20卒 本選考ES
編集記者
20卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」を400~600字で詳しく教えてください。
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A.
ドイツのベルリンで一年ほど仕事をしながら勉強しました。私は旧東ドイツの文化と製品について研究していたので30年前まで東西に分割されていたベルリンはその歴史が色濃く残る絶好の場所でした。私は実際に18歳の時にベルリンの壁が崩壊したという東ドイツ出身の方とお会いし当時の状況を取材することができました。彼の話で印象的であったのは「東ドイツではこれと言って裕福でもなかったけど何の不便もなかったし、美しい時間だった。統一しないほうが僕にとってはよかった」と昔を回想していたことです。大学の授業や多くの本では東ドイツの悲惨な状況ばかりが取り上げられがちですが、なかには東ドイツを好んでいた人もいるということがわかり、研究をしていてよかったとその時感じました。思えば東ドイツ事情というのは西ドイツを含む西側諸国が書いたものばかりで、本当の旧東ドイツの状況というのは当事者に聞かなければわからないものです。その後、ご厚意で彼の家族と半年間一緒に暮らしましたが彼はしばしば東ドイツ製の自動車やバイクの遅さや粗末なつくりについて嘲りながらも嬉しそうに説明してくれました。未だに東ドイツ製品が蚤の市で大量に売られていたり、当時の東ドイツをモチーフにしたカフェが存在したりとポジティブな感情をもってとらえられている場合も多くあり、それを伝えるためさらなる研究を続けていきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
「日経BP社に入社したらやりたいこと」を250~400字でお書きください。
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A.
編集記者として「日経ビジネス」に携わり、専門家だけでなく様々な身分の方にお会いして記事を作りたいです。政治経済の動向を巨視的にも微視的にも追及し、それに対して市民がどう考えるかを追求することが貴社の独自性だと思いますので、深い取材に基づいた「考えるメディア」を作ることに貢献したいです。具体的には日々更新されていく開発途上国・新興国市場の状況や、少子高齢化による社会の在り方の変化をいち早く察知して記事にしたいと考えています。また、デジタル版でしかできない記事の伝え方も模索したいと考えています。リアルタイムのデータで伝えたり、視覚的なコンテンツを充実させたりとオンラインならではの記事を提供するため他職種の方とも協力して仕事を進めたいです。人とかかわりながら自らも勉強し、情報を必要としている人や社会に貢献できるような新しい挑戦をしようと思います。 続きを読む
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Q.
ご質問や事前に伝えておきたいことがあればご自由にお書きください。
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A.
「逆説のアフリカ」の記事のような海外を取材した記事もありますが、そういった記事も本社の記者が自ら出向いて取材しているのかお聞きしたいです。また、そういった記事に使われる写真は写真記者など別の役割をもって同行する方がいるかなど一人の記者がどこまでの裁量をもって仕事をしているのかお聞きしたいです。要するに採用ページで書かれているように「企画を自ら立て、取材し、誌面イメージまで手掛ける」ということが実際にどこまで自由に行われているのか知りたいです。 続きを読む