【未知の挑戦、広がる可能性】【21卒】ＹＫＫの冬インターン体験記（文系/総合職事務系）No.10153（大阪大学/男性）（2020/7/9公開）

もともとメーカー志望であり、機械メーカー中心に見ていたが、絞っていたわけではなく幅広く見ていた。そんな中でたまたま以前にマイページを作っており、インターンシップ開催のメールが何度も届くようになり気になって参加してみた。

1dayでかつ複数日程あり、参加のハードルはそこまで高くないと感じていた。しかし、先着や抽選ではなく、しっかりとエントリーシートは課せられていたので、HPを参照して丁寧に書き上げた。字数制限がなく困ったが、簡潔にまとめた。

営業の担当として、ファスナーの受注増に向けて施策を提案せよ/財務及び経理の担当として、財務諸表等資料から課題を見つけ出して解決策を提案せよ

1日目にやったこと

まずは簡単な会社説明があった。その後は、グループワークを２セット行った。テーマは上記に記載した通りである。発表、フィードバックもあり、そして最後に社員の方との座談会をした。

人事社員

なし

YKKはBtoB企業ではあるが、その先のエンドユーザーである、consumerすなわちCまで意識して営業をしていくことが大切だとフィードバックがあり、印象に残った。

グループワークは、短い時間で２つのテーマを扱った。人事の方からYKKのビジネスモデルの説明はあったが、事前知識がないままインターンシップに参加したためにその場で深く理解することがなかなかできず、メンバーともに、これってこうだよねなど探り合いながらワークを進めた。

今回のインターンシップでは、メーカーでは珍しく、財務経理のワークも経験した。財務会計と管理会計の違いをざっくりと学び、上層部である経営陣に報告することの大切さを理解した。最低限の知識はどの職種であろうと必要であり、簿記はビジネスマンとしてとても重要な資格であると感じた。

YKKのビジネスモデルについてある程度勉強しておくとよいと感じた。何も知らないでいくとワークがなかなか進まないと思う。

さすがにこの1dayインターンシップに参加しただけではこの会社で働いている自分を想像することは難しいと思う。もちろん会社説明、グループワーク、座談会と就職活動中の学生からしたら企業研究に丁度良い1dayインターンシップではあるが、深く知ることはできなかった。

やはり私はダイナミックな製品を扱ってみたいという思いがあるため、企業研究がでらに参加したYKKを受ける場合はモチベーション維持が難しいと感じた。参加していた学生の学歴は高く、意識も高かったので、結構大変な競争になるのではないかと漠然と感じた。

志望度は上がりもせず、下がることもなかった。やはりもともと、メーカーであればダイナミックな製品を扱ってみたいという思いがあり、志望度はそこまで高くなかった。やはり1dayインターンシップは企業理解には限界があり、勉強にはなるものの、志望度にそこまで影響することは無いと感じた。

やはり、本選考に進むにあたり、インターンシップに参加したことは良いアピールポイントのなると思う。インターンシップ参加が直接加点されることは考えにくいが、そのことを面接で話すと印象は良いに違いない。

金融、メーカー、ITが志望業界である。金融業界は、私自身が大学で経済学を専攻しているという理由で単純に興味を持った。メーカーは、日本のお家芸であり、実際に高品質の商品を自社で作り、売っているという分かりやすいビジネスモデルに魅力を感じた。ITは、時代の最先端を走る業界であり、そこに入って時代についていきたいという理由で興味を持った。

上記に記述した通り、このインターンシップに参加したことにより志望企業や志望業界が変化することは無かった。ただ、この企業に対してネガティブキャンペーンをしているわけでなく、自分とはマッチングしないのではと感じたまでである。あまり認知されていないが海外においてその品質が高く評価されており、日本が誇るメーカーだと感心した。