【古民家に新命】【17卒】新和建設の本選考体験記 No.2054（関西大学/）（2017/6/13公開）

愛知県と岐阜県にしかない企業なので、遠方の私は企業を個人的に訪問したり、企業が施工した家を見て仕事ぶりを判断するというような、自分の目で確かめることが余り出来ませんでした。大学にOBもいなかったため、企業のHPを隅々まで見るのはもちろん、転職サイトや家を買った人の口コミなども見て参考にしていました。実際面接でも企業についてのイメージなど聞かれました。わたしがやっていなくてやった方が良いと思うことは、説明会の際に展示場を見せてもらえるのですが、そのとき社員の方にたくさん話を聞くこと。建築を専攻している参加者ばかりで気後れしてしまって、私はあまり聞けませんでした。

私の就職活動の軸は「日本の住宅をリフォーム・リノベーションによって長生きさせること」です。私は幼い頃から古い木造の建物が好きで、地元の商店街に建つ家々をよく眺めていました。しかし、この数年で見慣れた古い家が何軒も取り壊されてしまい、所有者のいろいろな事情はあるのだろうと思いつつも寂しく感じていました。大学生となり、卒業研究で奈良町について取り組んでいたとき、築数百年の住み手のいない町家をリノベーションによって現代生活に適応させた事例に出会い、古い家に新しい命を吹き込む事も出来るのだと衝撃を受けました。新和建設は売上げの四分の一がリフォームによるもので、そのほとんどが古民家再生事業であるので、私がやりたいことを実現できると思い、志望しました。

適性検査を重視しているようなので、対策は難しいかも知れません。適性検査は形式こそ少し違うものの、内容としてはSPIとさほど変わらない性格に関するものが二つと、クレペリンというひたすら計算させることで作業能率の変化を見るという馴染みのないものが出ます。前者に関しては自己分析をし、ぶれの無いよう回答できるようにすればいいと思います。後者に関しては簡単な計算を素早くできるようにすることと、単調な作業でも途中でだれないように普段から意識することかと思います。

比較的行動力のある人が多いように感じる。面接で素晴らしいエピソードを語ったわけではないが、他では聞かれなかったような質問にも自分の言葉でしっかり考えながら返せる人が多かった。また、この企業しか受けていない人もいるなど、内定が出た人は全体的に志望度が高めだったのではないかと思う。しかし、一番の違いは適性検査で判断される作業能率だと思われる。後で聞いた話でも、検査の結果が大卒レベルの人以外は落としたらしい。

内定後副社長に聞いた話だが、家族の悪口を言う人は絶対に受からない。毎年している質問のようなので、家族との関わりが普段あまりない人は、今からでも答えられるようによく知っておいた方が良い。適性検査を通過すればほぼ受かると思っていいと思うが、面接は集団で行われるため、集団が苦手な人は上がらないためにもどこでも聞かれるような質問プラスアルファに対する答えは考えておくべき。

• 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

株式会社創造工舎

私は社風と自分のやりたい「古い家をリフォームによって長生きさせる」事が出来るかを軸として就職活動をしていた。新和建設は古民家のリフォーム営業職で内定をもらっていたのでやりたいことが一番出来る環境だが、内定をもらった中では社内の様子が一番分からず不安だった。しかし、「いい人はどこにでもいる。」というアドバイスを先輩からもらい、やりたいことを最優先に考えた。