【医療機器の舞台裏を体験せよ】【21卒】会津オリンパスの夏インターン体験記（理系/技術職）No.11049（北海道大学大学院/男性）（2020/7/17公開）

医療機器に興味があったため、日本が世界的シェア誇る内視鏡に興味を持ち、オリンパスグループを知った。内視鏡の製造拠点の空気感を肌で感じたかったため、この企業のインターンシップに興味を持ち、参加を決めた。

インターンシップへの参加に際し、特に対策はしていない。興味があれば参加希望を出せば、問題なく受け入れてもらえると思われる。

応募

特に課題はない。

1日目にやったこと

工場見学にて内視鏡の製造工程を細かく見学させてもらえる。各部品や製造機器を詳細に知ることができるので、内視鏡に興味がある人は大変勉強になる。人事や技術の社員さんとの対談の機会も十分にあり、企業理解を深めることができる。

なし

医療機器というものに対する考え方を、技術者の方から直接聞くことができた。医療機器というミスの許されないものづくりなので、それだけ失敗の許されないプレッシャーや重圧も大きいのかと思ったが、そういった責任感は医療機器に限らず、全ての製品で同じようにあるはずだというご回答をいただき、とても印象に残った。

特に課題等はなかったため、大変な思いや苦労はしていない。しかし内視鏡製品を、細かい部品単位で内部構造まで見せてもらえる機会が多い。つまり、製品に興味があるなら、質問ができる機会も非常に多い。事前に詳しく製品や技術について調べてから参加する方が、得られるものが多いだろう。もちろん事前知識無しでも

会津の立地にオリンパスが工場を構えた理由は、古くから手工業が盛んな会津の職人魂を活かすためであったと聞いた。実際に社員さんと話したり、会津で過ごす中で、そのような土地柄、人柄は確かに感じたが、それは実際に現地に赴き、インターンシップに参加したからこそわかったことである。

前述の通り、製品や技術について入念に下調べをしておけば、深い質問ができるため、インターンシップをより有効なものにできるはずである。

工場見学では、製造業務に関わる社員さんの業務を間近で見ることができた。しかし一方で、設計開発や研究開発業務について、その仕事の様子を見る機会はなかったため、実際に働く場合にどのような業務を行なうのか想像はしづらかった。その点、もう少し質問などするべきだったかもしれない。

インターンシップ参加者の人数がそこまで多くはなかったため、内視鏡に携わる業務を強く志望する学生なら、評価してもらいやすいと思う。また、志望学生は現地の学生が多いようなので、他地域からより学歴に自信のある学生が応募すれば、有利になるのかもしれない。

この企業に関してまったく情報のないまま参加したが、社員さんはみな本当に人柄がよく、親身になって対応してくださるので、自分もここで働きたいという思いが芽生えた。もともとは親会社のオリンパス本社への志望度が高かったが、この企業も選択肢に入るほど印象が良かった。

詳しい情報は知らないためなんとも言えないが、インターンシップ参加者を優遇するといった雰囲気は感じなかった。1dayインターンなので、あくまで説明会という位置づけにすぎないと思う。

参加後にメールにてご挨拶をいただき、今後のインターンシップなどのイベントへの参加についてもお誘いを受けた。

内視鏡事業に興味があったため、オリンパスグループの数社のインターンシップに応募した。自信の研究で光を扱っていることもあり、光学機器の開発に携わりたいという思いから、内視鏡への関心を持つようになったが、この時点ではかなり内視鏡に絞って、企業研究を行っていた。医療機器に対するこだわりなどは、特になかった。

実際にインターンシップに参加してみて、オリンパスグループ全体への志望度が高まると同時に、精密機器全般への興味も沸いた。それは現場で高い技術力のもとに製品を製造している現場の空気感を肌で感じたためかもしれない。結果的には、内視鏡以外の光学製品メーカーを中心に就職活動することになったが、そのきっかけはこのインターンシップで精密機器の製造の面白さを実感したからである。