【18卒】スターフライヤーの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3926（早稲田大学/男性）（2017/12/12公開）

学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容/自己PR/学生時代に最も打ち込んだこと/あなたはスターフライヤーらしさの実現のために、どのような行動をしたいと思いますか。/航空運賃でどのような割引運賃があったら「話題性」「収入増」につながると思いますか。

スターフライヤーのリクルーティングサイトや安全報告書を熟読しました。本当はOB訪問もしたかったのですが，あいにく連絡先がわかりませんでした。OB訪問は出来る限りやるべきだと思います。

首都圏でスターフライヤーの知名度を高めるのにどのような施策をしますか？

とにかく積極的な発現をすることと，斬新なアイディアを出していくことが大切であると感じました。同じグループの方で，斬新なアイディアを出していた人は内定をもらっていました。

元気な声ではっきりと受け答えすることが大切です。選考の内容などにも簡単に触れられましたが，総合職ではそれほど重視はされていないと感じました。

年齢が高い方が多く，最初こちらを見てもいなかったので少々緊張してしまいましたが，話してみると良い人ばかりでとてもよい雰囲気で話ができました。

大学時代に頑張ったことを離してください。

大学時代は部活動の副将としてチームを全国大会へ導きました。私自身はシーズンの途中で怪我をしてしまい残念ながら大会選手として部活動を全うすることが出来ませんでしたが，自分が活躍できないからと途中で投げやりな気持ちにならず，マネージャーとして最後までチームの一員として努力を重ねました。最終的に選手達が全力を尽くしてくれたおかげでチームは全国大会へ出場することができましたが，そのときに監督やチームメイトから感謝の気持ちをたくさんもらったことが今でも印象に残っています。スターフライヤーでも思うように仕事が進まなかったり壁にぶつかることもあるかと思いますが，さいごまで挫けない強い心をもって仕事に取り組んでいきたいと思います。

スターフライヤーでどのような仕事に取り組みたいとおもいますか？

技術者となって運航を支えたいと思います。説明会に足を運ぶことは出来ませんでしたが，安全報告賞やリクルーティングサイトをくまなく調べる中で，スターフライヤーがお客様に感動をお届けすることをモットーに顧客満足度の向上に勤しんでいることを知りました。その満足度を支える大切な要素のひとつが機材の質と定時運航に代表される運航の質であると思います。これらは飛行機に乗るお客様からは中々目に見えない部分ではありますが，スターフライヤーの感動という価値を支える上でとても大切なものであると思います。大学時代の研究を活かして機材の質や運航の質を高めることで，縁の下の力持ちとしてスターフライヤーの感動と何よりもお客様の安全を支えていきたいと思います。

自分は九州の出身ではなかったので，地元と紐付けて志望動機や入社意欲を示すことが出来ませんでしたが，逆に先入観がないことを活かしてどのような施策がスターフライヤーの価値を高め，九州という土地の価値をも向上させていくのかよく考えました。そのような協調姿勢が評価のポイントであったように思います。

面接に社長が来るということで非常に緊張しましたが，とてもおおらかで感じがよい方で何の気負いもなく話をすることができました。いまでも良く覚えています。

安全報告書は読んでいただいていますか？それを見て何を感じましたか？

安全報告書は拝見させていただきました。スターフライヤーという会社は比較的歴史の浅いエアラインですが，スターフライヤーで働いている方々は他のエアラインでご活躍されている方々と比べても揺るぎない安全意識を持って仕事に取り組んでいらっしゃると感じました。他のエアラインと比較しても低価格の運賃で運航を実現していますが，その低価格を実現する上で機材の品質や整備コストをいたずらに低下させるのではなく，最新の機材を揃え運航の効率を高めることで実現していることが印象的でした。入社後は技術者として運航に携わっていきたいと考えていますが，安全を何よりも重視すると共に，効率のよい運航とはどのようなものであるのかを良く考えながら仕事に取り組んでいきたいと思います。

スターフライヤーの魅力を高めるために，どのような運賃制度や運航をしてみたいと思いますか？

お客様が「九州に行きたい！」と感じるような特典つきの運賃制度を導入したいと思います。スターフライヤーは九州に拠点を持つエアラインです。同じく九州に拠点を持つエアラインはソラシドエアーをはじめいくつかありますが，私はそれらの「地場エアライン」や地元の観光業者や商店街の皆様を巻き込んだ「九州味わい尽くしスタンプラリー」を企画してみたいと思います。スターフライヤーの感動は，決してキャビンだけに留まらないと思います。九州全体を巻き込んだ一大プロジェクトに紐付けた割引運賃を運用することで，スターフライヤーだけでなく九州そのものの価値も向上すると思います。九州という場所の価値を高めることこそ，スターフライヤーの価値を高めるうえで欠かせない取り組みであると思います。

説明会やインターンシップへは参加することが出来ませんでしたが，選考のうえで問題にされたことはありませんでした。むしろ限られた資料や情報からスターフライヤーの目指している姿を探り，自分の能力や個性でそれにどう貢献することが出来るのかを真剣に考えることが大切であると思いました。

自分は出来ませんでしたが，OBOG訪問は可能な限り取り組むべきであると思います。インターンシップなども開催されているようなので，積極的な参加をお勧めします。自分が取り組むであろう仕事や将来像がわからないとESでも面接でも実のある受け答えをするのが難しいと思います。実際の面接でも，正解ではなく自分の頭で考えたことを素直に伝えている人が内定をいただいているように感じました。自分ならどうするのか？手足を動かして情報を集め，自分の頭できちんと考えることができる人が好まれると思います。

グループワークをした際に感じたことですが，積極的に発言をして自分の意見を主張する人か，それほど口数は多くないが斬新で実のあるアイディアを出せる人が内定をもらっているように思いました。どちらも自分の考えや気持ちを素直に表現できるという共通点があるともいます。その点がグループワークでは特に重視されていると思いましたし，最終面接の質問でもよく見られているポイントではないかと思います。

最初の面接は集団面接ですが，他の人の話すことに一喜一憂しないことが大切であると思います。最終面接では社長さんと直にお話しする機会がありましたが，学生の持っている能力や実績ではなく，各々の個性を重んじているようになんとなく感じました。ガツガツしすぎて余裕をなくしたり，逆に引っ込み思案になって自分の気持ちを表に出せないのは良くないと思います。素直な自分で挑戦することが大切であると思います。