【未来を切り拓くクレジット革命】【17卒】ジェーシービー（JCB）の冬インターン体験記（総合職）No.562（早稲田大学/男性）（2017/12/14公開）

業界の現状理解が第一目的であったが、会社理解をはじめ、これから起こりうるかもしれない様々な事業モデルをいくつか想像できるくらいには知識をいただき、当初の目的を大きく上回ってこのインターンを終えることができた。

特に準備したことではないのだが、選考それ自体が説明会参加→先着順での選考予約→GD一本勝負の若干特殊な流れであったので、恐らく前2stepにおいて最低限の志望動機が見られているのだと考え、常に早い時間での参加、予約を心掛けた。

クレジットカードを使った新規事業

前半にやったこと

初日はチーム分けと顔合わせ。それから最終日にプレゼン大会をすることを告げられそこに必要になってくる知識という体でJCBやカード業界全般のいろはを座学として学んでいった。学んだことを少しずつプレゼンという形で発信しつつ座学を進めていった。

後半にやったこと

ひたすらプレゼンの準備を行った。4日目などは開始から終了までプレゼンの準備に充てられ、昼食の時間設定さえも班ごとの裁量にゆだねられるという状況。選考のような堅苦しさは一切なく、みなコーヒーをすすりながらホワイトボードとにらめっこしながら各班が思い思いに仕事を進めていっていた。準備の途中で数回社員さんに呼ばれ、自分自身がインターンでどうなりたいのか、志望業界はどこなのか、実際に社員さんから見たプレゼン準備における自分自身の悪い癖や良い点を教えてくださる、一種の面談のような場が後半のフェーズには多く設けられていた。

人事部長/人事主任/人事課長

オフィシャルスポンサーであるからか、ディズニーランドのペアチケットやCMに起用されている芸能人のクリアファイルなど

最終日プレゼン終了後、1人につき15分もの時間をかけて個人面談が行われ、その場で今回プレゼンの準備における自身の行動を評価していただいた。かなり細かくチェックしていただいていたのだとそこで気づかされ、そこでいただいた細やかな自分の行動特性は一部は自信に、他方で注意点に以降の就職活動に非常に大きな意味を持つものとなった。

最終日のプレゼンの準備に関しては、中には準備最終日に案を丸ごと変更するなど、素直に大変だった。しかし、基本的に熱意のある、そして傾聴力と調整力に長ける学生が多かったためか苦しかったが、根本としては楽しく、常に学びのある5日間だったと思う。

インターンの短い期間中ですら気が張れないようじゃいけないということ。本インターンの形式上各班にかなりの自由な裁量と行動が与えられていたので、逆に素の自分が出やすい。素の自分を隠せ、というわけでは決してないのだが企業側もコストをかけて適当なことをするわけもなく、必ず何らかの、ここでは採用、という目的があるはずで、その点でどれだけ自由であろうがどこで見られているはずだというのはインターンシップという事実上の採用活動に身を置くものとしては考えておきたいと思った。

自己分析を簡単にでもいいのでやってみること。前述のとおり学生同士の時間が非常に長く、更にそれを比較的詳細に教えてくださる社員の方々のFBで、より真実に近い自分の行動特性が発見できる。が故に、自分で思っている自分をこのインターンシップの前にしっかりと見つけておくより深い理解のもとで自分を理解することができると思う。

会社の会議室でもなく、本社から駅も1つ離れた場所で隔離されたように行っていたためJCBで働くということが学生レベルでしか理解できなかった。実際に自分はどう働いていくのか、内容だけでなく働いている人の働いている顔を拝見出来たらよかったと感じる。

JCBが求めている人物像がわからなくなってしまった。座学についてもJCBが業務内容として他のカード会社と何が違うのかに焦点が当てられており、実際に働いている人たちの野望や希望、JCB自体が持っている目標などのお話はほぼなかった。いわゆる頑張ればすべてインターネットで手に入るような情報ばかりで、雰囲気を漠然とつかんで終わってしまった。無論、そこで得た経験はまた別で格別の価値があったと確信しているが、JCBが何をしたいのか、そしてそれをするために社員の方々がどんな意気込みで働いているのか。JCBが何をしたいのか、そのためにどんな人物が新卒採用に求められているのか、私には手掛かりがつかめなかったため内定は出ないと感じた。

JCBが会社として抱く野望が全然見えてこなかった。もちろんパンフレットを探せばあるのであろうが、インターンシップに参加したからこそ見つけられたJCBの将来像は一切私には見えてこなかったため。

倍率が非常に高く1400人中の50人。またインターン生のみのセミナー、説明会も複数回開催された。選考も早期枠。また、インターンには基本人事の人が来ていたが、主任やそれに準ずる肩書を持っている人しか来ていなかったため。

金融業界、特にこれから「モノでなく体験を売る」世界において唯一消えることのない、むしろ大きな可能性を残す損害保険業界を志していた。しかし、外資系のメーカーなども受けるにつれもっと多くの業界を知るべきと必要性に追われ複数企業、業界のインターンに参加させていただいた。

社員の方にいただいたフィードバックは一生ものとして大切にしている。自分の行動特性をあれ程までに(良いも悪いもだが)ズバズバ言われたことも正直少なく、あれがなければ以降のGD選考の合格率はガクッと落ちていたかもしれない。