22卒 本選考ES
葉たばこ調達
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
- Q. 大学生(大学院生)として、成果に関わらず自分自身は頑張ったといえること(学業・研究・課外活動など)について、400~700文字で記載してください。 ※“たばこR&D”のカテゴリーを選んだ方は、研究概要をお書きください
-
A.
主務として、所属していたボート競技のサークルにおける退部者削減に尽力した。 早朝に練習し、1限から講義や実験を行うことに不満を抱えた部員が多く、毎年10名以上の退部者が問題となっていた。そこで、早朝ではなく空きコマに練習できるよう改革し、退部者を削減することでサークル運営を円滑にしようと考えた。しかし、所属サークルは60年近くの伝統を持ち、年次の高いOBの中には早朝練習を維持すべきだと主張する者も少なくなかった。なぜなら、彼らは「早朝に無理してでも練習することこそが強くなる近道であり、伝統なのだ」という考え方を信奉していたからである。そこで私は以下の2点を軸とし、反対する者に対し理論的に交渉することを心掛けた。 ・退部者は早朝練習により授業に集中できず、成績不振に悩んでいること ・起床直後の早朝練習では体が起きておらず、怪我のリスクが高まること 最終的に私の提案は採用され、退部者が2名程度まで激減したことで経済面でも活動面でも健全なサークル運営ができるようになった。具体的には、ボートの維持費や修理費に余裕ができた。また、部員の練習に対する意識が変わったことで全国大会に出場する部員も輩出することができた。この経験から、組織全体の意見を聞き、理論的に行動することで現状を改善できると学んだ。 続きを読む
- Q. 50年後のあなた。孫にこっそり伝えたい「人生で大切なこと」は何ですか? その理由と併せて教えてください。 人生で大切なこと (25)
-
A.
迷ったときは恥ずかしがらずに周りの人に頼ること 続きを読む
- Q. 理由 (500)
-
A.
専門外や未知の分野に取り組む際、周囲の人に積極的に頼ることで状況を打破した経験があるからである。 研究活動において、研究室独自の化合物合成のために「生命科学系専攻ながら」有機合成をする必要があった。有機合成は専門外であり、理論・手技を一から習得しなければならない。はじめは論文や本を参考に実験していたが、不慣れな手技が原因で反応が進まないことが少なくなかった。そこで、文献での調査に知見の限界を感じていた私は、他専攻の研究者や友人との積極的な議論を心掛け、効率的に情報収集を行った。また、技術習得のために国内外の研究機関にアポをとり、研修に行くなどして最短ルートで理論・手技習得した。実際に海外の研究機関での研修により、必要な試薬の最適化や実験時間の短縮を行うことができた。こうして研究を遂行した結果、合成した新規化合物に関して海外企業との共同研究にまで発展した。本経験から学んだ、「未知の分野に対しても現状を分析した上で徹底的に計画し、周囲と連携しながら取り組むこと」の重要性は今後の生活の指針としたい。 続きを読む
- Q. 他の人からは「どうでもよくない?」と言われそうだけど、自分の中で大真面目に考えていることは何ですか?お題とその理由を教えてください。 お題 (25)
-
A.
日々の生活を彩る、ちょっと楽しい色の秘密 続きを読む
- Q. 理由 (400)
-
A.
私は「色」に強いこだわりを持っている。 私の研究室では毎週実験の進捗報告があり、日常的にスライドを作成する。その際、文字の色を変更することがある。パワーポイント上部の色の一覧から選択するだけという非常に簡単な操作で完了する。 しかし私は、RGB値を設定し自身で色をカスタマイズする。例えば赤の代わりに「スカーレット(緋色)」を採用する。この色はアメリカ文学の「風と共に去りぬ」の主人公スカーレットを想起させる。彼女は非常に前向きで、エネルギッシュである。そのため、単なる赤色ではなく緋色を使うことで、私のモチベーションを上げてくれる。 また、「檳榔樹黒(びんろうじぐろ)」という色も頻繁に使う。紋付袴では最高級の色とされ、青みがかった上品な黒色が特徴である。見るだけで、不思議と豊かな気分になる。 このように、ありふれた日常にもささやかな楽しみを添えてくれるのが、私のこだわる「色」である。 続きを読む