【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】転職二年目の人事部長【面接の雰囲気】凄く気の楽な面接で、面接官の方が「前職ではリクルートで働いてたんですけど、今の会社の方が裁量権がありそうだなって」とアイスブレイク代わりに転職理由を教えてくださいました。初めに30分ほど企業説明の復習みたいなものが入って質問タイム、そこから雑談のように志望動機を聞いていく流れでした。【5年後、10年後はどのようになっていたいと思いますか?】まず5年後までには、プログラミングの技術をしっかりと身に着け、技術で同期や同年代のトップのシステムエンジニアになりたいです。具体的には現場では自分の仕事をしっかりと熟すことは勿論、後輩や周囲に技術的な助言が出来るような立場になっていたいです。これは人に教えられてこそ真に技術が身についている、と考えているからです。次に10年後には、システムアーキテクトとしてプロジェクトマネージャーやITコンサルタントと肩を並べ、設計の部分からシステム構築に関わりたいと考えています。御社はベンダー企業との信頼関係の下システムにおける裁量権も大きいため、高い技術を持つこととシステムの根幹に関われること、その2つの両立ができることがとても魅力的に感じているためです。【社会学(専攻)はどのように将来に生かせると思いますか】社会学はシステムエンジニアに重要なコミュニケーション能力の助けになります。まず、心理学が個人を見る学問だとすれば、社会学は集団を見る学問といえます。ですので、社会学をやっている私たちは集団、つまり会社などの人々の集まりを4年間研究し続けたことになります。そして、一つには社会学では、経済学のようにデータが力を持ち、数的、質的なデータで相手を納得させる力が鍛えられます。これはコミュニケーションにおける「伝える力」です。次に、社会学ではマイノリティをはじめとした、様々な人々の立場からものを考える力が鍛えられます。これは自分の先入観などを抜きにして相手の言葉に耳を傾ける「聞く力」の重要な土台になります。これら社会学の力で、私は将来、ただ作るだけではなく、クライアントの言葉に耳を貸し、提案できるエンジニアになりたいと考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】一次面接時には企業の方も「説明しきれてない」と感じる部分があるようで、多くの質問をすることで意欲が見せられたと感じられました。「もし働くことになったら」という前提で話すことで、受託企業ならではの「仕事のない期間の過ごし方」など、パンフレットや企業説明にはなかったような話がここで多く聞けたと思っています。勿論相手の質問に答えることも大事ですが、ほとんどが此方からの質問による会話だったように思えます。その場で履歴書に「一次面接通過」と記してもらったことがうれしかったです。
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