【19卒】ＭＩＣメディカルの夏インターン体験記（理系/CRA）No.2571（大阪府立大学大学院/男性）（2018/4/12公開）

ネットで仕事について調べるのと、会社へ出向いて人から話を聞くのでは全く理解度に差が出ると感じた。インターンシップに参加すれば、説明を聞いた上でそれを試す機会や、抱いた疑問をぶつける機会ができるので、インプットとアウトプット両方で仕事への理解を深められると感じた。また同じ業界で同じような仕事をしていても、目指す将来像や経営理念などが異なり、それにより社風などにも独自のカラーが出るのだと肌で感じた。

インターンシップに行けばすべてわかるだろうと思っていたので、CRO業界に関するリサーチをあまりしないまま臨んでしまった。もう少し自分で仕事について調べてから参加すればより理解が深まったのかもしれないと感じた。

今回のインターンシップでは、CRO業界全体の理解を深めるための話が中心だったため、この会社で働くという事に関しては十分にイメージできなかったように感じた。またこの会社を知ってもらうことももちろん目的ではあったが、インターンシップを通して、今後の就職活動に役立てて欲しい、業界を知って欲しい、というような意図が感じられたので、業界の中で働くという事に関してはある程度イメージを作るきっかけになったのかもしれない。

インターンシップ自体を複数回、数ヶ月間に渡って開催していたため、参加者数が膨大な数になることを見ても、特にインターンが内定のきっかけになるというようなことはないと感じた。また会社側が学生を評価しているような雰囲気は特になく、とにかく業界や仕事について理解を深めて欲しいという意図のもとインターンが行われていたように感じた。

インターンシップを通して人事の方々の雰囲気が非常に良かったため。このインターンに参加後も様々な企業のインターンに参加したが、その中でもMICメディカルの人事の方はとても明るく、元気で、誠実なイメージが強く残っていた。このような方々がおられる企業であれば、きっと明るい雰囲気で仕事ができるだろうと良い印象を抱いたため。

インターンシップに参加した学生は早期選考を受ける事ができたが、インターンに参加した学生はすべて合わせると数百人規模になることから、早期選考が特に有利になることはおそらくないと感じた。早期選考もステップを飛ばすという事ではなく、一般選考と同じようなステップを早い時期に受ける事ができるというものだった。

インターンシップ後に社員との面談などは特になかった。本選考を受けるにあたり、インターンシップ参加前のwebテストで一定の基準をクリアしていれば、webテストを免除で本選考一次面接から受ける権利を得る事ができた。

医薬品関係の業界に興味を持っていたことから、CRO業界にも関心を持っていた。まだ時期が早かったためCRO一本に絞っていた訳ではないが、これまでの研究活動とは異なり、いろんな人とコミュニケーションを取りながらアクティブに仕事ができるという環境に魅力を感じていた。参加前に特に気になっていた企業はなく、大規模な会社から中小の会社まで幅広く見ようと考えていた。

インターンシップに参加し、参加前に比べて仕事への興味がより増した。今回参加したMICメディカルは大規模な会社とは言えないが、グループ会社という強みを活かして事業を展開していたため、会社単体で見るだけではなく、グループとして動いているのかなどにも注目して就職活動を進めると良いと感じた。会社の大小に関わらず、その会社に独自のものは何か、その会社にしかない強みとは何かを探る事で、他社との差別化や、比較ができるのではないかと感じた。