阪神HDさんの選考も受けています。
しかし私は貴社の夏季インターンシップで感じた、『現場を大切にする姿勢』に感銘を受けたため、阪急阪神HDさんよりも貴社の志望度が高いです。
私は「どこかの沿線を盛り上げたい」というよりは、「現場を大切にするインフラ企業」で働きたいと考えています。
そのため企業選びを行うにあたって、現在の居住地などは関係なく、会社の理念・姿勢と「現場視点の総合職」という自分がめざす働き方、の一致する企業で働きたいと考えています。
ですから自分が現在最もお世話になっている阪急阪神HDさんも志望度は高いですが、「現場重視」という理念に共感できる貴社の方が、私の志望度は高いです。

学生時代困難だったこと、そこから得た学びをもう少し詳しく教えてください。

私はアルバイト先での業務改革に取り組み、達成率を20%から100%まで向上させました。
また私は業務改革を通して、『リーダーとは、誰が欠けても組織がうまく回るようなシステム作りを行う人』であると学びました。
私は大学入学時からZ会で事務アルバイトを続けています。
私の配属先には、生徒管理業務の達成率が5年連続20%未満しか遂行されないという永年の課題がありました。
私はその課題を解決しようと、業務改革に取り組みました。
まず私は原因を探るため、社員や先輩後輩から聞き取り調査を行いました。
結果、私は業務の“ブラックボックス化”が原因であると解明しました。
そして私は、Excelを用いて『業務の見える化』を行いました。
『どうすれば良いかわからない』という声に対しては『業務内容の見える化』を行いました。
『だれが何をすれば良いかわからない』という声に対しては『進捗状況と担当者の見える化』を行いました。
その結果、該当業務の達成率は20%から100%にまで向上し、業務改革は成功しました。
この経験から私は、『リーダーとは、誰が欠けても組織がうまく回るようなシステム作りを行う人』という考え方を学びました。
業務改革の当初、私はすべてを自分でやろうとしました。
しかし社員からのアドバイスで『1人が20がんばるより、20人が1がんばる方が効率的だ』と気づき、またリスクマネジメントや業務引継の面からも後者が優れていると痛感しました。

2次面接 通過

実施時期
2018年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
ベテラン社員2名(詳細は不明)
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

前述のとおり、私は「弊社の路線/駅について施策を考えてください」という質問で、あろうことか他社の駅を例に挙げながら回答をしてしまいました。
しかし途中で気づき、「すみません。千里中央駅は北大阪急行さんの駅ですね。」と言ったところ、面接官は「そういうことは入社後に勉強すれば良いから大丈夫。私たちはそこを評価しないから安心して、回答を続けてください。」と励ましてくれました。
その後のフィードバックや選考結果から、
①間違いを素直に認め、謝罪したこと、②知識を問う選考ではなく、思考力といったポテンシャルが問われる選考であった、と感じる。

面接の雰囲気

前回の面接は打って変わって、静かでまじめな雰囲気。
面接官も基本的には真剣な面持ちであるが、要所では笑顔を交えつつ助け舟を出してくれた。

2次面接で聞かれた質問と回答

(1次試験小論文の論述内容に関連して)あなたが弊社の路線/駅に個性を持たせるなら、どの路線/駅にどのような個性を持たせますか?

私は貴社の御堂筋線、千里中央駅に対して「地域に根差した日常の玄関口」という個性を持たせたいと考えています。
地下鉄というと、どうしても幹線輸送・都市中心部の輸送的な側面が強い印象があります。
そのため私は利用者が地下鉄に愛着を持つために、まず日常感の演出が必要だと感じます。
そのため、私は大阪梅田から電車1本でありながら千里ニュータウンや豊中市街、各大学や高等学校の玄関口となる千里中央駅に対して、「地域に根差した日常の玄関口」という個性を持たせようと考えました。

※お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は千里中央駅は大阪メトロの駅でなく、直通している北大阪急行電鉄の駅です。
途中で気づき慌てて訂正しようとしましたが、面接官から「そこは評価ポイントとして見ていないから安心して続けてください。」と言われたため、最後まで回答を続けました。

あなたが学生時代がんばったことを教えてください。

私は1年次の冬に創設したハンドボールサークルに所属しています。
所属人数は現在、49人にまで増加しました。
そこで私が最も尽力したのは、合宿です。
私は趣味で培った旅行経験をもとに2017年春、サークル初の合宿を夏休みに実行する係へと就きました。
その中で最も苦労したのは、会計管理でした。
参加者が24名と想定を下回ったために生じた一人当たり5000円の予算高騰が発端でした。
まだ信頼関係が盤石でない新入生からは『なんでこんなに高いの?』と懐疑的な声も生じ、キャンセル料すら払わないと宣言する子も2名出ました。
そこで私は不正をしていないと証明するために、『収支管理の見える化』を行いました。
具体的には、大学で学習した財務諸表の形式を参考にExcelを用いて、現金の流れと内訳を可視化しました。
これによって私たちが行った会計の透明性がメンバー全員に理解され、合宿は見事成功を収め、キャンセル者の2名も自ら支払を申し出てくれました。

最終面接 通過

実施時期
2018年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
役員3名(1名は経営系の役員)
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

「総合職としての資質」をアピールすることができた点が評価されたと感じる。
またその過程で、「現場視点の総合職」という自分がめざす社員像を具現化できた点もアピールポイントになったと感じる。

面接の雰囲気

前回同様、最初は静かでまじめな雰囲気であった。
面接官も基本的には真剣な面持ちであるが、面接も終盤となるにつれて笑顔の割合が増え、会話のキャッチボールも次第に熱を帯びてきた。

最終面接で聞かれた質問と回答

「100-1=0」という考え方があります。この考え方について、あなたなりの解釈を教えてください。

会社に所属する「100%」に近い社員が安全運行に努めていても、「1人」の社員が事故を起こしてしまえば、会社の信頼は「0」になってしまうと、私は解釈します。
要するに、いくら会社として素晴らしい理念・安全基準を有していたとしても、それがオフィスのみならず、現場の隅々にまで共有されていなければ意味がない、ということです。
そのためにも私は総合職・プロフェッショナル職といった職種の垣根を越えて、「安全運行」と「安心と信頼につながるサービス」に努めることが大切であると考えます。
自分が大切にする価値観である、「現場視点の総合職」に関連した答え方ができるよう意識しました。
また解釈を問われているため、「100」「1」「0」が何を表しているかも明確にして回答するよう意識しました。

あなたは「4月25日」が何の日かご存知ですか。 (追加質問として)その前後で、何か変化したと感じることはありますか。

はい。福知山線脱線事故が起こった日であると記憶しています。
まだ当時、自分は幼かったため明確な記憶が残っているわけではありません。
ですがあの日を境に各社、「安心・信頼つながるサービス」の根底には前提条件として「安全運行」があると再認識したように感じます。
私たちが交通機関・鉄道に求めるサービスとして代表的なものに、「速さ」や「定時性」、「快適性」が挙げられます。
しかしいくら「速くて遅れず、快適な乗り物」であったとしても事故を起こしては意味がありません。
速さや定時性といったサービスよりも、まずは「安全運行」という輸送手段の使命を遂行することが最優先であるということを、この事故から各社再認識したと考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

「おめでとうございます!」と祝福こそされるものの、就職活動に関しては一切言及されなかった。
その後もこまめに連絡は来たが、他社選考などは全く聞かれず、「御社が第一志望です」と宣言した学生の主張を全面的に信用してくれる。
辞退時も激励メッセージをくれるばかりで、逆にこちら側の罪悪感が募るほどであった。

内定に必要なことは何だと思いますか?

「総合職としての資質があるか」という明確な選考基準のもと、面接試験が行われていく。
この会社が求める「総合職の資質」とは「リーダー性」「マネジメント力」である。
面接において、基本的には「~について、あなたはどう感じる?」や「~のとき、あなたはどうする?」といった、正解のない質問が多くなされる。
そこに対して、会社が求める「リーダーシップ」「マネジメント力」の基準に合致した学生が、入社への切符を勝ち取れるのだと感じる。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

「ものごとの一面性にとらわれず、全体を俯瞰する視野を兼ね備えた人」が内定への切符を勝ち取ることができると感じる。
そのため、ガクチカのエピソードも「語学をがんばった」や「世界一周した」といった自己完結型ではなく、「チームを優勝へ導いた」や「バイト先の環境を改善した」といった集団内でのマネジメントで成果を挙げたエピソードが好まれると思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

プレゼンテーションではなく、面接官との議論・対話になるよう意識すること。
この会社は「リーダーシップ」や「マネジメント」に対して、抽象・具体の両側面からひたすら深堀りがなされるため、どうしても自分語りをしてしまいたくなる。
しかしその気持ちをこらえ、簡潔かつ的確に回答するという面接の鉄則を守ることがやはり大切であると自分は感じた。

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会社名 大阪市
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