【挑戦と成長の舞台】【17卒】三井住友海上火災保険の冬インターン体験記（MSIインターンシップ）No.308（早稲田大学/男性）（2017/12/14公開）

非常に大きな会社であり、安定性がある。また、このインターンシップの先にある、更に数が絞られるインターンシッププレミアムというものがありそこへの参加が最終的な目的。このインターンシップに参加していないと以降行われる職場体験インターンなどへ参加するチャンスが生まれない。

SWOT分析に特に時間をかけた。夏から秋にかけての早い時期の選考であったので、周囲が特に力を入れているのが自己分析であると考えたため。特に同業他社と比較して何が違うのか、特に損害保険会社はどこも似たり寄ったりなサービスを遅かれ早かれ提供している場合が多いので、「ここにいち早く目をつけた」といった差別化を中心に三井住友海上のStrongを見つけ出した。その点で他者との差別化を図り、また、そもそもがインターンシップであり入社面接ではないのでその目的を忘れずSWOTのSに関しては機会があれば言う、サラッと言うことに終始気をつけた。特に、日経新聞で三井住友海上の記事に目を通したりなど最新の情報で自信をアップデートしておくと説得力が生まれるため良いと思う。

グループワークを毎日のように複数回やったため全てのワークについては言及できないが、最終プレゼンは完全新規案件の企画。主に三井住友海上火災保険が作る保険として新しいもの、それを考えた。

前半にやったこと

グループに分けられ、5日間ずっとそのグループでワークを行っていく。全体として基本的に職場に入らせていただくなどのことはない。前半は主に損害保険業界に対する業界研究的内容が主軸。各日午前中に座学をし、午後にそのまとめとして新規事業案件などのグループワークを発表まで行う。ランチはお弁当として支給される。前半に社員さんとの交流ない。

後半にやったこと

後半は座学が減り、グループワークの時間が徐々に長くなっていく形になる。また、社員さんとの交流会も用意されており、かなりざっくばらんな質問を投げかけさせていただいた。最終日には最終プレゼンを行い、優勝チームを決める。どのチームも社外において特別に時間を割いて企画を練っていたと思う。また、全日程通して内定者がついて、自身についてのフィードバックをしてくださる。内容はグループワークにおける自分の立ち位置、強み弱みになるので以降のグループディスカッション選考などに非常に役立った。

三井住友海上のグッズ

自分のチームでの強み弱みを教えてくださった点。自己分析において自分がどういった人間かは大体見当がつくが、いざチームの中で、それも議論が白熱した中で自分がどういった振る舞いをしているのかを客観的に見ていただいた点は非常に良かった。

最終日の発表までに時間があまりなかったこと。また、評価軸として発表の内容でなく発表の方法に重きを置かれていた点で、なかなか納得いく評価結果がみな得られないと思う節がそれぞれあったとの意見が多かった。しかし全体として学びが大きく有意義な時間だった。

特に発表の仕方、資料の作り方について内定者の方がしっかりとフィードバックをしてくださったのが印象深い。内容については新規性が若干評価されていたように思うのみで、基本的にはその発表方法に評価の基軸が置かれていた。プレゼンの仕方を体感として学ぶには最高の場所であると思う。

マーケティングの理論。新規事業案件が主だったので、市場のニーズをいかに察知するかという点でマーケティングの理論は覚えておいてそんはないと感じた。

本インターンシップに関しては特に有利性の確保などの点で大きな意味合いがない。この先の職場体験インターンを経験しないことには実際の仕事内容や仕事ぶりが理解できずに机上の空論で終わってしまう恐れがある。その意味ではあまり働いている自分というには想像が難しい。

インターンシップに合格することと内定につながる選考に合格することは少なくともこのインターンシップにおいては、評価軸が違うと感じた。あまり門が狭くないというのもあるが、そもそも社員さんの話からCSRとしてやっているという噂もあり、このインターンシップに受かったからといって油断するのは良くないと思う。

本インターンシップ後のプレミアムに合格し、そこでの職場体験との相乗効果で志望度は高まった。そのためには何よりも本インターンシップに参加することがスタート地点であり、そこでの学びがしっかりと自分の言葉で語れることが大切であった故、非常に有意義の感じている。しかしながら、本インターンシップが直接的に志望度向上につながったかというと難しいように感じる。

インターンシップ参加者のみにplusという形で様々な機会が以降与えられることとなる。また内定が出ると言われるMSIビジネスコンテストも本インターンシップを参加していないと挑戦権すら与えられない。その意味では直接的有利になることはなくても自分の活かし方次第で一気に内定を惹きつける要因となりうる。

生命保険業界。これからものやサービスが飽和状態になっていく中で、人々の中で新規性より安定性が求められる時代がくるのかと感じ、それを担保する最たるものが保険業界だと感じたため。特に人の命を扱う生命保険に興味があった。

損害保険業界の無限の可能性を教えていただいた。鉛筆からロケットまで保険がかけられるとよく言われるが、全くその通りで、またこれからニューサービスが生まれるたびにそこにはニューリスクが生まれその保障のために損害保険は絶対に必要になると感じた。