【19卒】近鉄グループホールディングスの冬インターン体験記（文系/総合職事務系）No.4221（大阪大学/男性）（2018/12/20公開）

就職活動開始前から思い描いていた、自分の志望業界に一致する企業であったから。
また4日間のインターンシップであることから、社員との接触機会もそれなりに確保され、最低でも人事に顔ぐらいは覚えてもらえるだろうと考えていたから。

有価証券報告書やアニュアルレポートなどを用いた企業研究と、各就活サイトに記載してある選考情報を用いた面接シミュレーション。

応募 → エントリーシート → 最終面接

予めESの復習や面接形式の予習、企業研究を行ったうえで臨み、面接官の深堀りに対して適切な回答を返すことができたから。
また簡潔に回答することができたから。

最近気になったニュースは？　なぜ？

岡山県の両備という会社がバス路線を大量に廃止すると発表したこと。
本件を通して、公共インフラの維持と自由競争の推進における対立構造が明らかになったから。
具体的には、黒字路線の収益を赤字路線の損失に充てることに対する是非を問う議論が興味深いと感じたから。
もし黒字路線の収益を赤字路線の損失に充てると、黒字路線の利用者は運賃などの面で不利益を被るかもしれない。
また既存企業は赤字路線維持という名目のもと、新規参入を制限することができてしまう。
一方、黒字路線の収益を赤字路線に補填しなければ赤字路線は即座に廃止されてしまう。
果たして公共インフラとして、どのような制度設計が必要か、その点が興味深く感じた。

なぜ弊社のインターンシップを志望しましたか？

鉄道業界の中で最大のグループ規模を誇る貴社でインターンシップを経験することによって、「グループシナジー」の本当の意味を知ることができると考えているため。
貴社は大阪名古屋京都奈良と主要事業エリアが広大なだけでなく、グループ企業の数も約150社と業界最大級の規模を誇ります。
そんな貴社でインターンシップを経験することによって、各部門・各戦略が相乗効果を発揮するためにはどうすれば良いのか、ということが学べると感じ、貴社を志望しました。

若い世代がさらに近鉄グループに親しみを持つためにはどうすれば良いか

前半にやったこと

各部門の担当者から事業概要を聞き、近鉄グループへの理解を深める。
単なる座学にとどまらず、億ションのモデルルームを見学するといったフィールドワークも織り交ぜられた体感型の企業理解が2日間設けられた。

後半にやったこと

前半で学んだ内容を活かして、新規事業立案を行う。
テーマは若い世代がさらに近鉄グループに親しみを持つためにはどうすれば良いかというもの。
発表までに1日間、準備日があるため、質の高いプレゼンが求められる。

経営企画など各部門の若手社員

企業関連グッズ

プレゼンの終了後、「実は去年も似たようなアイデアがあってね」と言われたこと。
悩みに悩みぬいた末での結論であった分、自分たちの考え方・視野はまだまだ狭いのだなということをより一層痛感した。

新規事業立案のテーマが純粋に難しかった。
若い世代が近鉄グループに親しみを持つというプレゼンのテーマは近鉄グループが抱える筆頭の経営課題であり、学生が立ち向かうにはハードルが高すぎると感じた。
実際、グループで話し合いをしていた際も、色々アイデアを試行錯誤しては「やっぱり結局阪急＆京阪には敵わないよね～」という結論にたどり着くことを繰り返すのみであった。