- Q. 志望動機
- A.
中部電力株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒中部電力株式会社のレポート
公開日:2020年7月22日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 京都大学大学院
- 内定先
- 入社予定
選考フロー
企業研究
・冬のインターンに参加したこと。3日間いろいろな社員の方とお会いして、話を聞いて勉強になった。
・夏に他社のガス会社のインターンに参加したこと。その企業との共通点や違い、電力ガス、エネルギー業界全体での課題や将来性などを理解できた。
・商社のエネルギー関連の社員にOB訪問したこと。もう一つ上流の商社マンの立場から、電力業界についての知見や業界の情報を聞くことができて参考になった。
・日経新聞の電子版を購読したこと。電子版ならではの検索機能をフルに使って、中部電力に関する情報や、競合他社の情報を収集した。
・株式のIR情報などを読み、他社と比較して会社を研究した。今後の将来性と社員が話さないであろう課題を見つけようとした。
志望動機
・インフラ業界を志望している。理由は大きく2つ。1つは、人々の生活になくてはならないものを供給することで、世の中に対して価値を届けたいと考えていること。2つは、影響力が大きいビジネスに携わりたいこと。特に電力ガスのエネルギー業界は、中学生時の東日本大震災のニュースを見て、将来、エネルギー業界で働きたいとぼんやりと感じていた。
・その中でもなぜ中電?
→実際にインターンに参加して、社員さんの想いにふれ、その社員と一緒に働きたいと思ったから。
→自分の出身が東海で、地元の人々のために働きたいと思ったから。
また、JERAは日本一の火力発電事業会社で、今後の成長が見込まれるし、エネルギー業界全体を見据えているところが魅力であった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の志望動機を論理的に、経験を踏まえた上で話せたこと。
組織での自分のポジションをうまく表現して伝えれたこと。
面接の雰囲気
優しそうな人だった。相槌を打って話を聞いてもらえて、話しやすかった。何でそうなったかは覚えていないが、ジョークを言い合って盛り上がった記憶がある。
1次面接で聞かれた質問と回答
部活でのチームでの役割はなんですか?
副キャプテン、副会長など、様々な副〜〜を経験してきた。
これはキャプテンになれなかったからではなく、自分がそのポジションを志望したし、そのポジションで自分の能力を発揮できると考えていたからだ。参謀、軍師のようだ、のようになりたいと考えている。熱い思いを持ったキャプテンのもとで、チームがどのような方向に進むべきなのか、その方向に進むに当たってどんな戦略で臨むのかを考えるのが好きだし、それを伝え、進めることでチームに貢献してきた。おそらく、チームのメンバーからもそのような評価をもらえると思っている。
御社から内々定を頂けて、入社できれば、このような組織の立場で仕事をしてリーダーの右腕となって働けるようになるのが理想である。
聞きたいことはありますか?
JERAに変わってよかったこと、悪くなったことを教えてください。また、面接官の将来のビジョン、夢があれば教えてください。
→JERAでよくなったことは、東電の火力部門とつながったことで、業界最大手になったため、影響力が強くなった。また、東電が持っていた、情報やノウハウが合わさったことにより、より優れた技術が生まれやすくなった。悪くなったことは特にない。東電の福島の原発の補償とも完全にきり離されているため、その不安はない。
→将来の夢は、2つある。ひとつが日本のそして世界のエネルギーの安定供給、エネルギーの課題を解決すること。2つ目が、これから会社を担う若手や新入社員が活躍できる環境を整えること。
との思いを聞くことができた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
しっかりと業界研究をして、電力業界、エネルギー業界を理解していること。
志望動機を論理的に話せたこと。
面接の雰囲気
少し硬めな印象の役員と、体育会出身だなと感じる部長の二人だった。高校野球でどこに勝ったの?誰と対戦した?などフランクな話もした。
最終面接で聞かれた質問と回答
商社と中電の違いはなんですか?
(1次面接で、第一志望ではなく、商社や鉄道と迷っていると濁していたため、商社がやるビジネスと中電がやるビジネスの違いについて聞かれた。)
違いは大きく2つある。一つはどの段階の海外ビジネスをするかだ。商社はまだ、発電所がないようなところに発電所を作るような0から1のビジネスも行うが、中電(JERA)は今ある火力発電事業の改良や増産を行うことが多いことがあげられると思う。これにより、どの地域でビジネスを行うかも変わっている印象で、割と発展途上国の中でも発展している国でのビジネスが多いと感じた。
もう一つは、どのアプローチから攻めるかである。商社はトレード先や他の業界のつながりを活かしたビジネスが基礎だが、中電は高いオペレーションの技術を用いて行うのが違いだと思う。
中電の違う部署ではなく、JERA(火力部門)を志望した理由は?
理由は大きく2つあります。1つ目はこれから成長する可能性のある部門で働きたいからだ。
エネルギーソリューションの所と迷っていて、エネルギーソリューションの方の話も聞きに行ったが、今の顧客をどう離さずにいるか、他の新電力に負けずに契約を続けれるのか、またそれをそのプロセス全体のソリューションとして付加価値をつけることで中部電力としての価値を見出すとの話であった。このようにレッドオーシャンでもがくのではなく、ブルーオーシャンで、成長、チャレンジできるところで働きたいと感じた。2つ目は、会社の企業理念の違いである。安定的な供給を続けるだけではなく、エネルギー問題を解決していこうという大きな規模感を持っている部分も魅力に感じた。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
他の選考を辞退するように言われた。また、研究室の教授からの推薦をもらうように言われた。
自身の専攻では教授の後出し推薦は出せない、出さない決まりであったのに、色々連絡を取らされ面倒であったし、古い体質の会社だと感じた。
内定に必要なことは何だと思うか
インターンに行っていたので、優遇があり3月の下旬には内々定をもらった。
インターンでは自分の能力がうまく伝わるように振る舞った。インターンでの活動内容が大切だと思う。
志望度に関しては、第一志望ではないと言って内々定を頂けたので、あまり関係ないとは思う。
学生時代頑張ったことと、自己分析した内容をしっかりアウトプットできるかどうかが大切だと思う。過去の経験を踏まえた上で、なぜ、どうやって〜など具体的に話せると信憑性が増す。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定をもらった人にも、選考に落ちた人にもあったことがないので確実なことはわからない。
ただ、自分としては、自信を持って面接に臨むこと、面接官に一緒に働きたい、部下にしたいと思ってもらえるように振る舞うことは意識した。
内定したからこそ分かる選考の注意点
私の大学の専攻は後出し推薦を書かないという決まりになっているため、まだ逃げ道はあったが、通常、教授推薦を出すのが必須になっている。教授推薦を出さないといけないのは、内々定者を過度に拘束するものであり、非常に印象が悪い。しかも3月下旬なんてまだ他の選考も始まっていないので判断できかねる。それを踏まえた上で選考を受けるべきである。
内定後、社員や人事からのフォロー
教授推薦と教授の連絡先、選考の就職担当者の連絡先を教えるように言われた。
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中部電力の 会社情報
会社名 | 中部電力株式会社 |
---|---|
フリガナ | チュウブデンリョク |
設立日 | 1951年5月 |
資本金 | 4307億円 |
従業員数 | 28,374人 |
売上高 | 3兆6104億1400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 林欣吾 |
本社所在地 | 〒461-0006 愛知県名古屋市東区東新町1番地 |
平均年齢 | 43.4歳 |
平均給与 | 854万円 |
電話番号 | 052-951-8211 |
URL | https://www.chuden.co.jp/ |
採用URL | https://saiyo.chuden.jp/ |