22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 近畿大学 | 女性
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Q.
入社後やりたい仕事、その詳細と理由
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A.
才能のかけらを体系化させて届けたい。 私はSNSが好きで暇さえあれば見ているが、他のユーザーを見ていて「この人の書くものをもっと見たい!」と感じることがこれまでに何度もあった。特にSNSでは体系的なまとまった文章は大抵書けないため、過去の投稿を遡ってもその人のことがはっきりと分からず、よくもどかしくなる。さらに、フォローしていないユーザーとの新たな出会いは少ない。本には店頭での「偶然の出会い」があることが長所だと思うので、皆が「この人にもっと早く出会いたかった」と思うような人の文章をたくさん本にしたい。 続きを読む
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Q.
あなたが講談社に、他の会社よりも魅力を感じる部分はどこですか? そう考える理由も書いてください。
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A.
ネームバリューと思いやり。埋もれている才能を拾って形にする編集者が夢なので、作家さんが高確率で魅力を感じてくれる大手の社名を背負いたい。また、選考中の企業で質問会が最も多かったのが貴社だが、作家さんや読者への姿勢も同じだろうと感じた。 続きを読む
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Q.
あなたの大学時代を象徴する「ものがたり」を披露してください。
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A.
文章を初めて人に見せた。といっても気まぐれなブログで、日記とか自分がぼんやり思っていたことを言葉にするだけ。今までノートや携帯のメモに綴っていたことを、初めて外へ出したのだ。やっぱり消そうかな、まだ誰も読んでないし。逡巡する間にぽつぽつと誰かから「いいね」が届いた。背中が熱くなる。もっと見てほしい。この気持ちはきっと承認欲求でもあるが、自分を表現できた喜びでもあったと思う。一方でもう一つ頭に浮かぶ気持ちがあった。好きな人たちのこういう感情の発露にも立ち会ってみたい。 続きを読む
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Q.
人生最大の失敗は何ですか。また、その失敗に対してどう対処、行動したか教えてください。
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A.
高校の部活で部長を務めたとき、リーダーなのに優柔不断で決断できない自分を恥じ、強硬な態度でとある決断に踏み切ったこと。今思えばその結果一部の部員の気持ちを無視してしまったと思う。過ぎたことなので、時々思い出しては分析し、今後の糧とするしかない。当時部長だった私は決断できないことを短所と捉えていたが、マイノリティの意見も汲んで悩めるところはむしろ長所であると捉え、周りを見ず無理に決断するのはやめた。それからリーダーを務める機会はないが、次は自分の持つ資質を活かして臨めると思う。 続きを読む
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Q.
想像でも構いません。あなたにとって「働く」とは?
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A.
自分の食い扶持を稼いだうえで、自己実現と社会貢献を両立すること。前者については当然として、自分と社会の繋がりを最も強く感じるのが「働く」ときだと思う。自分の仕事が誰かを支え、自分も無数の人々の仕事に支えられて生きる。しかし人は働く中で、どうせならば自分にしかできない仕事がしたいという欲求を抱く。その欲求を実現することが自己実現であり、全社会人が永遠に追い求めるものだと考える。 続きを読む
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Q.
あなたが想像する2030年の社会における出版社と、 そこであなたが果たしている役割についてできるだけ具体的に書いてください。
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A.
10年後は既に電子書籍がある程度浸透しきっていて、出版物の種類によって、紙媒体が適したものと電子媒体が適したものにはっきり分類されていると思うため、両方の媒体で出版できる会社がより力を持つと予想する。文芸作品やコミックの編集者も、担当する作家の作品をどういう形で読者に届ければ最大効果を生むか分析できる必要があると考える。 漫画動画のような新たなメディアミックスにも対応できるよう、絶えず勉強していたい。 続きを読む