【未知の技術への挑戦】【20卒】大王製紙の夏インターン体験記（理系/機電系インターンシップ）No.5010（筑波大学大学院/男性）（2019/4/12公開）

地元の企業であり，大学卒業後はUターンでの就職を考えていたから．化学系の会社だが，機電系のバックグラウンドを活かした仕事ができることを知ったので，この機会に実際に会社を見学し話を聞くことが大切だと感じたし，チャンスだと思ったから．

特に準備と言うほどでもないかも知れないが企業研究と自己分析は徹底した．メインの児部署ではないので，その中で働く上でどんなことが聞きたいかを考えた

会社説明会，社員座談会，企業研究

1日目にやったこと

工場見学を行いました．四国中央市に工場拠点がたくさんあるので，パルプ工場，おむつ工場，製紙工場などいろいろなところを人事さんと二人でタクシーにのって見学しました．その行く先々で配属社員さんと座談会を計三回行いました．最後に本社に戻り，同じ機電系の社員さんとキャリア相談を行いました．

なし

田舎の企業と言うこともあり，院卒（だったかな？）の社員は経営幹部候補として採用を行っているとの説明をいただきました．特に一日通して選考や課題があったというわけではなく企業理解や企業説明を一日にまとめただけだよとの言葉もいただきました（５日間コースではなにをやっているんでしょうね？）

わたしひとりしかいないとは思っていなかったので，どうやって一日過ごそうかをずっと考えていました．人事さんもタクシーでずっとつきっきりだったので，お互いに相当なプレッシャーだったと思います．幸いなことに工場見学では多くの発見や質問したいことが見つかったので，事なきを得ました．

製紙工場はとても臭くて熱いです．作業員の方々はみな半袖になって作業をされています．かと思えば他の工場は快適な環境も合ったりして，製品特性によるのは当然ですがなかなか働くとなると体力が必用だなあと言うことがわかりました．社員さんも四国らしいのどかな雰囲気で，都会の就職よりもずっと気楽に働けるイメージが持てたのはよかったです．

私は化学専攻ではないので，正直紙の製造とかパルプの話とかはよくわからなかったので無理に違うことを知る必要は無いと思いました．けれども実際の工場において機電系がどこで働くのか，どこで情報システムを統括しているのかという質問を用意しておいたことは良かったと思いました．

実際に工場で働くということ，機電系としてプラント（？）のなかで働くと言うことがどんなことかがわかった．地域に根付いた産業であり，地域のみなさんとどのように関わっていかないといけないのか（たとえば地域の伝統行事に合わせて仕事をくまないといけないとか）そういうことがわかって，できそうだなと感じました．

田舎の企業なのでそこまで人を募集していないのかも知れないと感じました．機電系のなかでも特殊な専攻なので，求められているスキルと合致しないかも知れないという不安は終わった後に感じました．働けそうだなと思う反面，企業が私に求めているものもかなり高いと感じ，背反した感情になりました．

実際に働く現場をみることができたので，具体的に働いている自分をイメージできたことが大きいです．またパルプをつくる過程で電力をまかなう発電設備をもっていたりと，強電ユーザにはなかなか面白い仕事環境であると思いました．わたしはまだ強電に振り切るかきめあぐねていたので，即断はしませんでした．

インターンシップ参加後の今後のフローとして，段階ごとに選考免除のお達しをいただきました．段階ごとにとは，あまり詳しく書けませんが学校からいただけるアレの有無で最終選考から開始という選択肢もありました．

メーカーは特に分野は絞らず総合電機や自動車，半導体製造装置など幅広くいろんなものをみていました．東京で働くならwebベンチャーが良いと思ってメガベンチャーや小さなwebベンチャーまでおもしろそうな会社には片っ端からインターンに参加していました．製紙メーカは結局こちらの企業さん以外には参加しませんでした

かなり厚遇していただいたので，とても良い社員さんに出会えて良かったと思いました．実際の業務内容も，機電系として工場で働くことのイメージが持ててよかったです．ただし地元で働くのも悪くないなと思った反面，正直もう少し都会で働いてからでもいいのかなとおもいました．長閑な反面，もっとガツガツはたらきたいのかもしれないというわたしの気持ちに気づきました．