- Q. 志望動機
- A.
横浜ゴム株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒横浜ゴム株式会社のレポート
公開日:2019年2月15日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 大阪大学
- 入社予定
選考フロー
企業研究
インターンシップに参加したこと。
これが「企業研究」を行ううえで、最も有効であった。
主力事業であるタイヤは、見た目で各社の区別がつかないうえ、実用性の面でも私たち大学生にとってはなかなか各社の違いがわかりにくい。
タイヤ業界の業績面ではブリヂストンの一強状態であり、横浜ゴム・住友ゴム・東洋ゴムの3社を差別化して志望動機を書くことはかなり難しいと感じる。
専門知識を有さない自分のような文系学生なら尚更である。
そんな時、志望動機を書くにあたって「企業研究」のため、非常に役立ったのがインターンシップである。
私が参加したのは冬季4日間インターンシップであったが、このインターンシップを通じて、横浜ゴムという会社の強みが「人財」であることを悟った。
志望動機
私は貴社の冬季インターンシップに参加し、『ヒトを大切にする』社風に心を惹かれたため、貴社を志望するに至りました。
特に『一人一人の個性を尊重したうえで、ヒトを大切にする』貴社の姿勢に心を強く動かされました。
実際に、冬季インターンシップではまず心理テストを実施し、各メンバーの適性を踏まえた上でバランスの良い班構成を行いました。
次に各メンバーがそれぞれの個性を存分に発揮できるよう、アイデア創出の練習・実践の時間が多く確保されていました。
その結果、各班の議論は活発化し、最終プレゼンテーションの場は非常に実り多い場となりました。
このように『ヒトを大切にする』貴社の社風に心を惹かれたため、今回私は志望に至りました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の体験・経験を交えて、正直に話したところが評価されたと感じる。
またインターンシップの際、「頭の回転が速い子」「計数に強い子がほしい」と話していたので質問に対して、意図に沿った的確な回答ができるように心がけた。
面接の雰囲気
社風を象徴するかのように、とても穏和な雰囲気の面談であった。
面談における質問も、質問というよりは軽い問いかけのような口調であり、非常に受け答えのしやすい環境であった。
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜこの業界を選ぶに至ったのですか?
「楽しく」「誇りを持って」働くことのできる会社を選ぶ、という自分の就職活動の軸に一致すると感じたからです。
私は幼いころからクルマやトラック・バスが大好きで、将来は自動車に関連する職業に就きたいと考えていました。
また自分は特定のメーカー・車両ではなく、幅広いメーカー・車種に携わりながら職務にあたりたいと感じていました。
そんな私にとってタイヤ業界は幅広いメーカー・車種に携わることのできる業界であり、まさに「楽しく」働くことのできる業界だと思いました。
また中学生のころからゴールキーパーとして、チームを後ろから支えることに「誇り」を感じていた自分にとって、車両を根本から支えるタイヤ業界はまさに自分に適した業界だと感じました。
以上の理由から、私はタイヤ業界を志望するに至りました。
なぜ、弊社を志望するに至りましたか?
貴社の「社員一人ひとりを大切にする」社風に心を惹かれ、私は貴社を志望するに至りました。
エントリーシートにも記入した通り、私は冬季インターンシップを通して、貴社への志望度が高まりました。
貴社の冬季インターンシップは、全員を均質的に扱うのではなく、それぞれのメンバーの持つ個性を引き出し、各メンバーが持つ強みを存分に発揮できるような環境が整っていました。
また面接の際にお会いした社員の方々は私たちの名前を憶えていただけでなく、面接のときにどのような受け答えをしていたのかも覚えており、インターンシップの冒頭で声をかけられた際、非常に和やかに会話が進んだことも印象的でした。
以上のように、私は貴社の「社員一人ひとりを大切にする」社風に心を惹かれ、貴社を志望するに至りました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 社長、役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の学んできた内容、積んできた経験をもとに正直な意見を話すことができた点。
これが評価されたと感じた。
抽象的な事柄に終始するのでなく、具体的な経験・学びを交えながら簡潔に話そうと努めた。
面接の雰囲気
これまでの面接とは違い、改まった雰囲気の中で行われた。
しかし口調はこれまで同様、非常に柔らかいものであり、自分の実力が発揮できる環境が整っていた。
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代の研究テーマを教えてください。
今年度私たちは、『日本企業の弱体化』という社会問題をピックアップし、会計学の見地から研究を行いました。
具体的には、まず東証上場企業3500社の中から輝きを放つ『横綱企業』13社を抽出しました。
『横綱企業』の抽出基準は以下の通りです。
1.信頼・ブランド力があるか?
2.逆境に負けない力を有しているか?
3.持続的に成長する力を有しているか?
その後、『横綱企業』13社をそれぞれ分析し、『横綱たる所以』を考察しました。
最後に、横綱企業に共通する特徴をまとめることで、『日本企業復活のカギ』を導出しました。
このようにして私たちが導き出した『日本企業復活のカギ』は以下の3点です。
A.営業エリアと事業領域の多角化
B.事業の選択と集中
C.財務基盤が安定していること
以上が今年度、私たちが取り組んだ研究内容です。
(前問に関連して)私たちは横綱企業ですか? また横綱企業になるためには、何が必要ですか?
正直に申し上げますと、貴社はまだ「横綱企業」ではないと感じます。
また私は貴社が「横綱企業」となるにあたっての課題が、広報戦略にあると考えています。
貴社はサッカークラブの『チェルシーFC』を用いたプロモーション戦略を積極的に展開し、『横浜ゴム』という企業名の認知度向上に成功しています。
しかし、その広報戦略がまだマーケティング面には至っていないと私は考えています。
要するに『横浜ゴム』という企業名は広く認知されましたが、それが「横浜ゴムでタイヤを買おう!」という段階にはまだ至っていないということです。
冬季インターンシップを通して、貴社の品質・人財は頭一つ抜けたものであることを学んだため、あとは広報戦略が売上面で成果を挙げることによって、私は貴社が「横綱企業」になることができると考えております。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
納得のいくまで就職活動を続けさせてくれた。
1~2週間ごとに電話がかかってきて就職活動の進捗状況を確認されるものの、内容は「元気?」とか「最近悩み事とかない? 相談にのるよ!」といったものであり、むしろ人事社員が就職活動終了まで全力でサポートしてくれる。
内定を辞退する際も、御礼と励ましの言葉をいただき、こちらが申し訳ないと感じるぐらいであった。
内定に必要なことは何だと思うか
日系メーカーらしく、とにかく人柄の良い企業であった。
しかし冬季インターンシップの面接でも述べた通り、「頭の回転が速い人」と「計数に強い人」を強く欲しているため、他メーカーとは若干選考基準が異なるように感じた。
そのため、業界研究や企業研究が不足していると序盤の選考で落とされる可能性も十分にある。
また上記の内容にも関連するが、インターンシップに参加しているか否かが、直接的にも間接的にも大きく内定に影響する。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分がこれまで経験してきた事柄・学習した内容について、それ自体で止まることなく、その内容を実生活・就職活動に応用することができているか。
これが内定の有無に大きく影響すると感じる。
実際、面接では「どういう経験・学びをもとに、この子はそういう考え方に至ったのか」という点が評価されているように感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終選考は10分という短い時間であるが、おそらく評価をされているということ。
この企業は採用枠が非常に少ない。
それにしては自分と共に最終面接へと臨む学生の数が多いと感じた。
そのため確証は持てないが、おそらく10分間の最終面接でも、内定に至らない学生がいると考えるのが自然だろう。
内定後、社員や人事からのフォロー
途中で内定を辞退したため、詳細は不明である。
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横浜ゴムの 会社情報
会社名 | 横浜ゴム株式会社 |
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フリガナ | ヨコハマゴム |
設立日 | 1917年10月 |
資本金 | 389億900万円 |
従業員数 | 34,120人 |
売上高 | 9853億3300万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 山石昌孝 |
本社所在地 | 〒254-0047 神奈川県平塚市追分2番1号 |
平均年齢 | 41.0歳 |
平均給与 | 641万円 |
電話番号 | 0463-63-0400 |
URL | https://www.y-yokohama.com/ |