【17卒】伊予銀行の冬インターン体験記（総合職）No.561（2017/12/14公開）

銀行は就活生にとって必ず目にする業界かもしれないが、実際に何をやってどうやって稼いで、何をしたらダメかという根本的なことを理解しきれずに進む場合が多いといわれた。無論メガと地銀でその点も変わってくるのだが、社員の方がわざわざそのようなことをおっしゃっている時点でその点の根本理解が就活生の波に埋もれないようにする前提条件の1つなのではないかと思った。

他の地銀の現在の立ち位置。伊予銀行は地銀の中で非常に優位の地位を占めており、その点で横浜銀行などのコンコルディアやその他有力地銀について、少なくとも何をやっているか、どれだけ稼いでいるかだけでも理解しておけばもっと伊予銀行への理解が深まったのではないかと思う。

あくまで1dayインターンで、社員さんが実際に働いているところを見たわけでもない。しかし最後に若手一年目などの方からお話を伺える機会があり、そこで個々人の方々がどのような思いで働いていらっしゃるのか、そういった側面から会社を見ることができたのは非常に有用だった。

社員の方々、また内定者の方々に堅実な方が多いと感じたため。自分はその点あまり自己、他己評価ともに高くなかったために無理だと感じたし、それに加えて社員の方々とのお話においては少々ではあるが窮屈に感じてしまった。

自分の特性、性格を鑑みて向いていないと考えたから。また、留学経験から世界視野での仕事がしたいと考えていたため、その点におけるスピード感の若干の停滞さ加減が自分にはあまり魅力的には映らなかったため。

抽選であるため特にインターン生限定の大きなセミナーなどもない。しかし、正直そこで得たものの料理の仕方によっては意味のないインターンは存在しないと思うが故、ここでの経験も伊予銀行の選考においては無駄であるとは言えないと感じる。

インターンで壇上に立っていらっしゃった社員の方が学内合同説明会に来ていらしゃったというお話を聞いた。

金融業界全体を見つつ、基本的には損害保険、生命保険の保険業界を目指していた。娯楽が増えていくであろう未来、新エネルギーや銀行不要論など生活の根本的なものが変わっていくかもしれない未来において唯一形を変えずに対応できていけるのが保険業界であると感じたため。

社員の方々の堅実さと温和さが短い間ではあったが十二分に伝わってきたインターンシップだったと思う。就活という視点からは自身の特性に合ってないと感じてしまったが、地域の方々にも常に素直にあろうと健全であろうとする姿は、ある種の憧れを感じた。