
23卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
趣味・特技(OpenESを使用)
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A.
趣味は登山です。初めて安達太良山に登った時の美しい 景色と達成感が忘れられず、色々な山に行きたくなりま した。登山するたびに、体力的・精神的にも成長を感じ ます。特技は12年間習ったピアノです。合唱コンクール の伴奏を毎年担当していました。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(OpenESを使用)
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A.
有機E Lの発光体として熱活性化遅延蛍光(TADF)材料が注目されてい ます。しかし、TADF材料は高いEL発光効率を示すものの色純度が低いという課題がありました。そのような中、窒素と ホウ素の多重共鳴効果を利用することで、それらの課題を克服したTADF分子の開発が報告されました。私はこの多重共 鳴効果を利用して、発光スペクトルの更なる狭帯域化と発光効率低下を目指し、ヘテロナノグラフェン構造を用いた高効 率・狭帯域青色TADF材料の開発・合成を行っております。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
自己 PR(OpenESを使用)
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A.
私の強みは課題を正確に把握して解決に導けることです。6年間、遊園地のアトラクショ ン運営スタッフとして、お客様に安全に楽しんでいただくため全力で取り組んでいます。 利用制限案内の放送、お客様の安全ベルト確認、アトラクションの運転が主な仕事です。 夏休みなどの繁忙期では、数人のスタッフで1日に約3000人の接客をする為、チケットの 受取や席の案内で混雑し、お客様全員を案内できない日がありました。そこで私は、仕事 を分担することで受付時間の短縮を試みました。他のスタッフにチケットの受取を任せる ことで、私は席の案内と運転に集中できるようになり、円滑に施設を運営することができ ました。この工夫により、受付時の混雑は解消され、担当アトラクションの売上を前年と 比べて3割上げることに成功しました。この経験を通して、チームで協力して円滑に作業 することを学びました。チームワークでの研究開発に貢献することができると考えます。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと(OpenESを使用)
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A.
学生時代に最も打ち込んだことは研究です。私の所属する有機合成の研究室では、世の中 に存在しない新しい化合物を作ることを目標としています。研究を進めていくと、期待通 りに結果が出ず、失敗や困難の連続で行き詰まってしまうこともありました。最初はその 度に落ち込みましたが、共同研究していた博士後期課程の先輩から、ネガティブデータも 意味のある結果だと励ましていただき、予想した実験結果でなくても冷静に受け止め、根 気強く新しい方法を試みていきました。実験結果を分析するために、新しい知識を吸収す るため論文や専門誌を念入りに読み、積極的に先生や先輩とディスカッションすること で、幅広い視野での情報収集を心掛けました。その結果、良好な物性を持つ新規発光材料 の開発に成功し、修士1年での論文投稿という成果が得られました。この経験は、社会の ニーズを捉えた新しいものを作り出していく場面で大きく活かせると考えます。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
研究テーマレジュメ
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A.
有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を利用したディスプレイは、低コスト・軽量フレキシブルといった特徴があり、環境エネルギー問題の解決の観点から注目されている。現在実用化されている有機EL素子の発光材料は、蛍光材料とりん光材料、熱活性化遅延蛍光(TADF)材料である。しかし、一般的な有機蛍光化合物は、EL発光効率が低い、りん光、TADF材料は、高いEL発光効率を示すものの、色純度が低いという課題があり、発光効率と色純度を兼ね備えた発光材料の開発が望まれている。そのような中、TADF分子の新たな設計として、多重共鳴(MR)効果を利用したTADF分子(MR-TADF)が注目されている。ホウ素と窒素を導入した多環共役分子における多重共鳴効果を利用することで、高い発光効率と色純度を兼ね備えているため、高効率かつ高色純度のEL材料が実現可能である。本研究では、新規MR-TADF分子を設計・合成し、高いEL効率と色純度を併せ持つTADF発光体AAの開発を行った。AAは、スカイブルー領域に極めて狭い半値幅の発光バンドを示し、高い色純度であることが分かった。また、これまでに報告されている多重共鳴型のTADF分子で最速の逆項間交差速度を示した。これは2つの硫黄原子の重原子効果によって逆項間交差が促進されたと考えられる。AAを用いた有機 EL 素子は最大外部量子効率が 高い値を示し、高電流密度・高輝度領域での発光効率低下が抑制され、高輝度領域でも優れた発光効率を持つことも明らかになった。逆項間交差の高速化によって電界励起子の失活過程が抑制され、電力エネルギーを効率的にEL発光に変換できたためと考えられる。 続きを読む
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Q.
志望動機と入社後にどのように活躍したいか
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A.
私は、化学によって世の中を豊かにする新技術や新規製品の開発を成し遂げる技術者を目指しています。この目標は、高専や大学での研究を通して、新しい物質を作り出すことの達成感、価値を感じた経験からきています。大学では有機合成の研究室に所属し、新規発光材料の開発と合成を行なっており、新規化合物は既知物より良い物性であること、競合していないことなど、先を見据え、視野を広く持って研究する必要があると強く感じました。新規であるということは前例がないため、事前に立てた仮説が実験で上手くいかないことも多々ありました。その度に指導教員や先輩とディスカッションをしたり、論文を読んだり、他大学の教授から助言をいただいたりすることで、困難な状況を乗り越えてきました。貴社のインターンシップにて、先輩社員から若手のうちから案件を任せてもらえるというエピソードをお話していただき、自分の力で考えていくことはもちろん、周りの先輩方にも協力していただきながら、課題を解決していくことにとても魅力を感じました。広い範囲で産業分野へ進展する貴社の材料製造の技術は、私たちの身の回りになくてはならない製品を多く創出し、私の目標も叶える環境があります。仮説を立て、いくつもの実験を行い、失敗しても諦めず原因の模索し、別方法を見出しチャレンジして培われてきた経験、忍耐力、精神力を活かし、貴社のものづくりに貢献したいと考えております。 続きを読む