【競馬ファン増加への一歩】【20卒】日本中央競馬会の冬インターン体験記（文系/事務職プログラム）No.5659（慶應義塾大学/男性）（2019/4/9公開）

約1500人で3兆近い売り上げを誇る組織に興味を持ったから。また自身が競馬が好きで、日頃利用している競馬場を違う角度から見てみるのも面白いなと感じたから。特に競馬はギャンブルからスポーツへの転換を目指しており、興味深かったから。

ESで自身がなぜ競馬場のインターンシップに参加するのか明確に理由づけ出来るように準備したり、調べたりした。

中山競馬場のファンを増やすには？

1日目にやったこと

まず会社概要に関する説明があり、その後競馬教室が開催された。その後はグループワークで3時間ほど中山競馬場のファンを増やすにはという課題に取り組み、その後3分間で発表した。

人事部社員・参加者

JRAのマフラー

どのように競馬のファンを増やしていくのか、職員の方から実際にお客様視点に立つことが重要だと言われた。実際JRAでは有名人のイベントを開催したり、女性が競馬場に来やすい環境を提供するなど行っており、そうした視点を養うことが重要だと感じた。

グループワークのテーマである「中山競馬場のファンを増やすには」という抽象的なお題の定義を設定するのに苦労した。また班の中に競馬に詳しくない人もいたので、前提知識の共有に手間取り、苦労した。その他発表用の紙をつくらなければならず、短い時間の中でうまく進めていく必要があると感じた。

実際にインターンシップに参加することで、どのような方が競馬産業の中心に携わっているのか知ることが出来た。また開催業務と非開催業務について具体的に何を行うのかを社員の方から聞くことが出来、どのような働き方を自分が将来するのかイメージがついた。

事前に中山競馬場の周辺地理や観光名所、特徴についてもっと調べておけばより良い発表が出来たと感じている。実際他ではない中山競馬場のファンを獲得するというお題だからだ。

実際に開催業務と非開催業務に関して社員の方から直接聞くことが出来たため。ただ1つ不満があるとすれば、競馬教室という実際に馬券購入に関する時間があるが、競馬経験者に関しては正直必要なく、むしろ職員との座談会などを行ったほうがJRAについて知ることが出来ると思った。

言わずと知れた人気企業であり、かなり高学歴で優秀な人が多数興味を持っていると感じたため。本選考で内定を得るためには、明確にJRAでやりたいことは何か、どういった点でJRAに貢献できるのか明確かつ論理的に語る必要があると感じた。そのため非常に内定を得るのは難しいと感じた。

志望度が上がった理由としては改めて中央競馬という日本最大級のレジャーに携わりたいと感じることが出来たからだ。職員の方が中央競馬の普及のため努力している姿勢について直接聞くことで、自身もその一員として中央競馬の普及のために働きたいと感じた。毎週末全国各地に出張することも志望度を上げる理由になった。

インターンシップに参加後接触もなく、特に特別フローのようなものは存在しないと感じた。JRAは特殊法人であり、公的な側面が強いため例年リクルーター制などはないと聞く。

元々インフラ業界の中でも電力・物流業界をを志望していた。物流業界の中でも私は特に倉庫業界を志望しており、三菱倉庫や住友倉庫などの初期配属で現場を経験できる企業が第一志望であった。また電力業界では中部電力や東京電力を志望していた。電力と物流業界に共通する点として、両者とも挑戦的な環境にあるという点に魅力を感じ志望している。

このインターンシップに参加することで志望業界自体に変化はなかった。ただ就活の軸とは別に、自身が好きなことを職業にするといった視点で就活することの重要性について気付いた。そのためこのインターンシップに参加後、自身の好きなものに関わっている企業や自身が好きな企業を積極的に受けるようになった。このように新しい視点で企業選びをするようになった。