22卒 本選考ES
研究開発職
22卒 | 上智大学大学院 | 男性
-
Q.
ニチレイバイオサイエンスに関心をもたれた理由をお書きください。
-
A.
迅速診断薬の開発に私の研究が活きそうだと感じたからです。私は、大学入学時から、理系の幅広い知識を身に付けて、人のためになることがしたいと漠然と考えていました。現在は研究では感染症や食中毒の原因菌の新しい検出方法の開発を行っています。培養法などの現行法では検出まで数日要すること、高度な技術が必要であることなど課題があります。私の研究室では合成した物質と細菌を一緒に入れて振るだけで検出ができる画期的な方法を開発しました。私は、先行研究の課題として残った検出感度の向上に取り組んでいます。現在、私が合成した物質では迅速性や感度は先行研究と同程度ですが、新たな原理を発見し実用化に一歩進みました。このように私は、○○○○○研究室という化学系の研究室ながら、生物系の知識も使いつつ研究するという幅広さにとても面白みを感じています。そこで、この先もこの経験が活かしていけそうな、貴社の研究開発職に興味を持ちました。 続きを読む
-
Q.
学生時代に力を入れて取り組まれたことを2つ教えてください。
-
A.
1つ目は学業です。私は大学に入学した時点で大学院進学を決めており、4年生での研究室配属に向けた準備期間として学部3年間を過ごしました。研究室では配属希望であった○○○だけでなく、物理や生物などの幅広い知識を持っていることが強みになると考え、全ての授業で最高評価を獲得することを目標に学業に取り組みました。高学年で専門科目を学ぶ際に、基礎科目での知識をすぐに見返すために小冊子を授業ごとに作り、系統的な理解に努めたことで、1年生から3年生までで平均GPA3.3を獲得し、専門科目の最も多い3年生で最高GPA3.6を獲得することができました。そして第一希望の研究室に入ることができ、現在は細菌検出の研究をしています。分子設計の際に物理の知識を使い、細菌識別の際に生物の知識を使っていることから、専門知識だけでなく幅広い知識が役に立つことを実感しています。2つ目は私が最高責任者として円滑な運営に成功した150人規模の合宿です。私はテニスサークルに所属していました。毎年、学内10のテニスサークル合同の合宿があります。私が1年生の時に参加した際に、予定通りに進行しないなど問題が山積みのように感じました。そこで円滑に運営し、後輩には楽しい思い出を作ってほしいと考え、翌年の最高責任者に立候補しました。私は試験直後の開催であり準備が遅れることが原因と考え、試験前には終えるように各運営委員に仕事を分配し、計画的に準備を進めました。この結果、合宿は成功し、今年の運営はスムーズであったと毎年同行する代理店の方に評価して頂き、やってよかったと感じました。この経験から、表面上の問題だけでなく、現状を分析し本質を改善する事の大切さを学びました。 続きを読む
-
Q.
あなたの長所・セールスポイントをPRしてください。
-
A.
私は、目標達成に向け妥協せず、継続的な努力が出来ます。例えば、研究活動が挙げられます。私は学部4年で卒業論文を2本書きました。研究室に配属され新規細菌検出法という大きなテーマを決めましたが、テーマとして成功するのか分からなかった為、夏までに研究が終わるよう計画を立て、実験を進めました。計画通りに進むよう、結果を入力するだけでグラフになるテンプレートを作成するなど効率化も行い、同期より早く結果を出すことができました。しかし、先行研究の方が優れているとの結果であり、私は満足できませんでした。そこで、私は、研究の中で浮かんだ新たなアイデアを用いて、再び細菌検出に挑むことを教授に提案、実行しました。取り組んだ結果、高い細菌検出能力を示し、今までにない発見をすることができました。教授からは、論文は2つ目の研究だけで良いと言われました。しかし、私は研究を進めるにあたって先輩方の論文を大いに参考にしていたのです。そこで、成果を研究室内に残し将来の後輩たちの役に立ちたいと考え、卒業論文を2本書きました。1年間で人の倍の成果を出せたことは私の誇りです。この経験のように、結果に満足せずに努力し続けることができます。 続きを読む
-
Q.
入社後にやり遂げたいこと、成し遂げたいことは何でしょうか?
-
A.
迅速かつ正確な診断薬の開発です。インフルエンザのように、すべての病気で判別できるキットが普及すれば、かかりつけ医でもその場で何が原因であるのかその場ですぐわかり、すぐに治療に移せると考えています。また、原因が分からないので経過観察ということを無くしていけると考えています。例えば、これは細菌感染症に限りますが、全世界で、毎年数千万人が苦しんでおり、その多くが医療インフラが整っていない地域です。そのような地域でも簡易迅速診断薬は有効だと考えております。誰でも、そしてすぐに検出できるので、すぐに必要な治療が行え、一人でも多くの人が救えると考えています。さらには、昨今のコロナ禍においても、PCR法以外にももっと簡単に検査できる方法があれば、一人一人の行動や感染の拡大抑制に貢献できたのかなと考えることがあります。このように、迅速な診断法は地味ながら活躍のフィールドはとても広いと考えており、開発してみたいと考えています。 続きを読む