22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 埼玉大学 | 女性
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Q.
自己PR
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A.
困難な課題に対しても諦めずに継続することができます。私は約10年間、吹奏楽部に所属していました。長時間練習しても地区予選を通過できず、悔しい思いをすることもありました。しかし、大きな成果が得られなくても、少しでも進歩した部分を見つけながら練習することを心がけました。自分では気付けない問題点も、部員同士で演奏を聴き、アドバイスをし合うことで改善しました。悔しさをバネに練習を続けた結果、合計で6度の県大会出場を果たしました。この経験から、仲間の存在や小さな成果を見出すことの大切さを学び、ゴールの見えない課題に対しても最後までやり抜くことができるようになりました。研究開発においても、思うような結果は簡単には得られないと思います。それでも、小さな変化を見つけて考え、次の行動に活かすことを繰り返し、チームメンバーと協力しながら成果を挙げられるよう努力し続けます。 続きを読む
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Q.
学生時代の取り組み
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A.
学生実験に熱心に取り組み、実験操作よりも、得られた結果を考察することを重要視しました。反応原理や操作の意味、その結果が得られた原因を考えることで、実験をより深く理解することができるからです。特に合成実験の際は、反応機構や副反応を考える上で有機化学の知識を役立てました。考察の元となるメモを余裕を持って取るため、予習を毎回2時間行いました。実験中のメモと合わせて考えることで、失敗した場合に原因を予測することができました。これにより、失敗に繋がる要因を頭に入れることができ、次の実験に活かしスムーズに進めることができました。通常の授業と並行して予習をし、毎週2回の実験を行い、限られた時間の中でレポートとしてまとめるのは大変な作業でした。しかし、得られた結果から何が言えるのかを妥協せず考え抜き、実験を理解できるまで取り組みました。 続きを読む
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Q.
あなたの「短所や改善したいこと」は何ですか。またどのように対処していますか。
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A.
短所は心配性な所です。行動に移す前にそれぞれの選択によって起こりうる事象を予測し、慎重になってしまいます。その際、成功するビジョンよりも上手くいかないビジョンに着目してしまい、不安な気持ちになることがあります。また、頭の中で複数のビジョンを描くため、物事を選択するのに時間がかかることがあります。よって、(1)物事に対して必要以上に不安な気持ちを持つこと、(2)選択に時間がかかることを改善したいと考えます。(1)では不安な気持ちを小さくするために、不安な点を明確にし、一つ一つに対して対策を立てることで対処しています。物事がどの方向に転んでも、事前に想定していたことであれば準備した材料で対応することができるからです。事前に計画を立ててシミュレーションをすることで、成功に繋がるビジョンを描くことができると考えます。準備事項が多すぎる場合は、必要性の高いことから順に準備することを心がけています。(2)では、他の人の意見を聞くことで対処しています。自分とは価値観の異なる考えを聞き、自分の中で何が重要かを再確認することができるからです。また、他の人の考え方を蓄積することで、その先の選択にかかる時間を短縮していくことができると考えます。 続きを読む
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Q.
当社を志望する理由を教えてください。
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A.
私には、研究者として化学の力で人の悩みを解決するものづくりを行うという目標があります。その上で貴社を志望する理由は3つあります。1つ目は中間原料となる化学製品を生み出し、顧客のニーズに応えている点です。貴社は基礎原料を独自の技術によって機能化し、顧客の要望に沿った化学製品を企業に向けて提供しています。貴社のコア技術である酸化エチレン、酸化プロピレンの付加重合や、アニオン化反応をはじめとする有機合成技術に携わり、顧客の悩みを解決したいです。また、中間材料の生産により自動車、電子材料、家庭用品、医薬など、幅広い業界を支えることができるため、大きい規模の悩みの解決に繋がると考えます。2つ目は研究職として製品の開発から生産まで携わることができる点です。実験ばかり行うのではなく、自身が検討改良を重ねた製品を実際にスケールアップして試作する所まで担うことで、ものづくりを広い視野で見ることができると考えます。3つ目は研究テーマを複数人で協力して進める点です。求められている高い要求に対応するため、自身では解決できない点を質問、相談することで、自分にない考え方を学び、知識として蓄えたいです。また、相手に自身の考えを説明することで、理解が曖昧な部分に気付き、理解を深めることができると考えます。私は、顧客の要望に沿った製品が得られるまで妥協せずに試行錯誤を繰り返し、顧客や周囲の人から信頼を得られる研究者を目指します。そのために分からない点も素直に認め、先輩後輩問わず周囲から学ぶ姿勢を大切にし、自身の知識と経験を増やしていきたいです。 続きを読む