【季節感を活かす新戦略】【22卒】イオン北海道の冬インターン体験記（文系/【冬季1DAY仕事体験】マーケティング体験コース）No.17206（藤女子大学/女性）（2021/8/15公開）

志望業界の中でも道内最王手の会社であったため。
国内の大手企業のグループ会社ということで、先細りしていく小売業界においても生き残れる戦略を持ち合わせていると予想していた。インターンシップに参加することで、それが具体的にどんなものなのか知りたいと思い、参加を決めた。また、マーケティングに興味が出てきたタイミングであったことから、このコースを選択した。

選考はなく、事前設定された日程を予約することで参加準備は完了した。事前に企業HPを見るなどして企業研究を行い、聞きたい質問をまとめた。他社比較はしなかった。

商品の売り出し戦略を考える新規事業型グループワーク

会社の事業に関する説明を全体で聞いた後、グループに分かれて売り出し戦略を練った。

季節感や地域の行事を考慮した、商品マーケティングの考え方

商品を売り出すマーケティング施策を考えよ

1日目にやったこと

小売・スーパー業界や会社の事業、店舗業務に関する説明を最初に20分ほど受けた。その後学生のグループ分けが為され、売り出す商品の選定から販売戦略の提案までを資料作成を含めて行った。発表後にはフィードバックと、社員との座談会があった。

人事担当者

なし

発表のフィードバックでは、良いところを探して終始褒めてくださったのが印象的だった。その際、社員の方の経験を織り交ぜて話してくださったため、店舗で働くイメージをより具体的に持つことが出来た。

参加者の知識や経験に大きな隔たりがあり、平等な話し合いをすることに苦戦した。
マーケティング案の作成には、商品の旬や季節感を知っていることが大前提となり、自分で献立を考えたりスーパーで働いたりした経験があるとかなり有利となる。そういった知識・経験のある人と無い人とでグループが二極化し、前者は企画立案、後者は書記・資料作成という役回りに徹底する形となってしまった。

グループワークを共に行った学生は、食品やスーパーの売り出し方に関する知識を既に持っていた。そのため、業界を志望する一学生として勉強になった。

地域住民が求めるものを細かく考える姿勢を学ぶことが出来た。
例えば同じ町内にある店舗でも、立っている場所が郊外なのか住宅街なのかでターゲット層や売れ筋の商品は大きく異なる。時には地域の学校の運動会や神社のお祭りなど、単発的な予定にも着目しながら、需要を見込める商品を仕入れる大切さを学んだ。

実際に複数の店舗に行ってみること。陳列の仕方や季節感の演出方法などに気を留めて見ておくと、インターンシップでアイディアを出すときに役立つ。

仕事内容や評価制度が確立されていることを知ったため。
総合職としての採用ではあるが、基本的に若手社員は店舗配属となる。インターンシップの説明を通して、そこで行う業務一つ一つを具体的に理解することができた。また昇進試験制度が確立されていると知り、昇進や評価の条件も把握できた。

会社の求める人物像に自身がマッチしないと感じたため。
地域の生活に密着した接客業ということで、元気で明るく、どんな時もてきぱきと行動できるような人材が活躍できることをインターンシップ全体を通して感じた。人事担当者の方々もそのような雰囲気を持っており、自分の本来の性格と共通する部分が少ないと推測した。

先細りが予測される小売業界において、生き残りの有効な戦略を持っていることが確認できたため。
親会社の方向性として、店舗のみならずEC事業やPB商品開発に力を入れていることが分かった。その活動を店舗で広める働きを行えば、社員として生き残ることが出来ると考えたため。

インターンシップ参加者にはESの案内が早めに送られてきたため、就職活動を早く進めたい人にとっては有利といえる。しかし、募集がすぐ打ち切られる会社というわけでもなく、単独説明会で話される内容はインターンシップ時のものとほぼ同じであるため。

小売業界と道内のお菓子メーカーを志望していた。
どちらも販売職・接客業からのキャリアスタートとなるため、大学時代のアルバイト経験が活きると考えたことが理由。また、将来的には完全に裏方に回り、店舗マネジメントや商品開発に携わりたいと考えていた。そのための条件として①長く働ける制度が整っていること、②キャリアパスが多様であること、を挙げており、必然的に大手やブランド力の高い企業が志望先となった。

「大手だから福利厚生や評価制度が確立されている」というイメージは、インターンシップ前後で変わらなかった。業務に関しては、正社員からのキャリアスタートの場合マネジメントが主であると思っていた。しかし若手の場合はアルバイト・パートの方々と全く同じ業務を一日中行うこともあると知り、その点でイメージが変わった。これを知ったことで、将来希望している働き方への道のりが少し遠いと感じ、大手の小売企業で働くことへの不安が生まれた。