
23卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私は鉄の腐食に与えるリンの影響について研究を行っています.リンは粒界に集まりやすく(偏析),粒界腐食を引き起こすことが知られていますが,詳細は未解明です.私の研究では結晶方位差に注目して粒界腐食への影響を調査しています.結晶方位差とは隣り合った結晶粒の原子配列の向きの差のことで,粒界腐食や偏析と密接な関係があります.最終的には,リンの偏析に伴う粒界腐食挙動を解明することを本研究の目標としています. 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は計画的に行動し,かつ不測の事態にも柔軟に対応することができます.私は半年間にわたって,院試に向けた勉強と新入生のサポート活動を両立していました.サポート活動はチームで取り組んでおり,週に一回のミーティングで活動の方向性を定め,チーム一丸となって活動しました.また,勉強を疎かにしないために,試験日から逆算して長期的な勉強の計画を定めました.そして,一週間あたりのタスクとその優先度を決め,サポート活動の合間に取り組みました.その結果,院試は高得点で合格し,サポート活動でも高い評価を得ることができました.また,卒業研究では計画的に実験していましたが,実験装置の故障によって実験できない期間が生じました.その時は,可能な限り実験を進めるために代替手段の検討や実験準備,さらに文献調査や資料作りなど実験以外のことに取り組みました.そして,修理後は他の学生と実験装置を使うスケジュールを相談し,効率的に実験を進めた結果,当初の計画通りに完了することができました.業務を行う上でも,このように計画的にタスクをこなし,トラブルに見舞われた際も柔軟な対応力を発揮することで,貴社に貢献したいです. 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
飲食店のキッチンスタッフとして3年間アルバイトをしたことです.私は,この活動を通じて周囲の人と協力することの重要性を強く感じました.きっかけとなった出来事は,料理の提供が大幅に遅れてしまい,お客様からクレームが入ったことです.この失敗の原因は,1)一人で仕事を抱えてしまったこと,2)提供時間を意識していなかったことの二つです.1)では,私は自分の持ち場は一人で完璧にこなすべきだと思っていました.しかし,他のスタッフからお互いに助け合うべきだと声をかけられたことで,以前までの考えを改め,積極的に協力を求めるようにしました.2)では,お客様の立場で考えてみると提供時間が満足度に直結していることに気づきました.そのため,常に注文が入った時間を頭に入れながら調理するようにしました.この経験から,一人で問題を抱え込むのではなく,周囲の人に助けを求めることと相手の立場になって考えることの重要性を学びました.その後キッチンをまとめる役割を任された際には,この学びを活かしてスタッフ同士が連携して作業を行えるように,積極的にコミュニケーションをとり,チームのメンバーに適切な指示を出すことを心がけました. 続きを読む