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【未来の農業を支える】【20卒】農業総合研究所の総合職の本選考体験記 No.8020(立命館大学/女性)(2019/7/23公開)

株式会社農業総合研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒株式会社農業総合研究所のレポート

公開日:2019年7月23日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 立命館大学
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

私は主に農業関連の会社を志望していたので、今の農業の抱える問題について積極的に情報を収集していました。具体的には、人材会社の就農フェアに行き参加している、地方の行政・民間企業の人たちに、たくさん質問していました。自分はこう考えているが、実際はどうなのか、その案をどうおもうか、聞いたりしていました。また、同じ業界を目指す就活仲間ともこういった議論を良くしていました。他の人と話すことでさらに考えを深められます。また、農業業界本2020年度版という本を読んだり、日ごろから日経新聞を購読するなど時事問題とあわせて農業について考えました。このようにして得た知識は本選考の面接や逆質問のときのとても良い材料になりました。

志望動機

私は「日本の農業を20年、30年後も持続していける産業にしたい」と考えています。今、日本の農業は従事者の高齢化、新規就農者の減少など生産側が大きな問題を抱えています。このままでいくと農業は衰退していく一方です。私は御社に入社し、その解決に尽力したいと考えています。
この問題は生産者・消費者側両方に原因があると考えています。ですので、その両方にアプローチできる御社の事業はとても魅力的だと感じました。
消費者と生産者のあいだに立ち、消費者に対して作物の正しい価値を伝えたいです。品質のよいものであれば、少し価格が高くても安心できる食材がほしいという消費者は確実にいます。私はその人たちのための市場を作りたいです。そのことで生産者の利益を少しでも上げ、農業を儲かる産業にしたいと思っています。これによって重労働の割りに利益が伴わないという農業の厳しい現状を打破し、儲かる農業が実現すれば、若い世代の新規就農者も増え持続可能な農業を実現できると考えています。

1次面接 通過

実施時期
2019年03月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
人事部
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

現実をよくみて分析できているねと評価して頂いた。他の企業の面接と比べて、質問→深堀りという感じは無く、常に会話をしているだけのような雰囲気で、居心地も良かった。

面接の雰囲気

とてもラフな感じだった。京都市在住ですが、名古屋まで出てきてもらってすみません、とおっしゃっていてとても気さくな方だった。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生生活でがんばったこと

私は、副部長として、存続の危機にあるサークルの建て直しに情熱を燃やしました。運営を任された当初、活動に参加する部員はほとんどおらず数人の部員は自分だけが飛べればいいと考えていました。これらは部員の人間関係が希薄であることが原因でした。「このサークルは終わっている」という声もありましたが、私は諦めず、活気のあるサークルを目指して行動しました。
まずは部員の絆を強めようと、料理をみんなで作るなど、気兼ねなく楽しめるようなイベントを企画しました。そして後輩一人ひとりを丁寧にサポートしました。それぞれの状況に合わせて、具体的な目標を設定。その目標を達成するには、いつどのような練習をすればよいか話し合いました。
イベントを毎月2回、練習管理の連絡は約10ヶ月取り続けました。以前は2,3人だった参加者が少しずつ増え、年度の終わりには8~10人が練習にきました。練習では互いに指摘し合い、それぞれが目標達成に向けて努力するようになりました。個人に自主性が出たことで円滑な運営にもつながりました。
この経験から、信頼関係の構築は物事を進めるうえで最も重要であると学びました。そして、組織の変革には個人の意識の変化が不可欠で、個人の積極性を高めることが効率的に組織を変革すると実感しました。

なぜ農業に興味を持ったのか。そのきっかけから志望理由を教えてください

私は大学時代、サークル活動の遠征で農業が盛んな地域を訪れました。食事や宿泊はその地域の農家の方にお世話になりました。そこでいただいた新鮮であまい野菜、とれたてのお米。「…一つ一つが本当に、おいしい!」人生で初めての感動を、今でも覚えています。そのとき跡継ぎがおらず将来に対して不安だという声や、作業が重労働であるという声を聞いて、日本の農業を守ることは急務であると強く思いました。
そこで、農作物の流通を行なう事業に興味を持ちました。流通の透明化、また消費者と生産者の距離が近くなれば農業はもっと自由で活発な産業になると思います。御社の事業は生産者側消費者側ともに、アプローチでき、スピード感のある数少ない企業だとおもい志望しました。

最終面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
取締役社長、人事部部長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

現実的な意見でとてもよいと評価された。ベンチャーなので積極的な学生を求めている気がした。質問を5つぐらいもっていったのも良かったようだ。

面接の雰囲気

かなりフランクな雰囲気だった。はじめの一言も、「何でうちなんかに来てくれたの?」といっていて素で笑ってしまった。

最終面接で聞かれた質問と回答

志望理由を教えてください

私は大学時代、農業が盛んな地域を訪れ、その地域の農家の方にお世話になりました。そこでいただいた野菜やお米のおいしさに感動し、農業に関心を持つようになりました。日本の農業が抱える問題は日々深刻化し、その解決は急務であると考えています。
最近は多くの大企業が農業の分野に進出して様々な事業を展開していますが、私はそのことで日本の農業がよくなるとは思っていません。民間の企業はやはり自社の利益を出すことにゴールがあり、それでは今ある問題の解決にはならないと感じました。
その視点で御社の事業を見ると、消費者と生産者互いのニーズを結び、スピード感のある事業展開をすすめる点で事業の発展可能性が充分にある魅力的なものであると思いました。

大学での研究内容を教えてください

私は○○という研究室に所属をしており、研究テーマはミドリゾウリムシの集光性の解析です。
簡単に申し上げますと、私の扱うミドリゾウリムシは一般的なゾウリムシとは違う性質を持っており、そのことは一般的なゾウリムシの持たない特殊な性質といわれています。具体的に言うと、ミドリゾウリムシは光に集まる性質を持っています。ところが基本的にゾウリムシは光によってダメージを受けるため、光から逃げる反応を示します。
これはミドリゾウリムシと共生しているクロレラの影響であるという風に考えられています。しかしそのことの理論的な証明はされておらず、また詳細な機構の解明もされていません。ですので私はミドリゾウリムシのもつ集光性に関する反応の観察を行い、そのことで機構の解析を目標としています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

6月に全ての企業の結果が出るというと、その日まで待ちますといわれた。基本的に順次内定を出していたようだったので期簡に間してルーズだと思う。

内定に必要なことは何だと思うか

まず、かなりニッチな業界なので事業に興味のある学生は少ないといっていました。おそらく、農業に興味があり、ある程度積極的で、なおかつ入社したいという意志があれば内定は出やすいと思います。最終選考は社長なので聞きたいこと、疑問に思っていること、他社のことなどストレートに聞くと良いと思う。私のときは業界関連の会社の裏話まで色々と教えてくれた。人と楽しく話すことも一つの才能と言っていたのでそういう観点も評価の一つなのかもしれない。楽しい社員が多いとも言っていた。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

もちろん、会社自体は小さく、また特殊な農業というフィールド(農作物の鮮度や温度管理が重要となるため不定なシフト)で、利益も出にくい位置に居るので、労働条件は厳しい。
しかしそれらを上回るやる気ある社員を求めているので社内の活気はあるだろうと感じた。そういった点になじめそうなひとがいいのかもしれない。

内定したからこそ分かる選考の注意点

ラフな面接なのでどういう態度で話していいかすこし戸惑ったが、相手がフランクであるからといってこちらもくだけすぎるのはよくないと思った。
面接の質問内容は一般的なものだけであった。選考のあとに逆質問の時間がもらえるのでその時間をいかに充実させるかがポイント。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定者懇親会が5月末にあった。内定辞退の連絡はこの後でよいといわれた。

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Q. 志望動機
A.
 青果物仲卸のアルバイトを通じて、この業界に興味を持ちました。貴社/御社を志望する理由は二つあります。  貴社/御社は、業界を先駆け、完全閉鎖型市場を日本で唯一取り入れているだけでなく、FSSCを始めとする国際的な食品衛生管理規格を推進し、食の安全を第一とした経営方針に共感を受けました。二つ目に、農業や食品流通の多様化に伴い、日々、多様化する実需者からのニーズに柔軟に対応する姿勢や、生産者とのコンタクトを怠らず、提案を欠かさない貴社/御社地道な取り組みに将来性を強く感じたためです。  ご縁をいただけた際には、青果物流通の拠点である中央市場という利点を生かし、日本の食のインフラを支える一員としてのプライドをもって働きたいと考えています。 続きを読む
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公開日:2021年11月22日

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農業総合研究所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社農業総合研究所
フリガナ ノウギョウソウゴウケンキュウジョ
設立日 2007年10月
資本金 2億1444万8000円
従業員数 113人
売上高 57億3500万円
決算月 8月
代表者 堀内寛
本社所在地 〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田99番地12
平均年齢 35.6歳
平均給与 437万円
電話番号 073-497-7077
URL https://nousouken.co.jp/
NOKIZAL ID: 1580306

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